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唐澤塾
唐澤豊が情報通信技術+経営術+人生術+創造性を中心に一期一会を追求する私塾
インテル中興の祖「アンディ・グローブの世界」はお勧めです
加茂純+大谷和利 著 インテル中興の祖「アンディ・グローブの世界」 同文館出版 発行 を読みました。

Andy Grove World

私も在職中には何度かアンディーとはやり合ったことがあり、この本にも書かれているように、私はナショナリストだというレッテルを貼られて、それが払拭されることは無かったように思います。

それでも、品費・信頼性の議論の中で「氷山の一角」という言葉を英語で説明しながら話した時には、目を輝かせて興味深く聞いてくれたことは鮮明に覚えています。

彼がインテルでやって来たことの良い点はこの本に色々と書かれていて、変化の激しい情報通信業界で、これから起業しようとする人、経営者を目指す人、社内改革を目指す人、今の会社の上層部に不満を持ち、転職を考えている人などには、経営者はどうあるべきかを示すものだと思いますから、お勧めです。そして、この本の中にも書かれているように、他の業界でも、インターネットにより激変することが予想されるので、どの業界にも通じる経営の教科書になり得ると思います。

今、政府主導で「働き方改革」が叫ばれていますが、私から見ると、日本企業が今やっていることは、ITツールの開発や導入など、表面的なことばかりで、それでは本質的な生産性向上には繋がらないと考えています。
1990年頃にも「ホワイトカラーの生産性向上を!」ということが叫ばれていましたが、あれから30年になろうとしていますが、日本の生産性は諸外国に比べると、低下の一途です。いわゆる「失われた30年」になっている訳です。
もっと本質的なところまで踏み込んで、日本の常識とか商習慣だとか言っているものを打破しないと革新的な生産性向上は見込めないでしょう。いつまで、紙の稟議書にハンコを押すようなことを続けるのか?それを単にデジタル化すればいいと思っているのか?それでは1.5倍にはなるかも知れないが、アンディーの言っていた、10倍にはならないでしょう。
こうした点についても、アンディーがやって来たことは非常に参考になると思うので、この本は「働き方改革」を考えるひと、携わる人、推進する人にとっても必読書です。

インテルが品質・信頼性で低迷していて、品質改善運動を始めた時の最初の上層部のトレーニングに、私も参加し、アンディー他、半数くらいの副社長や事業部長が居るところで、UCバークレーの教授が、トヨタとGMの合弁会社で如何に品質を上げたか?という調査報告を聞いたアンディーは「そんなこと言ったって、売れない車の在庫を増やしているだけで、経営は悪化しているだろ?」というコメントをして一同、びっくりしたことがあり、おお、成る程、言われてみればそうだと感心したことを強烈に覚えています。売れる車を設計することと、品質を上げ、生産性を上げることとのバランスが重要だということですね。

強いて彼のやって来たことで、問題点を挙げるとすれば、後継者を育てるという点においては、結果的に必ずしも成功したとは言えないと私は考えています。
この本にも書かれているように、インテルはメモリー中心のビジネスからマイクロプロセッサー中心にシフトしましたが、そうなると、それまでにマイクロプロセッサーを押し上げて来た副社長が次期社長になるのは当然と社内では見ていましたが、コンピューターには疎かった彼は、マルチメディア事業にも進出すべきという副社長には反対でしたが、首を掛けてもやるか?と聞いて、そこまで言うならやってみろと、失敗を見越してやらせたという噂でした。
そしてその副社長は引責辞任しました。
アンディーの後を継いだのは、品質管理の専門家、経理の専門家で、在職中に、議論したことのある人ですが、社長としては、どうかな?という人たちでした。

その後の社長は若い頃、アンディーに見初められた人のようですが、私は一緒に仕事をしたことがない人たちなので、彼らの資質はわかりませんが、結果論からすれば、イマイチだったように思います。
その理由は、昨年の売上ではとうとうサムソンに抜かれてしまったのですが、もっとやりようはあっただろうと思うからです。

サムソンにしても、ここまで成長した発端は、インテルがメモリーで日本企業に攻勢を掛けられて、厳しくなった時「敵の敵は味方だ、だからサムソンを助けて強くするんだ」というメモリー担当副社長の意見で、1985年頃から、インテルの技術者を送り込み、技術供与して、メモリー事業の立ち上げを強力に支援したのです。
これに対して、我々、インテル・ジャパンの人間は、そんなことをしたら、将来は絶対しっぺ返しを受けることになるから、止めた方がいい、と言ったのですが、聞き入れられませんでした。
そしてサムソンの躍進が続き、メモリーだけではなく、半導体の総売り上げでインテルを追い越すことになったのです。
その間、約30年です。

アンディーの言葉で、私が思い出すのは;

Quick or dead!(短期決断、さもなくば亡ぶ)
Our competitors are ourselves!(我々の競合は我々自身だ。トップを走っている企業の最大の敵は自分自身の慢心だ。)
Only paranoia survives!(パラノイア的な企業だけが生き残る。)

といったところですね。

そして、インテル・ジャパンを立ち上げた社長・副社長からよく聞かされたことは;

「アンディーからは、生産性を上げる方法は学生の時にカフェのバイトをしていた時の経験が基になっているんだ、それで私は店長になったんだ、と言って、タバコを取り出して、テーブルの上に並べながら説明してくれたよ」
「朝のカフェのお客は皆急いでいるから、如何に早く注文されたをもの出し、お客の回転を早くするかで、売上が増えるんだ。そして、殆どの注文は、コーヒー・トースト・目玉焼きだから、調理時間の長いものから調理するんだ、それは、半導体の工場でも基本は同じだ、と言ってたよ」

ということで、素人にも解りやすく説明することは上手だったように思います。

唐澤豊@唐澤塾

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【2018/08/30 12:41】 推薦図書 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
半減期約1570万年のヨウ素129がフクイチからヨウ素131の31倍の量が放出された
今頃こんな情報が出て来るなんてびっくりです!

皆さん、知ってました?ヨウ素129は半減期約1570万年、フクイチからはヨウ素131の31倍の放出量だったといった情報が事故直後には既にあったのに、大きく報道されなかったのは大問題ですよね?

こんなに長い半減期って、ほぼ永久的に放射線を出し続けるということです。
今から1500万年前って、猿人さえもいなかった訳ですよ。猿人の出現は300万年から400万年前くらいということですからね。
これから1000万年後に人類は生存しているんでしょうか?少なくともこのままの状態では日本人は絶滅しているのではないかと思います。

しかも、米国では、多分、米軍の測定データを元に、事故直後に知っていたということです。また福島医大はこれを知って調査をしていたけど、日本語で情報を発信していたのか、海外向けに英語だけで発信していたのか不明です。
少なくとも、日本のマスメディアはこのことを報道していなかったですよね?

文部科学省は2012年1月24日に「福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の分布状況等調査について」という発表資料の中で、ヨウ素129の調査を実施中と発表していたようです。

フライデーは2014/3/7号で、福島医大の悪名高き山下は、被災者にヨウ素剤を配布する必要は無いと決定したが、身内だけにはヨウ素剤を配布していたことを報じていました。
フクイチ事故の対応で極悪非道の人間の中で最悪な山下は極刑に処するべきで、他の国でこんなことをすれば、民間リンチに合うのではないかと思うくらいです。

以下は
「1060.ヨウ素剤を身内だけで内服していた福島医科大学(院長の独り言)」
より

・フクシマ事故直後の福島県立医科大学では、ヨウ素剤をいち早く配布・内服していた。
・日本全国からヨウ素剤を100万錠以上集めながら、三春町をのぞきほとんどすべてが廃棄された。
・鼻血を起こす被爆はなかったと言うが、それならなぜ自分たちだけヨウ素剤を内服していたのか。
・フクシマは「安全」だと主張している人間達は、つねにその言葉とは真逆の行動をとる。
・鼻血騒ぎで「風評」を連呼するのは、いったい誰を利するのか。

【以下抜粋】

身内だけには配っていた

 だが医大内部資料によると、医師たちは秘かにヨウ素剤を飲んでいた。医大は、県から4000錠のヨウ素剤を入手。ー号機が水素爆発した3月12日から配り始め、多いところでは1000錠単位で院内の各科に渡していた。しかも、医療行為を行わない職員の家族や学生にも配布。資料には「水に溶かしてすぐに飲むように」と、服用の仕方まで明記されているのである。


http://www.asyura2.com/14/genpatu37/msg/751.html

ヨウ素129関連情報を辿ると、Arjun Makhijani氏が2011年3月13日の時点で書いた「福島第1原発事故のこれまでに判明した事実、分析と今後に起き得る可能性」という情報があり、米国ではこの時点で警告し、その後、福島医大は同年3月には近くの葉物野菜から119万ベクレル/Kgを検出していたとのこと。
また同氏はこれを元に、フクイチ事故はチェルノブイリを上回る大惨事と、事故直後のこの時点で警告を出していました。

それに、3千8百万ベクレル/KgがF1から59Kmの葉物野菜から検出されたという情報もあり、かなりの距離まで飛散したこと、植物は大量に吸収していることを示している訳です。

https://www.agreenroadjournal.com/…/38000000-bqkg-radioacti…

また、下記のような情報もあり、使用済み核燃料の管理は10万年とかいった話ではなく、1千万年を超えるものである、ということから、やはり原発は人知を超える化け物であり、やってはいけないものだということを改めて思い知らされるものです。

「ヨウ素129(半減期1570万年)はテクネチウム99(半減期22万年)とともに、使用済み燃料が数千年保存されたあとの放射能の大半を占める。また、使用済み燃料で非常に厄介なのは、超ウラン元素であるネプツニウム237(半減期200万年)、プルトニウム239(半減期2万4000年)。これらの高放射能核廃棄物を安全に生態系から隔離するには、高度な管理が必要になる。」

「ヨウ素131など、短命の放射性核種の量は[福島のほうがチェルノブイリより]少ないだろうが、セシウム137、ストロンチウム90、ヨウ素129などの長命な放射性核種の存在のために長期的には問題がより大きい。これらの放射性核種は、原子炉の中よりも使用済み燃料プールにより多い量で存在する。それを考えると、日本の関係者が使用済み燃料プールの問題についてほとんど触れていない、というのは驚きである。」

2012/3/17
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2012/03/blog-post_17.html

「基準値超の放射性物質検出、福島 トリチウム以外、長寿命も」~東京新聞 2018年8月19日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018081901001549.html
AI(人口知能)は人間を超えるか?
以下の投稿が日本躾の会の会報「ふれあい」#370、2018年7/8月号に掲載されました。

AI(人口知能)は人間を超えるか?

話しかけると質問に答え、情報を提供し、音楽を再生してくれるといったスマートスピーカー(AIスピーカーとも言います)が売れ始めているようです。

これは音声認識技術と音声合成技術を使って利用者と対話し、話しかけた内容を分析・整理し、AI技術を使って過去に蓄積された大量のデータ(ビッグデータと言います)から答えを探し出して回答するといったことをやっている訳です。

皆さんも、囲碁や将棋で名人も負かせてしまうようなAI技術を使っている賢いスピーカーなのだから、利用者がご主人様なのか、悪用しようとしている他人なのか、などはちゃんと区別できるだろうと思いますよね?

ところが、市販されているものを使って、人間の耳には聞こえないような周波数の音で、疑似的な言葉を発信して実験してみたところ、ハッキング(所有者個人のスマホやパソコンに侵入して個人情報にアクセスすること)ができてしまったというニュースがありました。この試験を発案し、学生たちと一緒に実験してみたのは日本の私立大学の若手教授でした。

こうしたスマートスピーカーを開発・販売しているのは米国を中心とする情報通信分野のトップ企業ですが、このニュースを聞いて、直ぐに対策を取り始めたそうです。しかし、この先生の話では、まだまだセキュリティー(安全性)は甘いとのことです。

ここで言えることは、AI技術は開発が始まったばかりで、囲碁や将棋のような、ある分野に特化したものは、人間よりも賢くなったとは言えるのですが、汎用のAIは、まだまだ始まったばかりで、人間でなければ出来ない知的創造活動は、今から何十年先でも人間を超えることはできないだろうと私は考えています。

新しいものをデザインするということはどういうことかと言いますと、既成の概念・観念を打破し、今迄なかったものを創出することです。それは多分、コンピューターには出来ないと思います。

その理由は、AIと言っても今の技術は、大量の過去データを読み込ませ、分析・整理しているだけで、何も無いところから全く新しいものを創造している訳ではないからです。BGMにするような音楽なら、今迄でも作曲することは出来ていますし、マニュアルとか解説書のレベルであれば、文章を書くことも可能でしょう。しかし、聞く人を感動させるような音楽を作曲したり、売れる詩や小説を書いたりすることは、まだ出来ていませんし、しばらくは無理だと思います。但し、簡単な仕事はどんどんAIとロボットに置き換えられるでしょう。


お陰様とお互い様
以下の投稿が日本躾の会の会報「ふれあい」#370、2017年11月号に掲載されました。

お陰様とお互い様

神戸のマンションで、住人の一人の母親が「子どもには知らない人に挨拶されたら逃げなさいと教えているので、マンション内では挨拶禁止にして欲しい」という要望があり、管理組合で協議した結果賛成多数で可決したとのこと。
社会生活の基本は挨拶からであり、子どもに人を見る目を持たせるためには挨拶はさせて、その反応で判断するように教えないと、逃げたら知恵や判断力が育たない。

初めて渡米した時、ホテルの駐車場と部屋との間を歩く時に敷地内で出会う人には、必ず向こうから「ハーイ!」とにっこり笑って挨拶された。それはショッピングセンターや会社やエレベーターの中でも、やはり同じだった。相手が若い美人の女性だったりすると、最初は、ちょっとドキッとして、こちらも戸惑いながら、小さな声で「ハーイ!」と返すのが精一杯だった。

どうしてそうするのか理由を会社の友人に聞いたところ、米国は銃の所持も自由なので、常に危険が伴うため「私はあなたの敵ではありませんよ」という意味で誰にでも「ハーイ!」と挨拶するのだとのことだった。それで目を逸らせる人や挨拶をしない人は「怪しい不審者」かも知れないという自己防衛上・防犯上の理由からだった。

以前住んでいた柏市では、登校時に家の周囲の掃除などをしていると、知らない小学生が元気よく「おはようございます!」と挨拶するので「おはよう!いってらっしゃい!」と返していた。学校の行き帰りに地元の大人たちに挨拶をするように小学校では指導しているとのことで、少子化で集団登下校もままならない中、不審者の出没も絶えないので、住民と小学校とが一体となった防犯体制である。

このマンション挨拶禁止令の件は、日本では昔からある「お陰様」という、自然や社会から受ける利益や恩恵に感謝するという概念が薄れてしまい、自分ひとりで生きているという身勝手な傲慢さが広がってしまった結果だと思う。

他にも、学校で給食を食べる時「頂きます」と言わせるのは、子どもはお金を払った客であるのだからおかしいとか、満員電車にベビーカーを持ち込むのは邪魔だとか、赤ちゃんの泣き声がうるさいとか、幼稚園を建設しようとしたら、子どもたちの声が迷惑だから反対だといったことが話題になったが、これらは社会で生きていく上で多少の迷惑は「お互い様」ということが忘れられて、自己中心的な大人が増えてしまったからだと思う。

お陰様、お互い様、頂きます、勿体ない、など良い日本語は伝承して行きたいものだ。


妻の49日
蓮B@不忍池LR

今日は先月末に他界した妻の49日です。

故人の遺言により、通夜、告別式はせず、親戚や友人・知人にも知らせず、日曜日に納骨を終えましたが、納骨式はせず、親族だけで納骨・墓参りをしました。
49日も特別な法要をする予定はなく、ひとりで冥福を祈ります。
大学生の途中まではテニス一筋でしたが、結果、椎間板ヘルニアになり、辛いことも多かったのでしょうが、その後は自由奔放に生きたと周囲の人や友だちには映ったことだろうと思います。
昨年初秋にガンのステージ4と診断されてからは、治療はせず、緩和ケアだけで、痛みに耐える日々だったと思いますが、潔く天命に従うという気丈さで、最後は天寿を全うしたように苦しむこともなく、静かに息を引き取りました。

合掌
躾は能力に勝つ
以下の投稿が日本躾の会の会報「ふれあい」#365、2017年5月号に掲載されました。

躾は能力に勝つ

 先日、テレビ東京で放送された「世界ナゼそこに日本人」という番組で、南米コロンビアの超危険地帯で町の人々のために奮闘する日本人男性が紹介された。

 それはコロンビアのスラム街に十三年間住む三七歳の横井研二さんで、日本人の父親とコロンビア人の母親の間にコロンビアで生まれ、祖父母がスラム街に住んでいたため、幼少のある時期、住んでいたという。

 ところが、十歳の時、コロンビアの治安悪化で、父親に会社から帰国命令が出て、横浜に住んだが、日本語が余り出来なかったため、イジメも受けた。しかし担任が素晴らしい先生で、クラスの生徒一人一人に別々の宿題を出し、一人一分野の日本語五個を研二少年に教えなさい、というもので、短期間に日本語の読み書きも出来るようになった。この先生の影響が彼に大きな影響を与えたことは言うまでもない。

 高校卒業後、横浜で偶然会ったコロンビア人女性と結婚し、小さなレストランを開いて大成功し順風満帆だった。そんなある日、貧しいコロンビア人の中年男性が国の職員を人質に取り、テレビ局を呼んで「私の子どもたちに食べ物を与えてくれないと、人質を殺す」と放送させたニュースを観て、これは何とかしなければと妻と長男を連れてコロンビアに移住した。

 最初の五年位は何をしたら良いか途方に暮れたが、自分が日本語を教えて貰った経験から、スラム街の子どもたちにボランティアで日本語を教え始めたところ、バイリンガルになった子どもたちは自信を持ち始め、それまで自分たちは大人になったらギャングや麻薬売人等になるしかないと思っていたが、映画監督や劇団座長になった人などが出てきた。

 日本の車等は人気があり、日本人は頭が良いから素晴らしい製品を生み出しているとコロンビアの子どもたちは思っていたが、彼は「それは違う、頭の良し悪しではなく、コロンビア人と違うのは学校での規律だ、その基は家庭の躾だ」ということを子どもたちに話し、それが学校の先生に伝わり、クラスの父兄に学校で「躾は能力に勝つ」という話をしたところ、企業や各種組織、政府関係などからの講演依頼が舞い込み、更にCNNのニュースで取り上げられたので、今では中南米各国からも講演依頼が殺到しており、今や彼は超有名人で町のどこに行ってもサインを求められたり、一緒の写真を頼まれたりし、お店では支払を受け取らないところも多いとのことだ。

 最近、日本人の躾がどんどん低下して問題だと思っていたが、外国と比較したら、これでも日本は良い方で、全く躾のなされていない国も多いということだ。日本企業の業績低迷や経営破綻等も激しいが、渋沢栄一が唱えた「論語と算盤」の論語を忘れ、算盤にばかり力を入れている経営者が多くなったが、横井さんが言う「躾は能力に勝つ」ということを企業経営者も考え、企業倫理を再構築すべきだ。

 これからは、世界中に躾のコンセプトを輸出する機会がある。それにはまず「幸せに生きる」を主要な各国語に翻訳して啓蒙するのが良いと思う次第である。


参考情報:
テレビ東京「世界ナゼそこに日本人」:
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/201702/22422_201702202100.html

「幸せに生きる」:
http://karasawajuku.blog10.fc2.com/blog-entry-1044.html


河合弘之弁護士が監督したドキュメンタリー映画「日本と再生」は必見
28日に、ある技術士会で、この映画を観ました。
ちょっと長いのが玉に傷ですが、素晴らしいドキュメンタリー映画です。

「日本と再生」 光と風のギガワット作戦 映画チラシ:
日本と再生チラシ表LR

日本と再生チラシ裏LR

河合弘之弁護士監督 映画『日本と原発』『日本と再生』公式サイト:
https://t.co/Jf486YQHcN

この映画は世界各国での取材をまとめたもので、大変参考になる情報が満載ですが、それらの中で、感銘を受けたことがふたつありました。

ひとつは、中国ではこれから80基以上の原発を作るんだよ、エネルギー資源の無い日本も再稼働はもちろん、新設もしなくてはいけない、という意見を言う人がいます。しかし、この映画の中でインタビューされた中国のエネルギー関係の役人は

「日本での事故の教訓から、風力を中心とした自然エネルギーによる発電に中国はシフトしており、原発依存はもう昔の話だ」

という回答でした。

原発はコストが安いということを言う人がいますが、それもフクイチ事故が起きる前の話で、廃炉コストや事故対応費用への積立金を入れると、原発による電力コストは何よりも高くなっているのが現状ですから、この中国の最新事情は、納得させられるもので、非常に心強く感じました。

また、インドの政府関係者へのインタビューでも

「インドは原発導入を考えていない。自然エネルギー活用に積極的に取り組んでいる」

ということで、行政府やマスゴミが報道していることとは違うようです。

もうひとつは、この映画で

「米国の国防省は自然エネルギを増やして将来は25%くらいまでにしたいと言っているが、それは殺人のための米国軍隊の経費削減策であって、世界最大の米国軍を継続させるためである訳だから、世界平和という観点からはどうなのか?」

というインタビュアーの質問に対する回答が

「世界の紛争の殆どは石油資源の争奪戦であるから、石油を使わないで自然エネルギーにシフトすることになれば、紛争・戦争は無くなるでしょ?」

という回答にも大変感銘を受け、そうなって欲しいと思いました。

やはり、日本の資源エネルギー庁が考えている、原発はベースロードであり、将来にわたって、総発電量の25%を確保すべきというのは、世界のエネルギー動向からすれば、全く的外れで遅れているということが、この映画から理解できました。

そして、原子力発電を継続するためには核燃料サイクルは必須であるという考えは、人間が制御できないことが明確になった今は、これも的外れであり、同意するのは世界でもフランスくらいだろうと思われ、日本原子力ムラの最後の悪あがきであり、そのトバッチリを受けるのは、東芝、日立、三菱等、原子力産業を維持しようとするこれら大企業の社員たちであることは、東芝の惨状からも明らかでしょう。

皆さんご存知かどうか、電気、電気通信などの事業に関わる人たちの中には

「原発は停止中も稼働中もコストは大して変わらないから再稼働すれば、発電コストも下がるからいいんだよ!」

とプライベートの場では暴言を吐く人たちが結構います。この議論は間違っていて、過去のコストで比較しているんであって、現在は、廃炉コスト、事故対応経費を加えたら、そもそも原発による発電コストは他の発電方法に比べて最も高くなっていることを無視した、あるいは隠蔽した議論です。

また、こうした意見は、築地市場の豊洲移転問題でも似たような議論として、

「もう豊洲に作ってしまって莫大な費用を注ぎ込んだんだし、維持費が掛かっているんだから、早く移転すればいいんだよ!」

という人がいますが、生鮮食品を扱う場として安心できるか?ということと、使い勝手が誠に悪く、安全が確保できるか不安だという業者や建築家の意見にどう対応するのか?が重要な訳で、フクイチで事故を起こして、その事故対応も廃炉も目途が立たない原発を再稼働して安心・安全は確保できるのか?ということを無視した意見であり、再稼働をしてはいけない状況であるのは明白でしょう。

河合監督は「日本と原発」というドキュメンタリー映画も制作されており、私は映画館で観ようと思っていながら、結局機会を逃したので、「日本と原発 4年後」というDVDが2月25日に発売されているから、観てみたいと思っています。

日本と原発:
http://www.nihontogenpatsu.com/nihontogenpatsu

DVD『日本と原発 4年後』発売決定!
http://www.nihontogenpatsu.com/news/dvd_4yearslater.html

ところで、水力、火力、原子力に替わるエネルギーとして「再生可能エネルギー」という言葉と「自然エネルギー」という言葉があり、どちらかと言うと「再生可能エネルギー」の方がより多く使われている感じがしますね。
しかし、私は「自然エネルギー」を使うべきだと考えています。

なぜかと言うと「再生可能エネルギー」と言うと、原子力ムラの人たちが同調して

「そうだそうだ、原子力はCO2も出さないクリーンな再生可能エネルギーだ。だから核燃料サイクルも必要だ」

という議論に繋がってしまうので、この後に及んでも、人間がコントロールできない核燃料サイクルのフランスとの共同研究・開発や実験炉建設を阻止するためにも、

水力、太陽光、風力、地熱、波力による発電は「再生可能エネルギー」ではなく「自然エネルギー」発電

と呼ぶべきだと思います。
実際にこれらのエネルギー源をリサイクルして再利用している訳でもないですよね?

また「原子力発電はCO2を出さないクリーンな発電方式だ」というのも間違いで、ウラン鉱石の掘削・採取から始まり、核燃料に精製するまでに使われるエネルギーはCO2を出している訳であり、また原発稼働中も停止中も原子炉と使用済核燃料を冷やすために冷却水を循環させ、排水される水は高温になったまま海水に放出されるため、周辺の海水温度を上げて、生態系に影響を与えている訳で、決してクリーンはエネルギーではない訳です。
実際、原発が止まった若狭湾など日本海側では、今まで消えていた魚介類が湾に戻って来たという報告もあるようです。

唐澤豊@唐澤塾
かにひら
今日は節分ですね。

豆まきをして自分の年齢の数だけ食べる、というのは全国、どこでもやっていると思いますが、
正しくは、今年1年の無病息災を願って、現時点の満年齢+1を食べるのだそうです。

さて、節分には柊の枝と鰯の頭を玄関などに飾るのが一般的なようですが、
私の生まれた南信州では「かにひら」と和紙に書いて、家のあらゆる出入り口に貼ったものです。
かにひら四角

かにひら縦

子どもの頃は書かされましたが、何の意味か知らずに書いていました。
調べて いると「かに」はサワガニのことで、昔はサワガニを枝に刺して、柊の枝と一緒に玄関などに飾ったそうです。
毎年、今の時期に、サワガニと柊の枝を探すのは大変なので、紙に「かにひら」と書いて省略したようです。

今、ベランダには、30センチ位になった柊の木の鉢植えがありますが、元々は、柏に住んでいた時、
鳥が運んだ種から芽が出たらしく、数センチのものを鉢に植えていたもので、松など、他の盆栽は大き過ぎるので、
置いて来たのですが、これだけは小さいからと西浅草に持って来たものです。

170203柊LRS

我が家では、年中、柊が邪気の侵入を防いでくれている訳です(と思い込んでいます)。

最近は関西の風習だった恵方巻を食べるというものがコンビニやスーパーの商戦に乗って関東にも広がっていますが、
これは鬼とは関係がない感じで、関西らしい、商売繁盛という考えが背景にあるような気がしますね。

唐澤豊@唐澤塾

コンピューターは人間を超えるか?
以下の投稿が日本躾の会の会報「ふれあい」#360、2016年11月号に掲載されました。

コンピューターは人間を超えるか?

ポケモンGOとは

最近話題になっているポケモンGOであるが、

写真1ポケモンGOの待機画面

技術的には、AR(拡張現実)技術を使い、カメラから観たその場の映像の中にポケモンとそれを捕獲するためのモンスターボールが表示されることだ。

写真2ポケモン捕獲画面wAR2

この機能が、中国やロシアなど、自国の軍事施設等を米軍に監視される、と利用禁止措置を取っている国がある。しかし、この機能はポケモンを捕獲するには、距離感が掴みづらいので、殆どの利用者はこの機能を使わず、お仕着せの画面に切り替えて使っているから、カメラ機能を切れば良いだけだ。

写真3ポケモン捕獲画面1

捕獲用の道具を獲得するには、登録されている公共的な施設(神社仏閣、郵便局、公園など)の前や店舗前などに行く必要がある。これが新しい機能であり、引き籠りの若者が外に出る動機になったと各国から報告されている。
また、いつ、何をしたかという利用履歴(ぼうけんノート)や捕獲したポケモンの図鑑、手持ちの道具などの情報はクラウドに保存されており、不具合や操作ミスなどで、再起動や再インストールをしても、それまでの情報は保持されている。それが、米国政府機関により個人情報を覗かれるのではないか?と騒がれているが、このゲームに限らず、電子メール、SNS、ブログ等への投稿もテロ対策のために必要とあれば、今でも覗かれているので、殊更にポケモンGOだけの問題ではない。
そして、移動速度が歩行速度以上になると、利用制限を課すようなので、最初の頃、マスコミ報道にあったような自転車や自動車に乗りながら利用することによる事故の問題は、今は起きていないと思われる。利用者による歩きスマホで、自転車や自動車とぶつかる、という問題も、少し使ってみると、歩きながら利用することはポケモンの捕獲や道具を入手する

写真4ポケスポット

には不利なので、それもメール利用者などよりは寧ろ少ないと思われる。

利用を規制する企業も

ある国際的企業は、会社内だけでなく、通勤中も利用禁止令を出したという。就業中だけならいざ知らず、通勤中まで利用を規制するのは社員の自由を奪うことになり、行き過ぎだろう。自社の事業へのリスクを十分検討してから決断すべきではなかったのか?

ポケモンGOの新規性

ポケモンGOには事業方式の新規性ある。それはポケスポット(写真四)と呼ばれる道具を無料で獲得するための唯一の場所があちこちに設定されているのだが、実際に歩いて個々に確認するとびっくりする。その数の多さだけでなく、普通では見落としそうな路傍の石像、アーケードやビルの壁や屋上の看板やオブジェなど、様々なものの前に設定されている。既存の詳細地図には無いものが多数ある。
これらの写真を撮り、登録するのは相当な手間暇が掛るが、どうやって実現したのかとずっと疑問に思っていた。それは、利用者が申請して許可されたものが登録されるという利用者参加型で短期間に構築したのだと判明した。これは、ポケモンGOを開発した企業の前作ゲームが最初だと思うが、今後、様々な事業に利用者参加型が取り入れられるだろう。
日本マクドナルドは、全店舗をポケスポットにしていることで、集客効果が出ているそうだ。更に色々な企業との提携があると思われ、その点も注目される。地方自治体も観光客獲得のために提携を決めたが、消費者相手の企業も、従来の広告とは異なり、集客に直接貢献する手段として注目し始めている。
こうした新規性を持つ事業を一部の不心得者の存在だけから制限して良いのか?クールジャパンを世界に広げるチャンスではないのか?

コンピューターは人間を超えるか?

今、情報通信業界では「人工知能はどこまで進むのか、人間の能力を超えるのか?」と喧々諤々の議論がされている。人工知能を駆使した囲碁プログラムと韓国のプロ棋士が対戦してプロが負けたことも、議論に拍車を掛けている。
例えばホーキング博士は「今後百年以内に人工知能が人間を超えるだろう」と警告しており「人工知能が人類を超える時、人工知能に人類と協力する目的を持たせる必要があり、また人工知能の開発は人類が制御できるように進めるべきだ」と述べ、起業家のイーロン・マスク氏は「人工知能は核兵器よりも潜在的な危険をはらむため、我々は細心の注意を払う必要がある」と述べている。
学者・研究者への調査では、人工知能が人間を超えるのは時間の問題と大多数が捉えている。しかし私は、人工知能を考案するのは人間であり、故に人工知能は人間を越えられないと考えている。
最近、人工知能でやっている創作的活動も、良く考えてみれば学習と言う名の巧妙な盗作のようなものであり、それを許していいのか?という著作権法上の問題もある。
人工知能もコンピューターの最も知的な応用分野である。従ってコンピューターが人間を超えるのか?というと、計算能力などは既に超えているが、単純なことを早く行うように設計されているだけで、最先端の人工知能ですら、人間の創造性を超えることはできないと思うから、コンピューターがあらゆる面で人間を超えることはないと考えている。

全ての原発は廃炉にするしかない!
10月25日に国際環境NGOグリーンピースが発表した下記ニュースによると、

フランスの原発で蒸気発生器や原子炉圧力容器の鋼材から基準値を超える炭素濃度が発見され、原子力安全局
(ASN)は、仏原子炉メーカーのアレバ社に調査を命じ、その結果、原発を保有するフランス電力会社(EDF)社が
保有する原子炉12基の運転の停止を命じました。12基には日本鋳鍛鋼株式会社が日本において製造した鍛造部材
を含む取替用蒸気発生器が使われ、日本の原発でも同様の問題が懸念されます。


従って、フランスでは、日本製の原子炉格納容器の脆弱性が発見され、12基の原発が停止されたということです。
記事にあるように、日本の原発の原子炉格納容器は、ほぼ、これら2社が製造したものです。
更に、日本では、40年を超えた原発も再稼働したり、しようとしていますが、とんでもないことで、そうした原子炉は
大量の放射線の照射を浴びて、脆弱になっていますから、再稼働など、とんでもない話だということが、これで明確
になった訳です。

2016/10/25 グリーンピース報告書
『日本の原子炉に導入された一次冷却系部材、炭素異常に関するレビュー』 発表:

http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/press/2016/pr201610252/

これから、全ての原発を廃炉にすべく、政府と電事連に働き掛け続ける必要があります。

皆さん、「全原発を廃炉に!」のスローガンの下、一刻も早く、原発を無くしましょう!


PROFILE
唐澤 豊
  • Author:唐澤 豊
  • 還暦を期に長髪から一気に坊主頭にしました。これから20年間、第2の成人を迎えるまではこれでいこうと思います。でもやっぱり冬は寒いし、夏は暑いので、帽子を愛用しています。
    ●情報通信業界の米国系企業を中心に40年間、営業以外の仕事はほとんど経験。技術以外には、マーケティング・ブランディング、組織論、人事評価制度、企業文化なども経験。今まで3つ会社を始めましたが、被買収・売却などの後、4つ目の会社を後任に任せたところで、一昨年、仲間2人ともうひとつ会社を設立し、非言語コミュニケーションのサービスを開発中です。
    ●経営労働管理士。日本躾の会理事。
    ●音楽(ビートルズ、S&G、フォーク、ニューミュージック等)、グラフィックデザイン、水彩画を趣味とするので、マルチメディア技術の活用に大いに期待しています。読書、宇宙の真理探求が最近の趣味。ストレッチ、真向法、西勝造先生の西式健康法を実践中。
    ●故津留晃一さんの著作や講演録(CD)に触れて「人生の目的は体験することである」ということに納得しています。
    ●詳しいプロフィールは「自己紹介」のカテゴリーにあります。
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