唐澤塾
唐澤豊が情報通信技術+経営術+人生術+創造性を中心に一期一会を追求する私塾
このところ全国各地で放射線量が急上昇しているが住民は無関心過ぎる
このところ、全国各地のモニタリングポストの値が、時々、急上昇しているので、ここ1か月の間で、
およそ0.015μSv/H以上の変化があった場所で、都道府県の中で一番高かったと思われるところを
一覧にしてみた。
140706-140805全国放射線上昇地域140805_convert_20140808100907

このデータからひとつ明確に言えることは、その時の天候は雨だったということだ(例外は宮城県丸森町で、
これに関しては、測定器の不具合かも知れないし、フクイチでの作業の影響かも知れない)。
子どもの頃、雨が降ると、濡れると髪の毛が抜けるから傘を差すように(雨が降りそうな天候だと、
傘を持って行きなさい)と言われたものだが、今でもこれは正しいと思う。
皆さんも、雨が降っていたら傘を差す、降りそうな日は傘を持って出掛ける、ということが必要だ。

放射線量上昇の原因がフクイチ由来かどうかは、これだけでは定かではないが、近くの原発からという
可能性もあるかも知れない。
専門家による調査・分析をお願いしたいものだ。

上記をFBに書いたが、殆ど反応は無かった。
全国でこの1ヶ月間に、これだけの地域で放射線量が急上昇したことは重大な問題だと思うのだが、
皆、無関心なようだ。これでは原発を再稼働しようという電事連や政府の思うツボではないか!

その後、6日にも、
青森県・弘前市/深浦町、秋田県・能代市、鳥取県・大山市、島根県・松江市、岡山県・笠岡市/鏡野町、
広島県・三次市、山口県・岩国市、愛媛県・伊予市/大洲市/今治市/新居浜市などで高くなっている。

そして、7日には、
北海道・旭川市、石川県・輪島市・能登空港、山形県・上山市役所などの線量が急上昇している。
140807+石川県の線量_convert_20140808101126
140807+北海道の線量_convert_20140808101149
140808+山形県の線量_convert_20140808101220

また、8日には、
北海道・稚内市の線量が急上昇している。
140808+北海道の線量_convert_20140808101303

更に、もっと深刻なのは、福島県内ではあちこちで、信じられない値になっている。
以下は一例に過ぎない。
140806+飯舘村の線量_convert_20140808101034

こうした状況について、マスメディアは殆ど報道していない。
朝日新聞が過去のフクイチの一部解体作業により、多くの放射性物質を飛散させたことを報道しただけだ。

皆さんは、自分が住んでいる地域の放射線量は下記を毎日チェックして気を付けた方が良いだろう。
http://ma-04x.net/all.html

上記は24時間分の情報なので、日、週、月で過去のデータを見たい場合は下記が良い。
新・全国の放射能情報一覧:
http://new.atmc.jp/

これは異常事態・緊急事態だ!

唐澤豊@唐澤塾
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Statement on Fukushima NCPP Accident Settling
I'm a member of Civil Committee for Fukushima NCPP Accident Settlin.
We published below statement on January 27, 2014.

Prime Minister, Mr. Shinzo Abe,
TEPCO Representative Executive, Mr. Naoki Hirose,
Governor of Fukushima Prefecture, Mr. Yuhei Sato,
NRA Japan Chairman, Mr. Shunichi Tanaka,
IRIND Chief Director, Mr. Hajime Yamana,

Civil Committee for Fukushima NCPP Accident Settling
Representative, Dr. Hironari Yamada

Statement on Fukushima NCPP Accident Settling

A further crisis approaches the F1 Nuclear Power Plant. It is the critical situation that should evacuate neighboring inhabitants again.
Melt out has been happening and toward contacting with the water vein under the ground, it is in danger of starting nuclear fission reaction again.
The nuclear fission reaction was not happened so far because it sank in the concrete under the reactor.

Proposal from Civil Committee for Fukushima NCPP Accident Settling:

1. If a fission reaction lasts, neutrons should be detected by all means. The thermal neutron is shielded by water, but the fast neutrons penetrate. Therefore, TEPCO should measure neutrons and should publish the result.

2. TEPCO does not publish measurement data of strontium recently. If TEPCO cannot do it, they should clarify the reason.

3. Governor of Fukushima Prefecture should urge refuge preparations ahead of the second crisis. In the area targeted for refuge, it is necessary to discuss it, and to decide it at relevant ministries, agencies and Fukushima Prefecture after having detailed information from TEPCO.

4. Government and TEPCO should prepare for implementation of the lead cooling method that we suggest promptly to stop melting out of #1 and #3 reactor.

5. Government and TEPCO should perform the radioactivity measurement in F1 facilities under the civic attendance to get the trust from Japanese citizens.

Statement summary:

Steaming out was observed from the roof of F1 NCPP #2 building and from the neighboring surface of the earth, and the contaminated water density of the observation well updates the highest record every day since about the end of last year, and is most recently it is detected 3,100,000 Bq per liter total of all beta doses of radioactivity. For this situation, TEPCO says the cause is unidentified.

However, we think this was caused by the nuclear fuel debris touched to the basement water vein after melting down from reactor, melting through the building base concrete.

The melt out nuclear fuel that is assumed to be approximately 5 times of an atomic bomb that cannot deny the possibility of more than 100 times higher radioactivity density contaminated water leak out into the ocean and the highly-concentrated radioactive materials like those days after the accidents could be released into the atmosphere.

This situation is more likely to progress more, and there is the risk of the hydrogen explosion, too. We assume that China-syndrome really rises, and it is necessary that the Government, TEPCO, Government Officers Concerned, Local Government, Scientists and NPCC manufacturers should gather all efforts and take measures with proper investigation immediately.

However, it is to be really regretted that neither Government nor TEPCO gives responses enough to date. Civil Committee for Fukushima NCPP Accident Settling criticizes these people concerned who do not cope seriously.

It is necessary for the resident in the certain distance from F1 to start refuge preparations immediately and evacuation quickly. We, Civil Committee for Fukushima NCPP Accident Settling warn that the danger presses.

The further detail information is available upon request.

About Civil Committee for Fukushima NCPP Accident Settling:

We have been watching reactions of TEPCO for F1 NCPP accident caused by the big earthquake and the tsunami on March 11, 2011. June of the year, Dr. Hironari Yamada, Professor of Ritsumeikan University suggested epoch-making lead cooling method that is to infuse the lead powder or the particle instead of cooling water. But TEPCO didn’t take any actions and kept producing and leaking high density contaminated water even after 2 years past. So, Dr. Yamada proposed to form Civil Committee for Fukushima NCPP Accident Settling to realize the settling of F1 NCPP by gathering civic vitality and intelligence. And it was set up on June 2, 2013. Now, approximately 60 members participate. We sent another proposal to TEPCO and all political parties in August of 2013. We suggested lead cooling method to Ministry of Economy, Trade and Industry in September of the year. And in October of the year, it became an official registration suggestion for IRIND, but both IRIND and TEPCO have been taking no action to perform the detailed examination.

Contact information: info@shusoku.com
Blog: http://blog.goo.ne.jp/minnkannjikosyuusokuiinnkai/

Yutaka Karasawa @Karasawajuku
福島第一原発に更なる危機迫る~民間福島原発事故収束委員会からの声明
私もメンバーになっている民間福島原発事故収束委員会から、以下の声明を発表した。

簡単に言えば、フクイチは熔けた核燃料が地下水脈に到達し、大規模な水蒸気爆発が
起きる可能性があり、周辺住民が避難しなければならない事態が起きるかも知れない
ような危険な状態になっているということだ。


内閣総理大臣 安倍晋三殿、                                2014年1月27日
東京電力株式会社代表執行役社長 廣瀬直己殿、
福島県知事 佐藤雄平殿、
原子力規制委員長 田中俊一殿、
国際廃炉研究開発機構理事長 山名元殿、

                                      民間福島原発事故収束委員会
                                           代表 山田 廣成

                  福島原発事故対応に関する声明

福島第一原発には更なる危機が迫っています。周辺住民をさらに避難させるべき危機的状況です。
メルトアウト(炉心漏出)が起こり、地下水脈に接触し、核分裂反応が再開する危険があります。
今までは、地下コンクリート内部を沈下していましたから、核分裂反応は起こりませんでした。

民間福島原発事故収束委員会からの提案:

1. 核分裂反応が持続するようならば、必ず中性子が検出されます。熱中性子は水により遮蔽されますが、高速中性子は遮蔽されません。従って、東電は中性子を測定し、結果を公表すべきです。

2. 東電はこのところストロンチウムの測定データを公表していません。できないというのであれば、その理由を明らかにすべきです。

3. 福島県は、第2の危機を前にして、避難準備を勧告すべきです。避難対象区域は東電からの詳細情報を見た上で、関係省庁・福島県と協議して決める必要があり、我々も協力します。

4. 1号炉、3号炉のメルトアウト(炉心貫通)を止めるために、直ちに我々が提案している鉛冷却法の実施を準備すべきです。

5. 国・東電は、国民の信頼を得るために、市民の立ち合いの下で、施設内の放射能測定を行うべきです。

声明概要:

昨年末頃から、福島第一原発2号炉建屋の屋上や周囲の地表から水蒸気の発生が観測され、観測井戸の汚染水濃度が日々最高値を更新し、直近では、全ベータ線量が1リットル当たり310万ベクレル検出されている。これに対し、東電は原因不明としている。

しかし、これはメルトダウン(炉心熔融)した核燃料が、完全なメルトスルー(炉心貫通)を起こし、更にメルトアウト(炉心漏出)を起こして地下水脈に接触したことが原因と判断される。

原爆の約5倍と想定される核燃料のメルトアウトは、従来の100倍以上の量の高濃度汚染水を海洋へ流出させる可能性と、事故当時のような高濃度の放射性物質が大気中に放出される可能性は否めない。

この状況が更に進行する可能性は高く、水素爆発の危険性もある。チャイナシンドロームが実際に起きることを想定し、政府、東電、関係官庁、行政、学者、原発製造企業が総力を挙げて早急にしかるべき検証と対策を取る必要がある。

しかるに、政府も東電も現在までに十分な対応をしていないことは誠に遺憾である。民間福島原発事故収束委員会は、真剣に対応していないこれらの当事者たちを非難するものである。

我々、民間福島原発事故収束委員会は、福島原発から一定距離内の住人は避難準備を始め、早急に避難する必要があり、危険が差し迫っていることを警告するものである。

更なる詳細は添付資料に。

民間福島原発事故収束委員会について:

2011年3月11日の大地震と津波により起きた東京電力福島第一原発事故に対する東京電力の対応を見て、同年6月、立命館大学の山田廣成教授は、大量の汚染水を発生させる水冷式ではなく、鉛の粉末又は粒子の注入という画期的な鉛冷却法を提案した。しかし、国も東電も前例がないと取り合わず、事故から2年が経過するも、収束の見通しが立たず、汚染水を垂れ流しにしているため、事故原発の収束を民間の活力で実現するしかないという危機感から、山田廣成教授を代表発起人として、民間福島原発事故収束委員会を2013年6月2日に立ち上げた。現在、約60名の会員が参加している。同年8月には東電と各政党に提案書を送った。更に同年9月には経済産業省に鉛冷却法を提案し、同年10月、国際廃炉研究開発機構に正式な登録提案となったが、同機構も東京電力も、詳細な検討を行おうとはしていない。

連絡先: info@shusoku.com
民間福島原発事故収束委員会ブログ:http://blog.goo.ne.jp/minnkannjikosyuusokuiinnkai/

以上

ーーーーー

添付資料:福島原発事故対応に関する声明

現状認識:

福島第一原発2号機に関して、少し前までは、建屋の屋上(格納容器の蓋付近)から水蒸気の発生が観測されていた。しかし最近は、周囲の地表から水蒸気の発生が観測されている。また、近くの観測井戸の汚染濃度は、日々、最高値を更新し続け、1月21日の発表では、全ベータ線量が1リットル当たり310万ベクレル検出されている。

こうした状況から、2号炉の核燃料は格納容器からのメルトスルーを通り越して、格納容器を支える、10メートルに及ぶコンクリートに穴を開けながら沈んで行き、ついにコンクリートを突き抜けて地下水脈に到達したと考えられる。

核燃料が地下水に接触すると、水が減速材になり、核分裂反応が持続するようになるため、臨界量が無くても断続的に核分裂が起こるはずである。100トンに及ぶ核燃料の量は、原爆の約5倍有るわけで、その危険性は極めて高い。

熔融核燃料がコンクリートの中に存在した間は、水との接触が無いため、核分裂反応はそれほど顕著には起こらなかったと考えられ、長時間連続するような核分裂ではないため、核爆発を起こすようなものではないと思われる。

しかし、発熱が起こり、水蒸気爆発の危険性はあると思われ、大規模な水蒸気爆発が起こるようであれば、3.11事故当時の様に、大気中に大量の放射性物質が放出される危険がある。

今後、高濃度汚染水は地下水脈を経由して大量に海洋に流れ出し、その量は従来の100倍にはなるだろうと思われる。

判断根拠:

1. 東電は、1~4号機東側護岸の地下水のストロンチウム分析結果を公表しなくなった。ストロンチウム90はベータ崩壊核種で、ベータ線のエネルギーは非常に高いために、容易に測定できる核種である。測定器の故障と言うが、何処にでもあるもので、特殊な測定機は必要ない。
これは極めて重要なデータであり、本当に故障しているならばすぐに交換して測定すべき事柄である。1日有れば復帰できるはずで、それを行わないのは、測定値が極めて高く、人々をパニックに陥れる恐れすら有るからだろうと推測される。地下水の放射線濃度はどんどん上昇しているはずであり、だから、報告できないのだろう。

2. ロシアは、福島の地下で異変が起きていると警鐘を鳴らしている。多分、微小な水素爆発をキャッチしているのだと思われ、それは地震計に現れるはずである。

3. 少し前に格納容器の蓋付近から水蒸気の発生が観測された。このとき核燃料はまだ、コンクリートの中に有ったと考えられる。従って、建屋の屋上から水蒸気が観測された。しかし最近は、地表から水蒸気の発生が観測されている。何故なら、核分裂反応により、大地が暖められて水蒸気を発生しているからだ。

4. 東電は、冷却水の循環を止めようとしている。200~500KWという発熱は、我々が提案している鉛冷却法で対処できるが、単に冷却水を止めるだけでは対処できない。東電は、メルトアウトして既に格納容器には核燃料がないことを知っていて、水を止める決定をしたと推測できる。あれほど頑固に冷却水を止めることを拒否した東電が何故、止めることに同意したのか?理解に苦しむが、核燃料が炉内に無いと考えれば、納得できる。

以上の理由は、核燃料がメルトアウトしていることを十分に結論付けている。

以上

唐澤豊@唐澤塾
人類を救うのは三度の核爆発を体験した日本人です
人類を救うのは三度の核爆発を体験した日本人です

原発事故が放射能を大量放出した
福島にも
東北にも
東日本にも
もう人が住めない
現役官僚が原発ホワイトアウトを書いた
霞が関・永田町・丸の内・汐留は腐りきって再生不能だ
日本にはもう人が住めない
原発から汚染水が垂れ流された
太平洋にはもう魚が住めない
太平洋沿岸にはもう人が住めない

農業革命で森林を焼き尽くした
熱帯雨林を伐採して酸素を減らした
砂漠を作り出した
穀菜食から肉食に変えて肥満を増やした
産業革命で資本主義を編み出した
資本家と労働者を分けて貧富の差を生んだ
鉱物資源を掘り尽くした
それらを燃やし尽くして二酸化炭酸を増やした
微妙な地球環境を狂わせた

金本位制を捨て紙幣を増刷し続けた
資本主義は破綻した
それでも延命を画策している
宗教や民族の違いでまだ戦争をしている
宇宙進出を企んでいる
宇宙人と戦おうとしている
人類が太陽系の調和を乱そうとしている
このままでは
地球は南北を逆転させて動物を振るい落とす
太陽は巨大エネルギーを送り地球を焼き尽くす

人類を救うのは三度の核爆発を体験した日本人です

唐澤豊@唐澤塾
東電福島第一原発の最大の課題は廃炉の方法
民主党の野田元総理は東電福島第一原発(フクイチ)事故の収束宣言をした。

そして自民党の安倍総理は五輪招致のファイナル・プレゼンで
福島原発事故は完全にコントロールされていると言った。
それには当事者の東電ですら異議を唱えている。

まあ、政治家の言うことなど、信用できないのは、昔からのことだ。

2020年五輪が東京に決まった今、世界中の目が東京を含む東日本の汚染状況や
フクイチ汚染水の太平洋への流出と太平洋の汚染に向けられている。
そもそも、大量の汚染水を生み出す原因である、フクイチの冷却方法は水冷式でいいのか?
フクイチをどうやって廃炉に持って行くのか?
汚染水が漏洩した結果、フクイチの地盤が液状化する可能性が高まっているのではないか?

といったことに世界中の学者、政治家、環境活動家、ジャーナリストなどが注目している。

事故直後から、チェルノブイリのように石棺化すべきだ!という意見もあった。
米軍が原子力潜水艦で事故が起きた場合に準備している冷却剤を投入すべきだ!
という意見もある。

しかし、問題は、核燃料が溶けて、原子炉、格納容器、地下のコンクリートも溶かして
地下深く岩盤を溶かして、地下水脈に近づいているのではないか?
そうなったら、大変なことになる。

そればかりか、4号機の上にあるプールには大量の使用済み核燃料があるが、
それを支える構造物が貧弱で、今度、ある程度の震度の地震が来たら危ない、
いや、それどころか、大量の汚染水があちこちから漏れているため、
フクイチの建物の地盤が液状化する恐れが出てきた!という指摘もある。

また、太平洋に流出した汚染水が、今後どうなるかを、外国の研究所などがシミュレーション
しているが、単純に太平洋をぐるぐる回るだけでなく、日本海にも流入するし、
北米の湾では、海流の関係で、濃縮されるかも知れない、といったことも議論されている。
そうしたシミュレーションを見ると、これから数年後には太平洋沿岸に汚染が広がり、
海産物を中心に、その影響が出て来る可能性が高いようだ。

ドイツのシミュレーションでは福島の汚染水で太平洋は終り:
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2309.html

そうなると、各国から訴訟され、補償しなければならなくなる可能性が出て来るだろう。

また、除染に相当の税金を投入しているが、放射性物質を移動させているだけで、効果が無い、
それに、大手ゼネコンなど特定の業者が利益を得ているだけだ、という指摘もある。

ここで、問題を整理してみると、以下の4つに大別されると思われる。

1.フクイチの廃炉に向けた冷却方法は?
2.汚染水の流出防止方法は?
3.フクイチ地盤の液状化をどう防ぐか?
4.除染方法とその効果は?

それでは、順を追ってこれらについて、最新情報を紹介し、私見を述べる。

1.フクイチの廃炉に向けた冷却方法は?

立命館大学の山田廣成先生は、大量の水で冷却する水冷式は汚染水を出し続けるので問題であり、
鉛の粉末を流し込み、空冷式にすることを提案されている。
空冷式だと、放射線が大量に出ることもあるわけだが、溶けた放射性物質を鉛で覆うので、
それを防ぐこともできる。
これは画期的なアイディアだと思うが、まだアイディア段階であり、原発の構造を基にした
シミュレーションを行い、検証する必要がある。
こうしたプロジェクトを民間福島原発事故収束委員会として推進して行きたい、というのが
山田先生の考えであり、私も微力ながら応援して行きたいと思う。
詳しくは以下の公式サイトで。
http://blog.goo.ne.jp/minnkannjikosyuusokuiinnkai

そして、しばらくしてから石棺化する、ということではないかと思われる。

2.汚染水の流出防止方法は?

政府は、470億円を投入し、鹿島建設が提案した凍土壁方式で遮水することを考えている。
http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/pdf/130426/130426_02k.pdf

しかし、これには、建設業界からも異議が唱えられており、私も素人ながら、実績の無い、
そして電気を通電し続ける必要のあるこの方式には疑問があり、従来方式のコンクリートの
厚い壁で遮水するのが建設費も安く、妥当だろうと思う。

400億円の凍土壁より数分の1のコストで地下水を止めるという土木屋の言い分:
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/286.html

3.フクイチ地盤の液状化をどう防ぐか?

これは結局、フクイチを冷却するのに、水冷式を止めて空冷式にすることと、
かなり広範囲に渡る遮水壁を従来工法で早急に構築することではないだろうか?
その上で石棺化するしかないと思われる。

4.除染方法とその効果は?

現在行われている除染は、水で洗い流すことと、汚染された土壌を削り取り、別の場所で保管する、
ということが殆どのようだ。
農地にはゼオライトなどのイオン交換材料を混ぜて放射性物質を吸着させているだけということだ。

有用微生物(EM菌)や酵素で放射性物質を減らせる、ということで、提案や実験もされているが、
なかなか信用されていないようである。

㈱高嶋開発工学総合研究所:
http://takashima.tidt.fool.jp/

これは、放射性物質がそんなもので無くなるわけがないという固定観念に囚われているからだろう。
しかし、電子の数が1個変われば、放射性物質も非放射性物質に変わるわけだから、無機物に近い
微生物や酵素が、触媒の役目を果たす可能性はあり、効果が無いと決めつけてはいけないだろう。
実際に、福島で実験し、効果があったという情報もある。

まあ、それを信用しない人が多いことも事実だから、新しい方法を考える必要があるが、
既に考案し、実験した先生がいることを「夢の扉」という番組で見た。
愛媛大農学部の逸見彰男教授だ!

「夢の扉」農家を笑顔に!田んぼ除染の新技術:
http://www.youtube.com/watch?v=c10DtuWak-o

これは画期的な方法だ。ゼオライトも吸着するが、それを除去する方法が無かった。
それに磁性材料を組み合わせたことで、田んぼの泥水などから磁石で集めて除去できる。
そして福島で実験して成功している。これは農家には素晴らしい朗報だ!
そればかりか、普通の土地にも応用できそうだ。

磁性化ゼオライト セシウム90%除染 愛媛大、福島で実証実験:
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130418/ehm13041802030000-n1.htm

まだ量産化には少し時間が掛るようだが、来年にはタイで量産化が始まるということだ。

以上、最近の課題とその解決方法について、まとめてみたが、
日本に54基、世界中に400基以上ある原子炉はいずれ廃炉にする必要がある。
日本はフクイチ事故を機に、廃炉技術、除染技術を確立し、原発ではなく、こうした技術を
世界に輸出するチャンスであり、ここに総力を結集すべきである。

唐澤豊@唐澤塾
原子力に替わる新エネルギー発電が見えて来た!
原子力に替わる安価で安定した発電方法がないから原発は必要だ、というのが、原発を維持・推進
しようという人たちの言い分だが、下記情報は代替エネルギーは有る!と力強く言えそうだ。

1.米GEのCEOが、原発「正当化難しい」 英紙に語る: 日経新聞@2012/7/31
http://mxt.nikkei.com/?4_5219_363828_15

米国GEのメイルトCEOは英国フィナンシャル・タイムズのインタビューで、「シェールガスの増産が進み、
天然ガスが非常に安くなり、いずれかの時点で経済原則が効いてくる。世界の多くの国が天然ガスと
風力か太陽光の組み合わせに向かっている」として、「(原子力は発電を経済的に)正当化するのが
非常に難しい」と答えた。


原発を開発した本家本元のCEOがこう発言した影響はかなり大きい。
原子力ムラの日本企業はどうするのだろうか?

2.マイクロ小水力発電機 飯田の5社激安に開発: 中日新聞@2012/7/30
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20120730/CK2012073002000016.html

これは私の故郷の飯田市での話だが、

飯田市の企業五社が自前の機械部品や製造設備を共有することで、相場の約5分の1という
1基58万円の「マイクロ小水力発電機」を開発した。
最大出力は3キロワット。設置工事を含めた費用は150万円以下を見込む。
水力発電は安定した電力供給が見込めることから注目されるが、コストの高さが課題となっていた。
8月から実証実験を始め、低コストを武器に全国発信を狙う


ということで、3キロワットで150万円というと、ソーラーパネルの場合と同じくらいで、
普通の家庭が必要とする電気は30アンペアもあれば賄えるし、ソーラーに比べて、昼夜関係なく
発電できるから、かなり期待できる。

以上の2点の他にも、

筑波大学の渡邉信教授等が、オーランチオキトリウムという「石油を作る藻類」を発見し、注目されている。
大規模培養により低コストの見通しがついているということで、休耕田で藻を育てるだけで、
国内需要はおろか、輸出もできるほどの石油生産の可能性が見えて来た。

また、パナソニックが植物並みの効率で人工光合成に成功したというニュースもある。
CO2と太陽光からエタノールを作るということだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK30032_Q2A730C1000000/

これらの他に、既に;

ソーラー発電
風力発電
地熱発電

があるわけで、原子力に替わるエネルギーが確実に確保できそうになって来た。

そして、暑くなって来ている今年の夏は、4年に1度のオリンピックが開催されており、日本中の人が
連日テレビ観戦していると思われるが、電気は足りており、関西電力が再稼動させた大飯原発の替わりに
火力発電所を8基も止めていることからしても、最早原発は要らないことは明白である。

原発をどうするか?ということで、政府もパブリックコメントを求めているが、概略は;

ゼロシナリオ
2030 年までのなるべく早期に原発比率をゼロとする。
最終的には再生可能エネルギーと化石燃料からなるエネルギー構成となる。
化石燃料の依存度を極力下げ、他のシナリオとそん色のないレベルまでCO2 の排出量を低減するために、
広範な規制と経済負担で、相当高水準の再生可能エネルギー、省エネルギー、ガスシフトを実施する。

15 シナリオ
原発依存度を着実に下げ2030 年に15%程度としつつ、
化石燃料依存度の低減、CO2 削減の要請を円滑に実現する。
原子力、再生可能エネルギー、化石燃料を組み合わせて活用し、
エネルギー情勢や地球環境を巡る国際情勢、技術革新の変化など様々な環境の変化に対し柔軟に対応する。

20~25 シナリオ
緩やかに原発依存度を低減しながら、一定程度維持し2030 年の原発比率を20~25%程度とする。
化石燃料依存度の低減とCO2 排出量の削減を、より経済的に進める。
原子力及び原子力行政に対する国民の強固な信認が前提となる。


ということだが、2030年まで待たずに全ての原発を停止するゼロシナリオは可能である。

唐澤豊@唐澤塾
提言:鉱物燃焼発電から自然エネルギー発電へ
はじめに

東日本大震災の影響で起きた福島第一原子力発電所(以下、福島原発)事故は世界のエネルギー政策に
多大な影響を与え始めている。
EU諸国、米国、中国で原発の新規設置を見直す、あるいは一時中断している。
ドイツは原子力発電を止め、自然エネルギー発電へのシフトを加速させる方針だ。
ドイツは元々、自然エネルギー発電を積極的に拡大して来たが、福島原発事故から短時間のうちに決断
されたこの急激な政策変更はなぜなのか?ということを日本人もよく考えてみる必要がある。

ドイツが決断した理由(私の想像)

1979年、米国のスリーマイル島原発で起きた事故は対岸の火事と見ていただろうし、世界で日本と並んで
物作りと設備の運用・維持・管理については技術力と自信を持っているだろうから、それらにアバウトな
米国での事故は自分たちには関係ないと思っていたのではないだろうか?

そして1986年のチェルノブイリ原発事故が近隣のヨーロッパ諸国を恐怖に晒したことは衆知のことだが、
ドイツも比較的距離は近いから、かなりの衝撃だっただろう。
その時点で今度のような決断がなされても不思議ではない。しかし、これもロシアという国で起きたことであり、
自分たちは違うと考えていたと私は想像する。

しかし、今回の福島原発事故は、改善を続けながら物作りすることを得意とし、新幹線を5分間隔で運行できる
ような運用・維持・管理が出来る日本で起きたということで、
あの日本ですら起きてしまった事故であれば、原発の制御は人知を超えると判断したのではないかと想像する。

日本の現状

ドイツですら、原発廃止に舵を切ったのだから、ましてや地震や津波が多発する日本では、もう全ての原発は
停止して他の発電方式に変換して行こう、ということになっても当然だろうと思うが、日本では今のところ、
マスコミ各社の世論調査では、原発推進・維持という意見が、削減・廃止を上回っている。

一方、ネットでのアンケート調査では削減・廃止の方が多い。
なぜなのだろうか?

簡単に言えば、情報リテラシーの高い人は様々な情報を収集し、事態を理解しているが、そうでない人は
テレビと新聞というマスコミからの情報に頼り、それらを信じているからだと思われる。

その背景には、財界、政界、官僚・行政、学会などが一体となって原子力は安全だという啓蒙を小学生から
始めて、長年の間続けて来たことが世論形成に役立っているのだろうと思われる。
これらを仮に原子力推進母体と呼ぼう。

また、日本は自然エネルギーによる発電が世界に比べて極端に少ないのも、原子力発電のコストが一番安く、
効率的だから、小規模で出力が不安定なものは管理が面倒だから要らない、ということで、電力会社と
それらが加入する電気事業連合会、電気労連を含め原子力推進母体が自然エネルギーは発電に反対し、
圧力を掛けて来たから、世界の趨勢に反して伸びて来なかったと思われる。

各種の発電方式

旧来の発電方式は石炭火力、石油火力、天然ガス火力と鉱物資源を燃焼させてCO2と熱を大量に排出しながら
蒸気タービンを回して発電している。

原子力発電も基本的にはこれと同じで、ウランという鉱物資源を核分裂という形で燃焼させて蒸気タービン
を回している。

これらを総称して、仮に鉱物燃焼発電と呼ぼう。その特徴は大規模集中型である。
そのため、日本では発電・送電は地域独占の電力会社が行って来た。
このため、問題が発生した場合に、大規模停電が起きる可能性がある。
また、長距離送電が必要となり、送電ロスも大きくなる。
そして、大規模集中型発電の場合は特定企業の雇用だけに留まり、日本全体の、また地域の経済活性化に
貢献するか?というと必ずしもそうではない。

これらとは別に、古くからある水力発電と近年の風力、地熱、太陽光、太陽熱、潮力などの自然エネルギー
を利用する発電方法がある。更に、空気を電子と陽子に分解すれば発電できるということで、空気発電も
超伝導材料の活用と共に研究されていると聞く。

従来の水力発電は大規模だが、最近は、昔あった村の水車のように、小川で落差があるところに発電機を
設置する小規模水力発電も注目されている。

これらを総称して自然エネルギー発電と呼ぼう。循環型発電と言う場合が多いようだが、動力源を循環利用
しているわけではなく、無尽蔵のエネルギーを利用していると私は考えている。これらは大規模化もあるが、
基本的には小規模分散型が適しており、それらをスマート・グリッドで統合・制御するのが最新の発電・送電
技術である。
これらの場合、小規模分散型で数が多いから、地域に根ざした新たな雇用を生み出すことが期待できる。
そして、基本的には地産地消型を考えれば、長距離送電による送電ロスも減らせるだろう。

今回の東日本大震災の時に、固定電話や携帯電話が繋がらない、という問題が発生したが、インターネット
は使えたように、分散とネットワーク化により、問題を一部の地域に極小化することが可能である。

発電方式の比較

原発の推進・維持を唱えている人たちは他の発電方式と比較し、

(1)コストが安いこと、
(2)CO2を出さないので、環境に優しいクリーンな発電であること、
(3)既に相当な割合の電力需要を担っているから停止はできない、

という3点を論拠とし、他の発電方式を批判している。

他の火力発電方式はCO2を大量に排出することと、資源の枯渇という理由で、新規設置は殆どの人は考えて
いないだろう。中期的な繋ぎ目的として、石炭・石油・天然ガスによる発電を再開することはあるだろう。

さて、原発と他の発電方式とを比較した場合、見落とされているのは:

(1)そもそも安全な原発の設計が可能で、施工・運用・管理が可能か?
(2)従来のコスト計算で良いのか?
(3)地球温暖化の観点からして本当にクリーンなのか?
(4)事故が発生した場合の被災範囲と収束期間は?
(5)ウラン燃料の埋蔵量は後何年か?

ということである。

これらをもう少し詳しく掘り下げてみよう。

(1)そもそも安全な原発の設計が可能で、施工・運用・管理が可能か?

現在の原発は沸騰水型と加圧水型が主流であるが、核燃料に接する水がタービンを回すということから、
事故や故障が起きた場合に放射性物質が漏洩する確率は高い設計である。

最近の熱交換器のように、完全に2系統に分けてあれば、その確率は下げられるだろうが、今の設計では
施工面、維持管理面で、地震の多発する日本では難しいだろう。

また、原発の寿命は40年でも長すぎるが、60年などは有り得ない。これは制御系の電子部品の寿命と
供給体制から考えると、長くても30年くらいが妥当である。

(2)従来のコスト計算で良いのか?

従来の原発の発電コストは、数千億円の建設費、燃料費、運転維持管理費から計算していると思われるが、
それ以外に加算すべきものは:

(1)事故対策費
(2)事故補償費
(3)廃炉費用
(4)使用済み核燃料の処理費用
(5)保険費用
(6)普及啓蒙(安全対策)費用

などもある。

これらを合算すると、1基当たりどれくらいになるのか、見当も着かない。最大の問題は「使用済み核燃料
の処理費用」である。10万年も管理し続ける必要があると言われているわけだが、地中深くに施設を作った
として、そんなに長い期間、漏洩や温度上昇を抑えて管理することが可能か?ということが世界中で問題に
なっており、未だに明確な解決方法はない。

ましてや地震が頻発する日本にそういう場所はあるのか?ということで、それを解決せずに先送りして原発
を運転し続けていることはその解決を子孫に先送りしているということで大問題である。

又、これも指摘され始めていることだが、殆どのものは事故のリスクを回避するために保険が掛けられるが、
原発だけは事故のリスクが高すぎて、想定される事故の補償全額を保険で引き受ける会社ががないことも、
原発を稼動してはいけないもうひとつの大きな理由である。

(3)地球温暖化の観点からして本当にクリーンなのか?

原発はCO2を排出しないからクリーンだ、ということで、地球温暖化防止の観点から推進する動きがある。
しかし、核燃料を作る過程ではCO2を排出している、という話と、原子炉では相当な熱を出しており、
それを水で冷却して排水しているから、熱の面から見たら、温暖化防止に貢献しているとは言えない
という面がある。

(4)事故が発生した場合の被災範囲と収束期間は?

原発事故が起きた場合、スリーマイル島、チェルノブイリ、福島の例を見れば明らかなように、被災範囲は
原爆と同様に無差別で広いことである。また、チェルノブイリが事故から25年経った今も収束のために管理
を続け、一定区域は立ち入り禁止となっているが、福島原発の場合も最低で10年と言われているが、それは
余りにも楽観的過ぎるという見方もあり、20年以上必要かも知れないのだ。

これは他の発電方式では有り得ない広範囲と長期間の影響である

(5)ウラン燃料の埋蔵量は後何年か?

私の高校の同窓会で某社で原発事業に従事している先輩の講演を数年前に聞いた時に初めて知ったのだが、
ウラン燃料の埋蔵量は、今のままで堀り続けると数十年で無くなるのだ、ということだった。

大騒ぎをして原発を作っても、そんなものなのだ。再利用すれば永遠に使い続けることができるだろう、
という意見もあるだろうが、それは今の原発よりも、もっと危険な方式であり、今のところ、人間が制御可能
とは思えないものである。

自然エネルギー発電の課題

大規模水力発電所は古いものも多く、耐用年数が課題であろう。寿命までは稼動を続けるとして、
起伏の多い日本では、今後は小規模の水力発電を個人が設置することが可能なように法整備も必要だろう。

鉱物燃焼発電は鉱物資源が有限であること、CO2を排出して地球温暖化を促進すること、
そして原発は前述したような色々な問題があることで、こうしたものに依存し続けることは問題であり、
代替方式が必要である。

そこで自然エネルギー発電が世界中で注目され、積極的に事業展開がなされている。
昨年、2010年には自然エネルギー発電が原子力発電の量を超えたというニュースが最近伝えられた。
またコスト面でも原発よりも安くなったとういう話もある。

太陽光発電パネルは半導体技術を使っており、需要が増え、生産が増えると、コストは大幅に下がると
予想できるから、発電コストはますます下がるだろう。

風力発電も騒音を避けて、海上に浮遊する形のものが研究され実現されるということで、
原発に代わるくらいの発電量は賄えるという試算も研究者や環境省から出ているし、
米国の風力発電の総発電量は大型原発40基分を賄っているという話だ。

だから、自然エネルギー発電が鉱物燃焼発電を代替することは十分可能である。
課題としては発電量の不安定性であり、それを補うのがスマート・グリッドである。
まだ実績は少ないが世界中で検討と導入が始まっているから、その技術はどんどん進むであろう。

また、太陽光、風、水、地熱は太陽と地球が存在する限り無限であり、エネルギー源の枯渇を
心配しなくても良い、理想的なエネルギーである。

結論

自然エネルギー発電はコスト面でもこれから期待できるものであり、スマート・グリッドで制御すれば
これからの時代に合った分散型でネットワーク型の発電方式である。
小規模分散型発電は短期間に実現できるし、地域に根ざした新たな雇用を生み出す。

鉱物燃焼発電は資源の枯渇、地球温暖化を加速すること、原発のように、事故が起きた場合の影響範囲の
広さと収束までの期間の長さといったことから、今後の増設は止めた方が良いだろう。

リスクが高く、保険の引き受け手もいない原発は全て停止し、廃炉にすべきである。

その他の火力発電は自然エネルギー発電で全ての電力需要を賄える迄の間は既存設備を稼動して、
それぞれの耐用年数が来たら停止するべきである。

唐澤豊@唐澤塾(2011/4/27加筆)
ブータンの国民総幸福量(GNH)という考え方
既に多くの報道がされているので、ご存知の方も多いと思うが、ブータンでは国王がGNPではなく、国民総幸福量(Gross National Happiness; GNH)という指標で国づくりを進めているという。

今年、国士舘大学アジア・日本研究センターが招待して来日したブータン国立研究所のカルマ・ウラ所長によると、その指標には;

①心理的幸福
②健康
③教育
④文化
⑤環境
⑥コミュニティー
⑦良い統治
⑧生活水準
⑨自分の時間の使い方

の9つの構成要素があり、特にGDPで計測できない項目の代表例としては①心理的幸福があるとし、
それには、正の感情として、

①寛容
②満足
③慈愛

負の感情として、

④怒り
⑤不満
⑥嫉妬

を定義し、2年ごとに地域別に聞き取り調査をして、国民の感情を示す地図を作るということだが、合計72項目を、
一人当たりの面談に5時間も掛けているという。それを8千人から聞き取るということで、その本気度が伺える。
それらの指標を地図bに色で表すと国民の心の風景が描かれるわけである。

金融危機後は欧米の政治指導者もこの考え方に関心を示し始めているとのことだ。

日本を取り巻く周辺国と、何かギクシャクし始めているが、これからの日本をどうするのか?

従来通りに、GDPを指標として、景気回復・経済成長を目指すのか、
GNHのような新しい指標を定めて、新たなビジョンに向かって行くのか、

ということを政治家や官僚に任せておくわけには行かないだろう。

日本は既に少子高齢化社会に突入している。

このまま人口が減少しては経済成長は難しいから、どんどん移民を受け入れるげきだという意見もある。
しかし、人口が減れば、食料自給率もエネルギー自給率も問題なく、全土の約7割が森林であり、雨も多く水も豊富な日本は豊な暮らしができる可能性がある、という意見もある。

我々ひとりひとりがこれからの日本をどうするのか、子孫にはどういう国と環境を残して行くのか、
真剣に考える時が来ている。

唐澤豊@唐澤塾
低価格フードチェーン店はやがて滅びる!
王将、日高屋、幸楽苑の低価格フード・チェーン御三家の業績が伸びでいるというので、
先日、試しに王将に行ってみたが、こんなまずいものを良く食べるな!という味だった。

ずっと昔、幸楽苑に行ったが、あそこのラーメンもまずかったから、二度と行ってない。

御三家は、安い、注文してから料理を出すまでの時間が早いというだけで、
不景気の今は流行っているが、あの味では、皆、段々に行かなくなるだろうと思う。

あるいは、今の若者や中年は味音痴なのだろうか?とも思うが、どっちだろうか?

唐澤豊@唐澤塾


民主党は鳩山氏を党首にして良いのか?
民主党の代表選挙が明日行われることになったが、立候補したのは鳩山氏と岡田氏で、
鳩山氏が親小沢の支持を得て有利と言われている。

マスコミでは問題にされていないようだが、これからの政治課題として、

・世襲制の制限
・企業献金の廃止

が大きな議論になるはずで、そうした時に、政治家一家の鳩山氏を代表に立てて、
総選挙を戦えるのであろうか?
そうでなくても小沢氏の献金疑惑で企業献金廃止を唱えても、
民主党は支持者が減っている状況であるから、
少しでもマイナス要素は減らすべきなのではないのか?

また、例え自民党から民主党に政権交代があったとしても、
鳩山氏では、このところ世襲政治家の自民党首相が続いた後なので、
変わり映えがしないと思われるだろう。
また、元々、鳩山氏は自民党の議員でもあったのだから尚更だ。

一度、鳩山氏にはある集まりで会って、ビールを注いで貰ったことがあるが、
なかなか気さくでいい人であるという印象を受けたから、
これは、鳩山氏個人の人格の問題を述べているのではない。
国民の期待に対して、イメージ的に選挙には不利だろうと言っているのだ。
民主党の議員さんたちよ、良く考えたまえ。

唐澤豊@唐澤塾


PROFILE
唐澤 豊
  • Author:唐澤 豊
  • 還暦を期に長髪から一気に坊主頭にしました。これから20年間、第2の成人を迎えるまではこれでいこうと思います。でもやっぱり冬は寒いし、夏は暑いので、帽子を愛用しています。
    ●情報通信業界の米国系企業を中心に40年間、営業以外の仕事はほとんど経験。技術以外には、マーケティング・ブランディング、組織論、人事評価制度、企業文化なども経験。今まで3つ会社を始めましたが、被買収・売却などの後、4つ目の会社を後任に任せたところで、一昨年、仲間2人ともうひとつ会社を設立し、非言語コミュニケーションのサービスを開発中です。
    ●経営労働管理士。日本躾の会理事。
    ●音楽(ビートルズ、S&G、フォーク、ニューミュージック等)、グラフィックデザイン、水彩画を趣味とするので、マルチメディア技術の活用に大いに期待しています。読書、宇宙の真理探求が最近の趣味。ストレッチ、真向法、西勝造先生の西式健康法を実践中。
    ●故津留晃一さんの著作や講演録(CD)に触れて「人生の目的は体験することである」ということに納得しています。
    ●詳しいプロフィールは「自己紹介」のカテゴリーにあります。
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