唐澤塾
唐澤豊が情報通信技術+経営術+人生術+創造性を中心に一期一会を追求する私塾
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【唐澤塾】バックナンバー:72
【唐澤塾】72: オノ・ヨーコさんによる「ジョン・レノンに捧げるピース・イベント」

今では、ジョン・レノンの「イマジン」は非戦・反戦のテーマソング的になっていますが、オノ・ヨーコさん
も、911の直後、アメリカの新聞にユニークな全面広告を出されたりしたことは、皆さんもご存知と思い
ます。

その彼女が、またまたユニークな活動を静かに展開しているということで、下記URLにその詳細が
あります。
http://www.dreampower-jp.com/peace/

その中に、「お友達にピースイン・イベントをメールする」といいう活動がありますが、唐澤塾の皆さん
に個別にお送りするのは大変なので、以下に転載しますので、ご参照の上、できることから始められ
ては如何でしょうか。

以下転載*************************************

ジョン・レノンに捧げるピース・イベント
オノ・ヨーコ

PEACE EVENT for John Lennon
yoko ono

これは世界の平和を望む、すべての国々と人々への呼びかけです。
常に希望をもたらすあなた、誇り高く、機敏で、そして賢明であってください。
自分自身が平和でいることで、あなたはすでに平和な世界の一部になっているの
です。

A:ビジット・イン・ピース・イベント
VIP (Visit In Peace) Event

訪れる:
中東を、訪れること。
アジアを、訪れること。
アフリカを、訪れること。
南半球の国々を、訪れること。
北半球の国々を、訪れること。

持っていく:
この旅がしたかったけれど出来なかった友人たちの写真を、持っていくこと。
自分の国の音楽か楽器、あるいはその両方を、持っていくこと。
あなたが普段身につけているものを一つ、持っていくこと。
そして旅で出会った誰かにあげること。
あなたがあげるものは、
ハンカチのような、小さなものでもいい。
Tシャツのような、便利なものでもいい。
ネックレスのような、きれいなものでもいい。

見る:
a) 朝日を見る。そして故郷で見る朝日とくらべること。
b) 夕日を見る。そして故郷で見る夕日とくらべること。
c) 月の光を見る。そして故郷で見る月の光とくらべること。

とどまる:
a) 話のできる友人が見つかるまで、とどまること。
b) 旅で訪れた国が好きになりはじめるまで、とどまること。
c) 旅で訪れた国の子どもたちを可愛く思いはじめるまで、とどまること。
 
望む:
望みを胸にとどめること。
望みを伝え、それが拡がっていくのを見ること。
望みを送り、それを分かち合うこと。

持ち帰る:
旅で買った何かを、持ち帰ること。
思い出を、持ち帰ること。
微笑みを、持ち帰ること。


B:ホーム・イン・ピース・イベント
HIP (Home In Peace) Event
旅することが、出来ない人たちのために:

訪れる:
あなたの頭のなかで
あなたの心のなかで
あなたの夢のなかで
ペンフレンド:
あなたが今まで行ったことのない国の人とペンフレンドになること。
友人たちにも、そうするように勧めること。
困っている国の人とペンフレンドになること。
友人たちにも、そうするように勧めること。
あなたと宗教や信念の異なる人とペンフレンドになること。
友人たちにも、そうするように勧めること。

地図:
壁に世界地図を貼ること。
あなたのペンフレンドが住んでいる国に旗をさすこと。
さした旗の数がどれだけ増えたか確かめるために、
毎月あなたの地図の写真を撮って、記録に残すこと。

想像:
世界中の人たちが手をつないでいるのを、想像すること。
世界中の人たちが抱きあっているのを、想像すること。
世界中の人たちが平和に生きているのを、想像すること。

聴く:
胸の鼓動を、聴くこと。
a) あなた自身の
b) あなたの仲間の
c) あなたの子どもの
人々の声を、聴くこと。
動物の声を、聴くこと。
惑星の声を、聴くこと。
宇宙の声を、聴くこと。
地球の回転に、耳を澄ませること。


C:ダンス・イン・ピース・イベント
DIP (Dance In Peace) Event

気持ちが落ち込んでいるときには、
心を踊らせることを、一日に一つだけやってください。
それは空を見上げるというようなシンプルなことでもいいのです。

それも出来ないぐらい落ち込んでいたら、
誰かの心を踊らせることをやってください。
それは電話をしてあげるというシンプルなことでもいいのです。

それを、しばらくやり続けたら、
あなたの人生は大きく変わっていくでしょう。

いつか、一緒にみんなで踊りましょう。

ねっ!  y.o.


注:このピース・イベントをあなたの友人にも知らせてあげてください。
ピース・イベントの記録の一部として、あなたのしたことをメールで下記まで
送ってください。

peace@dreampower-jp.com

ご送付いただいたメールの内容を、当ウェブ・サイトをはじめ、一般に公開させていただく場合があります。公開をご希望でない方は、
そのむねお送りいただくメールでお知らせください。

**********************************以上転載終わり

既にご紹介した、戦争反対署名運動やアメリカ製品不買運動、そして各地で起きている反戦デモと
いったものは、それらに反対する人達からの反動もあるのではないか、とのご意見も頂いております。
それらに比べると、オノ・ヨーコさんの提唱されていることは、静かに長期的に行動しましょう、というこ
とで、反動や反感を買うことも無いわけで、流石に良く考えられていると思います。
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【唐澤塾】バックナンバー:69~71
【唐澤塾】69:国外ニュースサイトに殺到する米国市民

ブッシュは、パパ・ブッシュやカーター元大統領の諫言も聞かず、残念ながら、対イラク戦争は秒読み段階
に入ったようです。
米国の主流メディアの偏った報道に嫌気がさした米国市民達は、国外のニュース・サイトに情報を求め出し
ているとのことで、911の時と同様、マスメディアの限界とインターネットの有用性が、ますます高まって来てい
ると言えそうです。イギリスの新聞社の傘下にあるサイトなどは、米国からのアクセスが1ヶ月の訪問者数の
半分近くを占めたところもあるそうです。また、米国メディアに対する批判の声は、当の米国メディア関係者
達の間からも湧き起こっており「唯一議論が交わされている場所は、ウェブ上だけだ」という意見もあるそう
で、これは好ましい傾向であると思います。
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030318202.html

イギリスでは、元外務大臣のクック下院院内総務が、イラク攻撃をしようとしているブレア首相の連帯責任を
取らされるのは受入難い、というので辞任しました。

小泉内閣の閣僚には女性も多く、小泉首相がブッシュ演説を支持しているように、本当に本音で国連決議無
しでイラク攻撃を支持するのか、川口外相を初めとして、ひとりひとりの閣僚に確認し、ひとりでも閣僚が辞任
することになれば、小泉内閣は崩壊に向かう可能性があるのではないかと思うのですが・・・。
こういう状況になると、我々に出来ることは、ブッシュの飼い犬となって何事にも尻尾を振り続け、構造改革と
言いながら何も出来ない小泉内閣を倒し、イラク攻撃支持は日本国民の総意ではないことを世界にアピール
することではないか、と考えてしまいます。

いずれにしても、大量の血が流れない為に、サダム・フセイン一家が亡命して呉れることを祈ります。

     #     #     #     #     #

【唐澤塾】70: 米国イラク侵攻のリスクとイラクとの秘密交渉の可能性

既に何度もご紹介している「田中宇の国際ニュース解説」ですが、
3月18日号で、米国のイラク侵攻について最新情報を分析していますので、抜粋して転載します。
詳細はWeb でお読み下さい。

以下抜粋転載************************************
━━━━━━━━━━━
★イラク侵攻のリスク
━━━━━━━━━━━

 ブッシュ大統領が間もなく始めそうだとされる「第2湾岸戦争」について、
1991年の湾岸戦争のとき米軍の軍事作戦を練った元将校が「湾岸戦争のよ
うな完勝型の戦争ではなく、ソマリア戦争(1993年)のような大失敗で終
わる可能性が大きい」と警告を発している。
http://news.independent.co.uk/world/middle_east/story.jsp?story=387234

 この元将校(マイク・ターナー、Mike Turner)によると、1991年の湾
岸戦争には、4つの好条件が整っていた。<1>クウェートを「侵略した」イラ
ク軍を叩くという明快な政治目標があった <2>十分な米軍の兵力 <3>アラブ
諸国がアメリカを支持してくれたため、アラブ諸国内での反米活動を抑えるこ
とができた <4>アメリカを長期にわたる世界的な「聖戦」に巻き込んむこと
で自国の立場を強化しようとしていたイスラエルに口出しを許さなかった、と
いう4点である。

 逆にソマリア戦争では、アメリカは最初ソマリア内戦を仲裁する人道目的で
介入したが、その後の米軍は、反米的な態度を打ち出していたアイディード将
軍の派閥を壊滅させることだけを目的にするようになり、アメリカ兵を市街地
での危険な戦闘行為に駆り立てた結果、市街戦でアメリカ兵が残虐に殺された
後の光景がテレビを通じてアメリカのお茶の間に流れて米国内の反戦ムードを
あおり、当時のクリントン政権はソマリア撤退を余儀なくされた。

▼米マスコミの反戦と「ソマリア化」の可能性

 マイク・ターナーがいうところの「前回の湾岸戦争の4つの好条件」と、今
回開戦目前といわれている「第2湾岸戦争」とを比べると、4点のうち<2>の
「十分な兵力」という1点しか満たしていないことが分かる。サダム・フセイ
ン政権が武装解除に応じている最中に侵攻を始めてしまうのは<1>の政治目的
を欠いていることになる。アラブ諸国は団結して米軍単独の戦争に反対してい
るから<3>も満たされていない。ブッシュ政権中枢にいるタカ派の「ネオコン」
の人々が強度のイスラエル支持勢力であるため、<4>のイスラエルの干渉とい
う点も、湾岸戦争時とは正反対の状況だ。

 2週間ほど前から、アメリカのマスコミはものすごく反戦論調が強くなって
いる。911事件後、ずっと体制翼賛的な臭いが強かったアメリカの最有力紙
ニューヨークタイムスは、最近では連日のように反戦的な評論を載せている。

With Ears and Eyes Closed
http://www.nytimes.com/2003/03/17/opinion/17HERB.html

The Summit of Isolation
http://www.nytimes.com/2003/03/16/opinion/16SUN2.html

 またイスラエルの新聞「ハーレツ」も、戦争に反対する論調を繰り返し掲載
するようになった。アメリカ単独でのイラク侵攻は、ユダヤ人にとってプラス
にはならない、と主張している。

Thank you, President Bush
http://www.haaretzdaily.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=273518

Is the war good for the Jews?
http://www.haaretzdaily.com/hasen/pages/ShArt.jhtml?itemNo=271673

 現代の戦争は、どれだけ強力な兵器を持っているかということよりも、どれ
だけ上手に自国と関係国の世論を味方につけられるかという「プロパガンダ」
の側面の方が重要である。クリントン政権によるソマリア戦争の失敗は、もと
もとアメリカ政府が米国民にソマリアでの戦争の必要性を十分納得させること
ができないまま軍事介入し、その上でアメリカ兵が戦闘中に残虐に殺されたと
いう光景を米国民が見てしまったことに起因している。

【中略】

▼大統領にとってリスクが大きすぎる戦争

「ブッシュ政権は、短期間に完勝できるシナリオを持っているはずだ。だから
反戦運動が盛大になる前に戦争は終わるだろう」という予測もある。だが「戦
争」というものは、事前の予測を超越する出来事である。開戦したら、どっち
に転ぶか分からないのが「戦争」だろう。短期戦で完勝するということは、結
果としてはありえても、事前のシナリオとして米政府がそれに頼ることはでき
ないと思われる。ブッシュ政権は危ない賭けを始めたことになる。

 歴史上、世界の人々のこれほど強い反対を押し切って行われる戦争は初めて
である。このまま3月20-22日ごろに開戦すると、イギリスとスペインは
国内世論がさらに強く反戦に動き、早々に「同盟軍」から脱落する可能性があ
る。開戦後、戦争が長引いたり、米軍が戦争犯罪まがいのことをやっているこ
とがマスコミに暴露されたら、ソマリア型の撤退を余儀なくされ、ブッシュは
史上最悪の大統領というレッテルを貼られて敗北することになる。

 ふつうに考えれば、大統領にとって、ここで戦争に踏み切るのはリスクが大
きすぎる。私は「戦争はあるべきではない」と言いたいのではない。そうでは
なくて、アメリカがここで戦争に踏み切るのは、あまりに馬鹿げているとしか
思えない、ということである。

(戦争は不必要で悪いことに決まっている。世の中に「戦争でしか解決できな
い問題」などありえない。「戦争で解決したいと思っている人がいる問題」が
あるだけである。「正義の戦争」という言い方は、全くの欺瞞である)

【中略】

▼秘密交渉の可能性

 ここ2-3日、もう一つ気になっているのは、アメリカとイラクとの秘密交
渉についてである。ロンドンのアラビア語新聞「アル・ハヤット」がイラク側
の情報として3月13日に報じたところによると、アメリカとイラクの代表が
欧州などで会合し、戦争なしですませる方法について交渉しているという。

 アメリカ側は、イラク侵攻を回避する条件として、フセイン大統領が権限の
ない大統領に退いた上で国内各派による連立政権を作るとともに、イラクへの
米軍駐留や、イラクがイスラエルを国家として承認すること、イラクの油田の
利権をすべてアメリカに渡すことなどを挙げているという。
http://english.pravda.ru/world/2003/03/15/44472.html

 私の知るところ、このニュースはロシアのプラウダ以外転電していないため
信憑性に疑いがあり、その後続報もないが、この手の交渉が行われている可能
性はある。

*********************************以上抜粋転載終わり

しかし、田中氏はよく様々な情報を集め、分析しているなと感心します。
アメリカ、イスラエルのメディアも戦争反対を明確にし始めているとのことで、健全性を感じ、少しほっと
しています。
最後の情報のように、ぎりぎりまで交渉が続き、戦争が回避されることを祈るばかりです。

     #     #     #     #     #

【唐澤塾】71:参考:アメリカ製品不買運動参加への呼びかけ

残念ながら、イラク攻撃がとうとう始まってしまいました。

イラク攻撃に反対の意思表示として、下記のようなアメリカ製品不買運動を、アメリカ、東京、西宮に
在住の3人の日本人の方々が、2月から始めていたとのことです。

戦争反対のデモ行進をするよりも、不買運動の方が効果はあるかとも思われます。
これからどういった行動をされるかは、皆さんのご判断ですが、不買運動については、まだ余り知ら
れていないのではないかと思い、お知らせする次第です。
戦争突入を止めるのが当初の目的であったと思われますが、始まってしまった戦争を早期に停止さ
せるためにも、この運動を継続することは、効果があるのではないかと思います。

以下転載**************************************
--------------------------------------------------------------------------
 アメリカ製品不買運動参加への呼びかけ ~消費者の可能性~
--------------------------------------------------------------------------
【賛同団体・個人募集】(転送可)
「Peace Choice-平和のための選択」

2003年2月12日

呼びかけ人
「日米環境活動支援センター」 代表 宮崎さゆり(ワシントンDC在)
「戦争ボイコット・ネットワーク」 代表 宮川 準(東京在)
「戦争反対ええじゃないか桃太郎運動」 代表 竹林 伸幸(西宮在)

はじめに

 今、日本には春が訪れようとしていますが、イラクの空には戦争という暗雲が覆
い、人々は明日にも始まるかも知れない空爆や地上軍の侵攻という恐怖の中で日々を
過ごしています。

 私たちは、このブッシュの対イラク戦争を決して他人事として見過ごすことはでき
ません。イラクの空、海、そして人々の心は、日本の空、海、そして私たちの心とつ
ながっています。私たちはブッシュの戦争を止めるために、今、何ができるかを考
え、ここに米国製品・サービスの不買運動(ボイコット)を呼びかけることにしました。

 私たち三人の力はとても小さく、最初の「マッチで火を起こす」程度のことしかで
きません。しかし、この火が「若草山の野焼きの火が全山に広がるように」やがて日
本全土に広がり、世界各地の不買運動ともつながり、初期の目的を達成する日がやっ
てくることを願ってやみません。団体、個人を問わず、不買運動への積極的参加を呼
びかけます。

1.ブッシュの戦争

 今日、大量の破壊兵器が充満している地球上で「正義の戦争」が存在するのかどう
か、大いに疑問視されなければならないことですが、今回のブッシュの戦争には「一
片の正義も合理性」もなく、あるのは圧倒的軍事力を持つ強者の傲慢さと独善性のみ
と言っても過言ではないでしょう。ブッシュの主張する戦争開始への唯一の論拠であ
る「イラクの大量破壊兵器保有」にしても、もしそうであったとしても、イラクに大
量破壊兵器を使用させず「平和的に」廃棄にまで導くということが米国等大国の責任
です。その際には、大国自身が率先して自らの核兵器廃絶など、大量破壊兵器廃棄の
「お手本を示す」ことが何よりも大事なことではないでしょうか。

 今回のブッシュの戦争は、「火薬庫のなかの火薬を廃棄するのに火薬を用いる」と
いう暴挙であり、広島、長崎の悲劇をイラクで再現するだけでなく、これが導火線と
なって世界の各地に戦争やテロの悲劇を飛び火させる可能性も否定できません。

2.世界的な反戦運動の高揚

 一方、この戦争の危機を察知した地球市民の反戦の動きは、ブッシュの本拠地米国
を始め世界各地で燃え広がっています。そして、その規模は過去の地球上のどの戦争
の時よりも大きく、ブッシュをジリジリと追い詰めています。米国政府の総力を上げ
た開戦準備を決して軽んじることはできませんが、それに対抗して地球市民が総力を
上げて立ち上がり、世界最強国の軍隊の暴挙を止めようとしていることも確かです。
国際政治の舞台ではこの草の根地球市民の反戦運動は、各国政府や国連の動きのなか
に反映されてブッシュの戦争を止める力に転化しています。このことを自らの膝下に
引き寄せて考えると、小泉政府はブッシュの戦争に追随するのみであり、私たち市民
は世界のどこよりも戦争反対の声を大きく上げなければなりません。

3.不買運動(ボイコット運動)の歴史

消費者が日常的に参加できる不買運動は、社会や環境に悪影響をおよぼす企業や国の
政策方針などに異議を申し立てるために、さまざまな抗議対象をターゲットにして実
施されてきました。

戦争史のなかで登場した不買運動の例としては、1919年の五・四運動(日本の屈辱的
な21ヶ条の要求と中国政府の屈服に端を発した中国の学生を先頭とする抗日運動)
のなかで、日本商品の不買運動が中国全土に広がり、この後の長い抗日闘争のきっか
けとなったことが上げられます。

さらに、社会に大きな変革をもたらした例としては、インドの独立を導いたマハトマ
・ガンジーが、英国製の布地のボイコットを人々に呼びかけて非暴力の独立運動を進
めたこと、さらに米国公民権運動の発端となった米国アラバマ州でのアフリカ系市民
によるバス・ボイコット運動、南アフリカ共和国のアパルトヘイト政策に対抗するた
めに組織されたボイコット運動が同国からの外資系企業の撤退を促してアパルトヘ
イト政策の廃止へとつながったこと、などが上げられます。

 また、1995年のフランスの核実験再開に抗議するフランス製品ボイコット運動で
は、南太平洋、日本、英国等世界の各地から起こった「フランスのワインは飲まな
い」の声がフランス政府を震撼させ、実験中止に追い込む大きな力となりました。

4.なぜ日本で不買運動を始めるのか

中東では市民がアメリカ製品のボイコットを始めていることをご存知でしょうか。
韓国、香港等でも既にその動きが始まっているようです。
私たち市民が日々モノを買うことは、選挙のようなもので、製品をつくる企業や経済
政策に一票を投じているのと同じことだと言われます。
アメリカの政治、とりわけ共和党のブッシュ政権は、アメリカの大企業に支えられて
います。イラクに対する戦争は石油産業や軍需産業が強く支持していますが、他の多
くの企業はブッシュ政権に反対はしないものの、戦争で不況になるのではと実はびく
びくしています。
さて、見回してみると日本の消費者はアメリカ企業の良いお客さんです。私たちがア
メリカ製品を、アメリカが戦争を止めるまで買い控えるとすると、中東の消費者以上
にアメリカ経済に影響を与えることができます。
そして、日本の市民が平和のためにボイコットが行っていることを知れば、アメリカ
の大企業や政権は、戦争政策が実害を伴うことを知るでしょう。
戦争と経済を結び付けること、平和運動と「経済」に焦点をあてた運動を結び付ける
こと、それが今回の不買運動のねらいです。
 「米国の信頼できる同盟国」日本での不買運動は、ブッシュの戦争を止めるために
も、「平和を愛する米国市民との真の友好関係」を作るためにも、平和的で力強い大
衆運動として大きな力を発揮するでしょう。
私たちのちょっとした日々の選択で世界は変わる、戦争は止められるのです。

5.今回のアメリカ商品不買運動のためのメモ
■目的
短期目的: 米国ブッシュ政権に対イラク戦争を思いとどまらせるために、アメリカ
企業の製品やサービスをボイコットして消費者として戦争反対の意思を伝える。
中期目的: もし戦争が始った場合には、それを中止させるために、アメリカ企業の
製品やサービスをボイコットして消費者として戦争反対の意思を伝える。
長期目的: 米国ブッシュ政権の外交政策の見直しを要求するために、アメリカ企業
の製品やサービスをボイコットして消費者として外交政策反対の意思を伝える。

■アクションの形態
日本国内の消費者団体や反戦・平和団体が横に繋がりこの運動を支える賛同団体と
なって、ボイコット運動の連合体組織「ピース・チョイス連絡会(仮称)」を形成す
る。また、団体だけでなく、個人も連絡会に賛同人として参加できるものとする。連
絡会をまとめる事務局は、呼びかけ人の宮崎、宮川、竹林が責任をもって運営する。
事務局では、対象製品・サービスをリストアップし、消費者への呼びかけや企業への
質問状の送付、マスコミへの広報、ホームページの運営などを並行的に行う予定であ
る。活動は逐次、賛同団体・個人に対して報告される。

■対象製品の考え方
多様に消費されている製品・サービスの中から、効果、象徴性、多世代への影響など
を考慮して不買対象製品・サービスを選び、代替製品の選択を消費者に促がす。その
際、一般消費者への運動の広がりを考慮して、米国資本の多国籍企業の製品でグロー
バリゼーションを象徴する製品・サービスを主要ターゲットにすることも考えられる。

しかし、短期・中期・長期目的にわたって、ブッシュ政権を支えている企業へのボイ
コットは推薦され強調されなければならない。そのための参考資料として、以下に
ブッシュ政権への献金企業リストの一部を紹介する。

ブッシュ大領領と献金企業(2000年大統領選挙時のデータによる)
・ メリルリンチ(投資顧問) $132,425
・ プライスウォーターハウス・クーパーズ(コンサルティング) $127,798
・ シティ・グループ(銀行) $114,300
・ エンロン(エネルギー) $113,800
・ テキサス州(州政府) $87,254 
・ その他

ブッシュ政権主要閣僚、および大統領補佐官と献金企業
・ ジョン・アシュクロフト(司法省長官)- AT&T社(通信)、マイクロソフト社(コンピュータ・ソフト)他
・ ドナルド・ラムズフェルド(国防省長官)- ファルマシア社(製薬)、モトローラ社(電子機器)他
・ スペンサー・エイブラハム(エネルギー省長官)- GM社(自動車)、フォード社(自動車)他
・ コリン・パウエル(国務省長官)- AOL社(インターネット・プロバイダー)他
・ コンドリザ・ライス(国家安全保障担当大統領補佐官)- シェブロン社(石油)他

■不買対象製品・サービス(暫定)
1) 娯楽 - ディズニーランド、ユニバーサルスタジオ、ハリウッド映画、アメリカ旅行
2) 食品 - マクドナルド、コカコーラ、スターバックス・コーヒー、米国産牛肉
3) ガソリン - シェル、エッソ、エクソン
4) 衣料 - GAP、リーバイス
5) 車 - フォード、GM
6) 金融 - シティバンク
7) パソコン - IBM、マイクロソフト、マッキントッシュ、DELL
8) 日用品 - P&G
9) 上記企業の株


※ 以上の内容に賛同される個人・団体の方々は、私たちの方に早急に連絡を下さ
い。イラクへの戦争が目前と言われる今日、このボイコット運動には一人でも多くの
個人・団体の方の参加が必要です。E-メールでも、電話・FAXでも御一報下されば、
追ってこちらからこの不買運動に関する情報をお送りいたします。どうぞよろしくお
願いします。

連絡先: 宮崎 ujeac@igc.org TEL/FAX米国301-887-1390
宮川 brass@kf7.so-net.ne.jp TEL 070-5564-0081
竹林 weeds7373@ybb.ne.jp TEL/FAX 0798-36-5689

**********************************
US-Japan Environmental Action Center
P.O. BOX 305
Washington, DC 20044-305 USA
Phone/Fax: (301)887-1390
ujeac@igc.org
**********************************

***********************************以上転載終わり

なかなか良く考えられた計画だと思います。
そういう意味では、何か行動計画を立てる時の企画書・趣意書としても参考になるのではないかと思
います。

【唐澤塾】バックナンバー:63~68
【唐澤塾】63:カーター元大統領がNYタイムズに寄稿;「イラク戦は『文明国史上空前の愚行』と厳しく批判」

下記は朝日新聞社 asahi.com の記事です。
http://www.asahi.com/international/update/0310/009.html

以下転載****************************************

カーター元大統領、イラク戦は「文明国史上空前の愚行」

ノーベル平和賞を昨年受賞したカーター元米大統領は、9日付の米紙ニューヨーク・タイムズに寄稿し、
ブッシュ政権が準備を進めている対イラク武力行使を、「文明国の歴史の中でほとんど前例のない」誤った
軍事的、外交的行為に踏み切ろうとしていると厳しく批判した。

 カーター氏は文中、自らの大統領在任中(77年~81年)に様々な国際的危機があり、「正義の戦争」の
原則はよく承知していると述べ、「目下のイラクへの単独行動主義的な攻撃が、その基準に見合っていない
のは明らかだ」と主張した。

 戦争が正義であるための条件として(1)すべての非暴力的な方策が尽きた後の最後の手段であること
(2)戦闘員と非戦闘員が区別されること(3)自国が受けた被害に釣り合うこと(4)国連などの認めた法的
な裏付けがあること、などを列挙し、イラク戦はどれも満たさないと考えを述べている。

 そのうえで同氏は、イラク周辺に展開している米軍に関して、「戦争を最後の選択としつつ、イラクに安保
理決議を順守させるための圧力として用いるなら、平和と正義のチャンピオン(擁護者)としての米国の地
位を高めることになる」と提案している。 (03/10 18:39)

****************************************以上転載

流石にノーベル平和賞を貰ったカーター氏の言葉は説得力がありますね。最後のところで、ブッシュが振り
上げた拳をどう下ろしたらよいかも提案しているところがなかなかと感心しました。
これで、少しはブッシュ政権も聞く耳を持つのではないかと期待したいところです。

また、ロシアのイワノフ外相に続き、フランスのシラク大統領も拒否権を行使すると明言したということで、
短期間に攻撃開始となる可能性は遠退いたように思われます。
http://www.asahi.com/international/update/0311/001.html
http://www.asahi.com/international/update/0311/005.html

帝国軍人として大東亜戦争に参戦し、中尉となった父が、先週3日、午後5:50に他界しました。
享年91歳の大往生でした。
東京に住む妹は、当日の朝、帰省し、死の1時間前まで会って話をして、帰京のバスに乗ったということで、
父は、苦しむことなく、安らかに永眠したようで、それは顔にも出ておりました。
急逝だったとは言え、親不孝が祟り、その最後を看取ることは出来なかったことが唯一、私の心残りです。
軍人魂は最後まで持っていた父ですが、戦争中、母には多大な負担を掛けたわけで、晩年、それは認めて
おりました。そうした経験から、いかなる戦争も最早望んでいないと思います。
天国より、世界が平和になるよう、見守って呉れていると信じております。

合掌

     @     @     @     @     @

【唐澤塾】64: [ 田中宇:イラク侵攻とドルの潜在危機 ]

以前にもご紹介している「田中宇の国際ニュース解説」ですが、最新号は、

★イラク侵攻とドル暴落の潜在危機

というものです。この記事の詳細は下記ウェブサイトでお読み下さい。
http://tanakanews.com/d0311iraq.htm

そもそも「イラクが武装解除をしなければアメリカは武力行使をする」というのは
非論理的な話で、第三者の立場からすれば、「ではアメリカも武装解除しなさい」
ということになるはずですが、そんなことをするはずはなく、自分達の価値観で
善悪を判断し、悪は壊滅するというグローバリズムを全世界に押し付けている
わけです。

話が少し変わりますが、帷子川のタマちゃんを捕獲し、オホーツク海に戻そう
というアメリカの動物保護団体が昨日、捕獲作戦を独断で決行し、失敗した
ということは皆さんもご存知だと思われます。

これもアメリカ流の動物保護がグローバル標準と勝手に思い込んで押し付けた
結果であると言えます。

タマちゃんは、帷子川を生息地として選んで、その環境に適合したら、アザラシ
の生息地域が拡大される可能性もあるわけで、それを進化と呼ぶなら、アメリカ
の動物保護団体がやって来たことは人間の傲慢により、動物の進化を止めて
いる可能性もあるかも知れないわけです。

これは、動物保護や自然保護等に関するアメリカのグローバリズムも、今回の
イラク攻撃の論理とも酷似していると思います。

話はイラク問題に戻って、カーター元大統領に続いてブッシュ元大統領が
アメリカ単独攻撃開始に反対しているということは、攻撃回避の可能性が
高まって来たかもしれないと期待されます。

以下抜粋転載******************************

 アメリカはこれまで「イラクは完全に武装解除しない限り、武力行使する」
と言ってきたが、イラクが持っている武器のうち、どれとどれを廃棄したら
「完全な武装解除」になるのか明示しておらず、アメリカの主張は「イラクが
どんなに武装解除しても武力行使する」というのと同じだった。修正案が、イ
ラクが廃棄すべき武器のリストを示すものに変更された場合、イラクがそのリ
ストに沿って武装解除を達成すれば戦争を回避できる、という可能性が出てく
ることになる。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A4971-2003Mar10.html

 また同じ10日には、ブッシュ大統領の父親(元大統領、パパブッシュ)が
アメリカ単独でのイラク侵攻に反対を表明した。ブッシュの父親は、アメリカ
東部ボストン郊外のタフツ大学で講演し「国際社会の協調なしにイラク侵攻し
たら、パレスチナ和平が完全に破壊されてしまう」「嫌悪感を乗り越え、フラ
ンスやドイツと仲良くすべきだ」などと語り「アメリカの単独侵攻に反対する
人々の意見には道理がある」という趣旨のことまで述べたという。
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,3-605441,00.html

 アメリカが単独で侵攻に突っ走ると、米政権中枢の親イスラエル派(ウォル
フォウィッツ国防副長官ら「ネオコン」)の独裁状態を生み出し、あとで大統
領がパレスチナ和平交渉をやろうと思っても、政権内の親イスラエル派によっ
て止められてしまうことになる。ブッシュの父親が、米軍の単独イラク侵攻と
パレスチナ和平の破壊が結びつけて語ったのは、そうした懸念を表明したのだ
と考えられる。

(パパブッシュはイスラエルに批判的だったため、米国内のイスラエル系ロビ
ー団体の逆鱗に触れ、1992年にクリントンに負けて再選を逃した)

 ブッシュ大統領は、父親のアドバイスに従うことで知られる。ブッシュ政権
が就任して間もなくの2001年3月、ネオコンが牛耳る国防総省が主導して
北朝鮮に対して挑発的な敵対策をとり始めたとき、父親は息子に「北朝鮮に対
してもっと柔軟な政策をとった方がいい」「国防総省のいうことばかり聞いて
いたら、良い外交はできない」と呼びかけたメモを送った。この後、2002
年初めに北朝鮮を「悪の枢軸」の一つに指定するまでの間、ブッシュ政権の北
朝鮮政策はやや穏健になった。
http://tanakanews.com/c0603korea.htm

 そのことから考えると、そもそもこのタイミングでパパブッシュの発言が飛
び出してきたこと自体、米政権中枢でイラク侵攻を止めようとしている勢力が
まだ存在していることが感じられる。パパの発言で事態が変わる可能性がある
からこそ、発言が出てきたのだと思われる。

***************************以上抜粋転載終わり

兎に角、今回の田中宇氏の記事は様々な角度から分析しており、是非じっくり読んで
みて頂きたいと思います。

     @     @     @     @     @

【唐澤塾】65:日本国憲法第九条

釈迦に説法かも知れませんが、皆さんもご存知の日本国憲法第九条は以下の通りです。

***************************************
■日本国憲法第九条■

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。

前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
***************************************

これをどう解釈すれば、小泉政権のイラク問題への対応となるのでしょうか?
実際に戦争するのはアメリカやイギリスで、日本は参戦しないから、憲法第九条には抵触しないと
でもいう解釈でしょうか?
国際紛争を解決する手段として戦争を放棄するならば、他の国々に対しても一貫してそれを希求
しなければならないはずです。

憲法を変えるならその議論をして変えてから行動すべきであって、そのままにしておいて勝手な解釈
で対応するということは、問題を先送りしているだけです。
この「直面する問題を正面から解決しようとせず先送りする」ということが、今日の日本の様々な問題
の根本原因であると思います。

     @     @     @     @     @

【唐澤塾】66:増田俊男の時事直言185号「円高!」

以前にもご紹介した増田俊男氏の時事直言ですが、最新号では、下記のように2003年は、円高、株高、
土地高のトリプル高という元気になることが書かれております。
こうなってくれるといいですが、今の日本の経済状況からして、果たしてそうなるのでしょうか?

以下抜粋転載*************************************

拙著「2003年、フセイン特需で日本は大復活する」の表紙に「円高」をうたったが、予定通り3月7日NY で
1ドル116.36円をつけた。日銀が介入し117.10円まで戻したが、介入が市場の趨勢に勝てないことは明ら
かである。今後一時ドルの反発があるが本年は一貫して円高基調となるだろう。あらゆる機会で述べて
きたが、2003年は円高、株高、土地高のトリプル高!

**********************************以上抜粋転載終わり

詳しくは下記Webでお読み下さい。
http://www.luvnet.com/~sunraworld2/

185号では他に以下のテーマについても書かれており、イラク問題の背景を国際金融の専門家として
分析しているわけですが、マスコミには出ない裏事情的情報で興味が持たれますが、色々な考え方が
あるのもです。

・サダム・フセインからブッシュへ…キックバック受益者の交代
・フランスがアメリカの対イラク戦争に反対する理由
・特報!
・いよいよ待望の「目からウロコ」大阪大会/東京大会

     @     @     @     @     @

【唐澤塾】67: JMM『パリは燃えているか?;欧州メディアレポート』第2回目

しばらくお休みしていたので、今日は立続けで申し訳ありませんが、村上龍の発行するメルマガ、JMMで
新コーナー『パリは燃えているか?;欧州メディアレポート』が始まりました。
その第2回に、フランスのドビルパン外相が3月7日にイラク問題に関し国連安保理で行った演説の内容が
紹介されています。

以下抜粋転載**************************************

「安保理常任理事国として、フランスは、力の自動的な行使を許すような決議案を通
 過させはしない。賭けられているのは、ただイラクのケースだけではない。紛争の
 いかなる解決方法を選択するのか、われわれの子供たちに生きていってもらいたい、
 そういう世界のあり方を選択することが問題なのだ。……ある人びとは力を行使し
 て新しい秩序を作り出せると言うかもしれない。しかしそれはフランスの信じる道
 ではない。反対に力の行使は、憎悪と恨みを募らせ、アイデンティティや文化の衝
 突をもたらすのだ」

二月一四日の演説では、安保理では異例なことに、ドビルパン氏の演説は拍手をもっ
て迎えられた。これはフランスの観点からすると非常な成功であり、国営テレビ局の
FRANCE3などは、FOX、SKY、BBC、アルジャジーラなど各ニュース・
ネットワークが、それぞれ演説に続く拍手のシーンを報道したか否かまで細かく比較
して各局の姿勢を分析していた程である。またこの件以来、外相に対するシラク大統
領の覚えがすこぶる良くなったとされる。

***********************************以上抜粋転載終わり

裏の事情はあるかも知れませんが、この演説内容を読む限り、「そうだ、その通り!」と言いたくなる、なか
なか素晴らしいものだと思います。

詳しくは下記Webでご覧下さい。
http://jmm.cogen.co.jp/

     @     @     @     @     @

【唐澤塾】68: 『低成長経済時代の経営のために』~企業業績を高める10の方法~

下記は、元富士通でニフティー立ち上げの中心メンバーのおひとりとして貢献された
京増さんが発行しているメルマガ「かわら版」です。私がニフティーに加入した時の
バディーとなて、ご指導下さったのが京増さんでした。

今回は、富士通のコンピューター・サロンの穂井田さんの米国最新情報で、
『低成長経済時代の経営のために』~企業業績を高める、あなたに出来る、10の方法~
というものです。10項目、それぞれは、当たり前のことのようですが、実行している経営
者は、なかなか少ないのではないかと思われます。
日本経済はますます厳しくなりそうですが、生き残るためには、この10項目を実行でき
れば、生き残れるのではないかと思います。

ご参考まで。

唐澤

以下転載********************************

京増 弘志    PDB01260 2003/03/12 07:55
題名:かわら版NO.1148穂井田レポート

「かわら版NO.1148 穂井田レポート」030312
====================================
 穂井田直美さんから「The Industry Trend Report 2003-09 低成長経済時代の
経営のために」をお送り頂きました。
米国経済について、厳しい認識が高まってきており、低成長下での企業経営は
不況下の今「座ったまま経済が回復するのを待ち続けるのではなく、革新により
真の強化を実現できる場所で行動する企業が、将来の成功を勝ち取るベストポジ
ションにいる」という穂井田さんのご意見です。
 最近のIT活用も、伝統的な大手や中堅企業の基幹情報の効率化に対し、マイク
ロビジネス、SOHOエージェントなどのIT活用、創造的業務破壊による新ビジネス
モデル開発、遊休資産の活用や個人ニーズを意識とした広域連携システムなど、
革新的なポジションでのIT活用の具体的提案が求められています。
 昨日は、国土交通省の広域連携事業の木更津セミナーが開催されました。何故、
今、NPO を立ち上げたかについて「ちばSOHOエージェンシー」永井理事長から、
木更津市役所の渡辺さんからは、何をNPO に期待するかの説明がありました。
 木更津市の企業統計では、総企業5181社のうち、1 位が卸小売飲食の2526社、
2 位のサービス業が1456社で全体の76.8% です。また、従業員は1 ~5 人が2179
社、5 ~9 人が1020社で全体の61% です。大手製造業のITを主体としたアウトソ
ーシング需要もありますが、地場のマイクロビジネスこそ、革新的なポジション
が取りやすく、プロモーション方法や顧客管理などのビジネスモデルレベルから
の支援も、地域NPO の重要な役割と認識しております。
北から南からに紹介しました、太田空真さんの樹研工業の松浦社長、経営、人
事、商品企画など、多岐にわたって革新的なポジションを取られています。
  京増弘志 PDB01260@nifty.com http://homepage3.nifty.com/kyomasu/
====================================
         『低成長経済時代の経営のために』
     ~企業業績を高める、あなたに出来る、10の方法~
 あなたが属している業界が何であれ、あなたの企業の2002年の業績がどうだっ
にしろ、ブッシュ政権の経済プランの成功を信じるにしろ信じないにしろ、2003
年は、ビジネスにとって尋常な年にならないだろう。今年は、鈍化する経済成長
下において、更なる経営技量が必要とされる年になるにちがいない。そうしなけ
れば経済が回復したとき、あなたもあなたの会社も立ち直れないにかもしれない。
マイケル・P ・ドリスコル氏の戦略には、失敗の文字はみあたらない。この
2 年、ノースロップ・グラマン(Northrop Gramman Corp.)のユニットの一つであ
るウィンチェスター・エレクトロニクス(Winchester Electronics)のCEO 兼社長
として彼は、同社の製品の40% を売却し、残った製品の製造の85% を中国に移し、
コネチカット州ウォーリングフォードに本社を移し、同社の将来を、高速・高密
度で革新的な銅コネクタに重点的に賭けてきた。ちなみに銅は、光ファイバーよ
りは安い代替として、ルーターやメインフレーム・コンピュータに使われている。
「私達は、銅コネクターの製品寿命があと10年は固いと信じていたのです」と、
ドリスコル氏は語っている。
現在、ビジネス世界は鈍化した経済に覆われているが、その中で活発なのは
ウィンチェスター・エレクトロニクスだけではない。例えば、コネチカット州サ
ウス・ウインドサーにある自動製造システムのメーカー、ガーバー・サイエンテ
ィフィック(Gerber Scientific Inc.)である。同社は、操業効率(operating eff
iciency)を高め、負債を減らし、革新を再強化した。また、パリにある建築製品
業者セイント・ゴベイン(Compagnie de Saint-Gobain) は、自社の市場地位を強
化するために、重点的に、買収を進め資本投下を行なっている。例えば、同社の
子会社であるサーティン・ティード(CertainTeed Corp.) (ペンシルバニア州ヴ
ァリー・フォージ)は、この 4年の間に屋根製品の会社を3 社買収している。
 米国経済は、今年は2.5%以上の成長はないとされているが、このような成長が
鈍化している状況においては、大胆で前向きな行動が重要であると、ロンドンに
あるアクセンチュア(Accenture) のパートナーでディレクター(policy and corp
orate affairs)、エリザベス・パドモア氏は強調している。
彼女は、企業が単に自分自身を縮小することによって業績を高めるやり方を
否定し、新市場を探し、企業が持っている強みを活かせる地域を選んで地理的に
拡大するようにと、エグゼクティブを鼓舞している。例えば、英蘭系(Anglo-Dut
ch) の日用品メーカー、ユニリーバー・グループ(Unilever Group)の子会社、
ヒンダスタン・リーバー(Hindustan Lever Ltd.)は、インドの比較的低所得な層
に製品を合わせていると、彼女は語っている。例えば同社は、石鹸粉一箱の値段
が月収に相当するような層を対象にしているために、同社は小袋に入れてバラ売
りしているが、このやり方は「対象とする消費者が手頃で購買可能な方法なので
す」と、彼女は語っている。
そのような革新を生むためには、強力で、筋が通っていて、有効な経営が非常
に必要であると、彼女は語っている。最近、少数のCEO が起こした失敗が盛んに
喧伝されているので、企業リーダー達は、なるべく目立ちたくないと思っている
だろうが、今日ほど、顔の見える企業リーダーが求められている時代はないと、
彼女は語っている。「これまで、ビジネス・リーダーは、企業のあらゆるレベル
の人々と充分に触れ合うだけの時間を持ってきたとは、私は思っていません」と、
彼女は語っている。だからといって、20世紀半ば頃の命令・管理法(command-and
-control) に戻るべきだといいたいのではない。今日のCEO や上級マネジャーに
は、「リーダーのリーダーが必要のです」と、彼女は語っている。「もし、本当
に成功したいのであれば、大胆だが非常に筋の通ったリーダーシップが必要です
... それが企業の糊となり、人々が全力を尽くして行えるよう、その他の部分に
自由/スキル/能力を与えてくれるのです」と、パドモア氏は語っている。

1990年代のテクノロジー・バブルがはじけ、ビジネス・リーダー達への信頼が
深刻な打撃を受け、中東戦争の危機が迫っている今日、製造メーカーにとって、
これをやれば大丈夫という方法はない。また、鉄鋼やガラスなどの伝統的な工業
から、バイオテクノロジーや情報技術のような先端的で新興な工業まで、同じよ
うに有効に働く万能的な戦略もないだろう。「すべてにぴったり当てはまるシナ
リオはないのです」と、サンフランシスコにあるKPMGのマネージング・ディレク
タ(national practice leader in operations performance risk) のジョン・リ
ッテンハウス氏は語っている。では、どうすればよいのだろう。座ったままで経
済が回復するのをじっと待ち続けるのは、有効なビジネス・オプションとは思え
ない。「革新によって本当の強化を実現できる場所で、いま行動できる企業が、
将来の成功を実現できるベストなポジションに位置している」と、アクセンチュ
アの最新レポートは記述している。
以下で、アルファベット順に、鈍化している経済下においてより良い経営を行
なうための具体的な10の方法を列挙する。このリストに先立って、エグゼクティ
ブは、もっと伝え、もっと耳を傾けるべきだということが、彼らがとるべき方法
としては、多分、何よりも重要だということを一言付け加えておきたい。

■コミュニケートする
「伝え過ぎるということはありません。過度に伝えるべきなのです」と、デイ
ヴ・A ・ジェニングス氏は主張している。彼は、カリフォルニア州スティーヴン
ソン・ランチにある経営コンサルタント会社、ビジネス・アキュメン(Business
Acumen Inc.)の社長である。「会社は何処に向かいつつあるのか、何を期待して
いるのか、経営陣が従業員に知らせることが、本当に重要なことなのです」と、
彼は語っている。しかし、細々としたことまで管理する(micromanagement) よう
なコミュニケーションにしてはいけないと、彼は警告している。「細かい部分ま
で管理するようになると、従業員のやる気がなくなってきます」
ジェニングス氏は、エグゼクティブはもっと耳を傾けるべきだとも主張してい
る。「あなたが製造部門を向上させたいと思っているのであれば、製造に最も近
い人々に注意を払うべきです。私達は、ラインのスーパーバイザーや、現場で働
いていない人々に話をききがちです」
ジム・ブラッドフォード氏は、ユナイティド・グラス(United Glass Corp.)
の元社長でCEO で、現在は、テネシー州ナッシュビルにあるヴァンデビルト大学
のOwen Graduate School of Managementの経営学部の準学部長(associatedean
and clinical assistant professor of management) である。彼は、マネージャ
は自分のオフィスを出て、工場を歩きまわり、株主/取引業者/銀行と同じくら
い、工場の人々(plant community) とコミュニケーションをとるべきだと主張し
ている。「困難な時期には、特に、敢えてそう努力することが重要です。そうす
ればみんなを把握できます。突然に驚かされることが好きな人はいませんが、励
ましを受ければ、可能であるかぎり人々は、喜んで協力してくれるし、手助けし
てくれます」と、彼は強調している。

■コストを削減する。
オハイオ州コロンバスにあるメトラー・トレド・インターナショナル
(Mettler-Toledo International Inc.) は、精密な秤や天秤のメーカーである。
同社は、経済が鈍化し始める前から、取引業者を絞り発注量を増やすことでトラ
ンザクション・コストを下げるなど、戦略的なソーシングを行なってきた。また、
ミネソタ州チャスカにあるエンテグリス(Entegris Inc.) は、重要な部品の保護
・輸送のための製品とサービス企業だが、経済が下降している間に、顧客のニー
ズに製品や設備をより適合させることによって、固定コストや変動コストを削減
した。ガーバー・サイエンティフィック(Gerber Scientific) は、まず、SGA 支
出(selling,general and administrative outlay) とよばれる経費を削減した。
「現在は、サプライ・チェーンの効率化を求めて、販売サイドの商品コスト(cos
t-of-goods-sold-side) により集中しています。この注力は、あと1,2 年は続け
るつもりです」と、同社の社長兼CEO のマーク・ガイルス氏は語っている。しか
し、「品質関係のコスト削減は、絶対に良い戦略にはならないはずです」と、
ロン・ノレリ氏は語っている。彼はノース・キャロライナ州シャーロットにある
戦略的経営コンサルタント企業、ノレリ(Norelli & Co.) の創設者兼CEO である。

■顧客に近づく
メトラー・トレドは、米国や世界各地にある主要顧客と直接的な関係を強化し
ている。「これは、顧客の業界で何が起きているのか、それにどう対応すればよ
いのか、より良く理解できる助けになります」と、同社で北米地域の戦略を担当
しているゼネラル・マネージャ、ボブ・マクノートン氏は語っている。

■グローバル化
コストの高い地域から世界の何処かの低い地域に製造を移すことは、長期的に
も短期的にもコスト削減になると、アタル・ヴァシスタ氏は主張している。彼は、
カリフォルニア州サンラモンにある海外ビジネス操業の顧問会社、ネオIT(neoIT)
のCEO である。「これは一時的に製造コストを削減するのではありません。根本
からのコスト削減を実現してくれます」と、彼は語っている。しかし、供給業者
には大いに注意をはらうべきだと、彼は警告している。海外の供給業者が適正に
働いてくれるかどうか確実にしておかなければ、あなたの工場はきちんと稼働し
ないだろうと、彼は強調している。

■信頼を維持する
米国企業改革法(Sarbanes-Oxley legislation)によって、証券アナリストから
の業績監査要求や株価向上の要求が、CEO やCFO に、かってないほど強いプレッ
シャーになってのしかかってきていると、KPMGのリッテンハウス氏は語っている。
「強力な信頼を構築するためには、スキャンダルになったような罠に陥らないよ
うに何をしているのかを伝えなければなりません。優れたCEO 、CFO 、EVP は、
自分達がやっていることへの信頼の維持と、外部からの圧力(force) の管理に成
功しています」

■リスクを管理する
いまは、リスクを管理し、従業員(people)/主要供給業者/製造プロセスの
査定をおこなう時期なのだと、カリフォルニア州のリスク管理サービス提供業者、
SQA サービシズ(SQA Services Inc.) のローリング・ヒルズ氏は助言している。
「現在、多くの製造ラインが長い間停止したままになっていますが、以前のよう
に稼働させることも可能なのです」と、SQA のエンジニアリングを担当している
副社長(VP)、ジョン・マクニール氏は語っている。

■パートナー
「このような経済下においては、一人でやってゆくことは不可能です。価値あ
るパートナー達が必要です」と、ウィンチェスター・エレクトロニクスのドリス
コル氏は語っている。彼の会社の場合、製造について多くの契約を交わしている
が、すべてが有益な契約だとはかぎらないそうである。「上級マネージャは、
供給ベースとの共同活動の重要性を理解していますが、それでも、疑問点を話し
合って煮詰めるよりも、価格重視でものごとを押し進めがちです」と、ロバート
・E ・スペックマン氏は語っている。彼は、シャーロットにあるバージニア大学
ダーデン校(University of Virginia's Darden School)のビジネス管理を専門と
している教授である。

■希望を促す
低成長な経済下においては、専門職の労働者に対して何か機会のようなものを
与えることが重要である。「彼らは、『自分はここで成長することができるだろ
うか』と質問してくるだろう。したがって、キャリアについての話し合いに充分
な時間をさく必要があり、彼らのキャリアを充分に支援することが経営上必要な
のです」と、ビジネス・アキュメンのジェニングス氏は語っている。

■トレーニング
「人員削減が余儀無くなり、例えば従業員の7%を削減しなければならないとし
ても、ビジネス計画遂行に必要な有能な人材は確保しておかなければなりません。
それには、いままで積み上げてきた資源〔経験など? 〕をより良く活用すること
を学ぶ必要があるだけでなく、再教育、再配置も必要になります。例えば、いま
まで使ってきたコンピュータについて更なる使い方を学んだり、新しいCNC マシ
ンの使い方を学んだりする必要が出てきます」と、エンテグリスのCEO 、ジム・
ダウウォーター氏は語っている。

■問題のある労働者
働きの良くない労働者(low performer) を除く妙案というのは、見当たらない
ように思えるかもしれない。「そのような人々は、全体に悪影響を与えます」と、
ジェニングズ氏は語っている。しかし、そのような労働者のために、優秀な労働
者が辛い思いをしているのであれば、問題のある労働者をクビにすべきだと、彼
は助言している。「一生懸命働いている労働者が、彼らの影響を受け生産性に影
響が出てきているのであれば、彼らを切り離すことを真剣に考えなければなりま
せん」と、彼は語っている。
Naomi Hoida (Computer Salon)
1-20-10, Fujitsu Oimachi Bldg. B-1F, Oi Shinagawa-ku, Tokyo 140-0014
JAPAN phone: +81-3-3778-xxxx, (7052-xxxx) fax: +81-3-3778-xxxx,
(7052-xxxx) e-mail: xxxxxx@nifty.ne.jp xxxxxx@tokyo.ssg.fujitsu.com
WEB Page http://segroup.fujitsu.com/salon/index.html
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★~北から南から~
 いつも楽しくお付き合い戴いております太田空真さんから、「生活デザイン研
究所ニューズレター 2003/03/03 をお送り頂きましたのでご紹介します。
 「世の中を好い加減に眺めてみると」というテーマで、”樹研工業 松浦元男
さん”、”眠り運転手は「睡眠障害」”、”計算があわない”の話題です。
 イイカゲンと好い加減はまったく異なるものです。お風呂に「いい湯加減」が
あるように、人生にも「好い加減」があってもいい、と思うのです。(太田空真)
 ▼▼▼▼▼▼ 世の中を好い加減に眺めてみると ▼▼▼▼▼▼▼
1 樹研工業 松浦元男さん
 先週は、好い加減な怪し気な人たちに出会うことが多かった。もっとも怪しい
人物は、樹研工業の杉浦社長だ。松浦社長は、前回のニューズレターにも書いた、
世界最小の歯車、100 万分の1 グラムのパウダー歯車をつくった会社の社長だ。
樹研工業は、自己資本比率40%以上の超優良会社だ。
 樹研工業に入社するのは、簡単なようで難しい。採用は、会社に早く到着した
順で決まるからだ。学歴などの規制はない。だから、募集人数が三人ならば、
先着三名までが採用になる。そこで、オートバイで街を暴走する輩が早く会社に
つくので、彼らを採用することになる。
 松浦社長が、突然、採用人数を1 名増やしたことがある。絶世の美女が入社志
願でやってきたときだ。当時の彼女は、金髪で鼻にピアスをしているヤンキーだ
った。彼女は入社してから、社長室に突然やってきて休職を願い出た。「英語が
話せないと仕事ができないから、アメリカに半年留学する」。社長はOKを出した。
帰国後、彼女はトップセールスウーマンとなった。
 樹研工業は、世界最小の歯車を作ったが、この歯車は、社会の役に立たない。
なぜなら、この歯車をつまめるピンセットがこの世に存在しないからだ。
 しかし、松浦社長の話を聞いていて、思うことがあった。100 万分の1 グラム
のパウダー歯車を作る技術を持っている企業ならば、これをつまめるピンセット
を作ることは容易なことではないか、と思ったからだ。しかし、それを作る気は
まったくなさそうだ。需要がないのかも知れないが、そこに、社長の好い加減さ
を感じた。パウダー歯車をつまめるピンセットさえ作らなければ、歯車は永遠に、
社会の役に立たない。それは、本物の技術を持つものだけに与えられた、好い加
減なエクスタシーだと思うのである。

2 居眠り運転手は「睡眠障害」
山陽新幹線ひかり126 号の運転手(33)が走行していた問題で、運転手が
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の可能性が高いことが分かったと、JR西日本が公
表した。SAS は、睡眠時に一時呼吸が浅くなり、日中に睡魔に襲われる睡眠障害
だ。交通事故率は、健常者にくらべて7倍にもなるという。同社は、SAS の検査
を運転手に行っていなかった。
 事故当時、新幹線は250Km のスピードで走っていたという。しかし、ATC が働
いて、停車駅の岡山駅の停止線の100 メートル前で自動停止した。この事故によ
り、新幹線の安全性が確認できる。250Km のスピードを出していても、100mの誤
差で新幹線は安全に停車できるのである
名古屋空港で中華航空のA300、エアバスが墜落したことがある。その事故原因
は、「自動着陸システム」が作動したからだった。「自動着陸システム」が、
パイロットの操縦に反発したために、飛行機が急上昇したのだ。
 世の中には、多くの安全装置があるが、それがあるために邪魔になったり、
利便的になったりもする。今も多くの事故は、ヒューマンエラーが主であるとい
う。最後に、安全を守るのは、余裕ある判断をする人の存在が大きい。そこに好
い加減な知恵があることが望ましい。

3 計算があわない
ある町のホテルに、3 人の若者が泊まることになった。支配人は、部屋代の30
ドルを、3 人から10ドルずつ受け取った。しかし、その部屋は25ドルの部屋だっ
た。そこで支配人は、従業員に5 ドルを渡し、お客さまに返すように命じた。
 従業員は、5 ドルでは3 人に均等に返せないので、2 ドルをネコババし、3 人
に1 ドルずつ返した。
 宿泊費に10ドルを支払っていた若者は、1 ドルを返してもらったのだから、
9 ドル支払ったことになる。つまり、3 人で27ドル払ったのである。従業員は
2 ドルをネコババしている。この金額を足すと、29ドルにしかならない。あとの
1 ドルはどこにいったのだろうか。さて、あなたはこの問題に解答できるだろう
か。好い加減に考えなければ、これに答えることはできない。
........................................................................
生きる知恵は、定番化した知識だけでは円滑に動いてくれない。だから、好い
加減な知恵を大切にしていきたいのである。
........................................................................
生活デザイン研究所(ねんりん情報センター(株)太田空真(おおたくうしん)
http://seikatsu.org  mailto

**************************以上転載終わり



PROFILE
唐澤 豊
  • Author:唐澤 豊
  • 還暦を期に長髪から一気に坊主頭にしました。これから20年間、第2の成人を迎えるまではこれでいこうと思います。でもやっぱり冬は寒いし、夏は暑いので、帽子を愛用しています。
    ●情報通信業界の米国系企業を中心に40年間、営業以外の仕事はほとんど経験。技術以外には、マーケティング・ブランディング、組織論、人事評価制度、企業文化なども経験。今まで3つ会社を始めましたが、被買収・売却などの後、4つ目の会社を後任に任せたところで、一昨年、仲間2人ともうひとつ会社を設立し、非言語コミュニケーションのサービスを開発中です。
    ●経営労働管理士。日本躾の会理事。
    ●音楽(ビートルズ、S&G、フォーク、ニューミュージック等)、グラフィックデザイン、水彩画を趣味とするので、マルチメディア技術の活用に大いに期待しています。読書、宇宙の真理探求が最近の趣味。ストレッチ、真向法、西勝造先生の西式健康法を実践中。
    ●故津留晃一さんの著作や講演録(CD)に触れて「人生の目的は体験することである」ということに納得しています。
    ●詳しいプロフィールは「自己紹介」のカテゴリーにあります。
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