唐澤塾
唐澤豊が情報通信技術+経営術+人生術+創造性を中心に一期一会を追求する私塾
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教育改革国民会議で議論されたことに唖然!
21世紀の日本を担う創造性の高い人材の育成を目指し、教育の基本に遡って幅広く今後の教育のあり方について検討するため、という目的で設置された教育改革国民会議ですが、そこで議論された内容が資料一覧として、下記にまとめられています。
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/1bunkakai/dai4/1-4siryou1.html

これを読むとびっくりするというか、唖然とするのは私だけでしょうか?

こういう議論をしたのは、以下のメンバーです。

   教育改革国民会議委員名簿

座長 江崎 玲於奈 芝浦工業大学学長
   浅利 慶太 劇団四季代表
   石原 多賀子 金沢市教育長
   今井 佐知子 社団法人日本PTA全国協議会会長
   上島 一泰 社団法人日本青年会議所会頭
   牛尾 治朗 ウシオ電機会長
   大宅 映子 ジャーナリスト
   梶田 叡一 京都ノートルダム女子大学学長
   勝田 吉太郎 鈴鹿国際大学学長・京都大学名誉教授
   金子 郁容 慶應義塾幼稚舎長
   河合 隼雄 国際日本文化研究センター所長
   河上 亮一 川越市立城南中学校教諭
   木村  孟 大学評価・学位授与機構長
   草野 忠義 連合副会長
   グレゴリー・クラーク 多摩大学学長
   黒田 玲子 東京大学教授
   河野 俊二 東京海上火災保険株式会社取締役会長
   曾野 綾子 日本財団会長、作家
   田中 成明 京都大学教授
   田村 哲夫 学校法人渋谷教育学園理事長
   沈  壽官 薩摩焼宗家十四代
   浜田  広 リコー会長
   藤田 英典 東京大学教育学部長
   森  隆夫 お茶の水女子大学名誉教授
   山折 哲雄 京都造形芸術大学大学院長
   山下 泰裕 東海大学教授

これが自民党と安倍政権が強行しようとしている教育基本法改定の根拠となっているということです。

これでいいんでしょうか?

唐澤豊@唐澤塾
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大ショック、過去の投稿が消えた!
皆さん、

私はこのブログは最近更新が滞り気味ですが、もうひとつのe俳画@花野井は毎日書いて来たのに、かなりの部分が、サーバーのハードディスクの故障で、修復できなくなったとのことで、ご覧頂くとお判りのように、歯抜けになっています。

ブログサービス提供業者であるFC2はデータのアーカイブを取っていなかったんでしょうか?サービス提供会社として、ディスクの二重化と毎日のバックアップは当然の義務だと思います。そして、利用規約に書いてあるからとか、ごめんなさいで済む問題でも、お金に換えられる問題でもなく、自分の作品の保管倉庫のつもりで書いていたものが消えてしまうなんて、信じられません。すごいショックです。

またクラッシュしたらと思うと、しばらくは、もう更新する元気もありあませんので、今後、どうするか、しばらくは考えてみます。

唐澤豊@唐澤塾

「ネットで結べ在宅ワーカーたち」@NHK「ビジネス未来人」
在宅ワーカーをネットワークしてバーチャルカンパニー「ワイズスタッフ」を主宰されている北海道北見市の田澤由利さんから、下記のように、NHKの「ビジネス未来人」という番組で取り上げられるというお知らせを頂きました。

私は、昨夜の放送を録画予約しておいたのですが、最近、ダブル録画がうまく行かず、第二チャンネルが録画されない場合があって、撮れていませんでした。
まだ何回も再放送があるので、次回以降を録画して見ようと思っています。

皆さんも是非ご覧下さい。

以下頂いたお知らせの転載です。

NHK「ビジネス未来人」がワイズスタッフを紹介(田澤由利)

お世話になります、ワイズスタッフの田澤由利です。

ここ北海道北見市は、厳しい冬を目前に、いつ雪が積もるか
という時期になりました。先日は弊社北見オフィス近くの
佐呂間町で竜巻が発生し、大きな災害となりました。
ご心配をいただきました皆様にお礼を申し上げると共に、
被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

さて、本日は、弊社をご紹介いただくテレビ番組のご案内を
させていただきます。

-------------------------------------------------------------
●NHKテレビ「ビジネス未来人」

NHKテレビ「ビジネス未来人」で、「ネットで結べ 在宅ワーカーたち」
と題して、ワイズスタッフが紹介されます。ネットオフィスの仕組みの
紹介に加え、在宅で働くスタッフの様子、さらに、私、田澤由利が
スタジオトークで出演させていただいています。

◇「ビジネス未来人」
11月17日(金)22:25~22:50[NHK教育テレビ(全国放送)]

<再放送>
11月20日(月)10:30~10:54[NHK総合テレビ(全国放送)]
11月24日(金)05:05~05:30[NHK教育テレビ(全国放送)]
11月25日(土)11:30~11:54[NHK総合テレビ(中部7県向け)]

<海外>
11月18日(土)19:30~19:54(日本時間)[NHKワールド]
11月20日(月)02:35~02:59(日本時間・19日深夜)
[NHKワールドプレミアム]
11月20日(月)08:05~08:29(米国東部時間)
[テレビジャパン]
11月25日(土)06:30~06:54(英国時間)[JSTV]

▼NHK教育テレビ「ビジネス未来人」
http://www.nhk.or.jp/miraijin/

▼Y's STAFFサイト:NHK教育テレビ「ビジネス未来人」で
ワイズスタッフ紹介 11/17放送
http://www.5012.jp/ys/disp.asp?kno=2&cno=1&dno=179

*************************************************

番組内で紹介されるサイトのURLも合わせてご案内させていただきます。

■Women's[es] ~女性のためのW-ZERO3[es]~
http://www.w-es.jp/

■資生堂メールマガジン「Beauty Box」
https://www.shiseido.co.jp/mail/html/

■日経ウーマンネット
http://www.nikkeiwoman.net/

■日経Kids+
http://kidsplus.jp/

■インターネットAQUOSブログ
http://www.i-aquos-blog.com/


お忙しいとは存じますが、お時間が許せば、ご覧いただけると幸いです。
また、番組へのご意見・ご感想などをお聞かせ願えれば大変嬉しく思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

■=====================================================■
田澤由利(Tazawa Yuri)

株式会社ワイズスタッフ http://www.ysstaff.co.jp/
《北見オフィス》 北海道北見市高栄西町4-7-13
TEL 0157-61-5012 FAX 0157-61-5013
《奈良オフィス》奈良県生駒市東松ヶ丘2-1-202
TEL 0743-74-2012 FAX 0743-74-2013
■=====================================================■


唐澤豊@唐澤塾
吉川泰弘著「鳥インフルエンザはウィルスの警告だ!」第三文明社発行

米国産牛肉の輸入問題では、プリオン専門委員会の座長を務めたので、テレビのニュース映像で、何度も顔を見た、吉川泰弘君が、今度、首記のような本を出しました。
吉川君は高校の同級生ですが、数学が得意な、全般的な成績も優秀で、真面目な男です。

この本は、ウィルスの側から見た人間とうことで書こうとしたということで、難しいことをわかりやすく書こうとしていますが、それでもズブの素人には多少頭が痛くなりそうなところもあって、通勤電車の中で読んだのですが、直ぐに眠くなってしまうこともありました(まあそれは私だけの問題かも知れませんね)。

まず、目次をご紹介すると;

1.ウィルスと人間のかかわり
2.ウィルスの正体とは?
3.ウィルスの歴史は生命の誕生にまで遡る
4.ウィルスはなぜ細胞化しなかったのか?
5.ウィルスが感染・増殖するメカニズム
6.ウィルスは平和主義者!?
7.エマージングウィルスとの戦い
8.人間とウィルスの共存は可能か?

という8章から成り立っています。

地球が誕生したのが、約45億年前で、原始生命の誕生が約37億年前、そしてウィルスあるいは古細菌の誕生が約30億年前とのことで、人類の誕生をいつと見るか、諸説ありますが、500万年前の類人猿との分岐と考えても、ウィルスの方が遥かに古いことは確かでしょう。

しかし、多くのウィルスが人間社会に影響を及ぼし始めたのはわずか100年前ということで、文明化が進んだことにより、熱帯雨林を切り拓いて農地にして来たことで、未知のウィルスと遭遇する機会が増えた結果だと著者は述べています。しかし、人類は後戻りはできないだろうから、どこかで折り合いをつけてソフトランディングするか、行き着くところまで行ってクライシスを迎えるかの二者択一しかないが、人間の本性からして、ソフトランディングは難しいだろうとの見解です。

ウィルスの話からは少し逸れますが、クローン生物についても、彼の見解を述べていて、そこが私の最も注目したところです。

それは、生物のゲノム(生物のある種に固有のDNA・RNAの集まり)は不要と思われるものも含めた多様性を持っていて、環境条件などが変わっても生き残れるようになっていると考えられるが、クローン生物を作る時に、必要なものだけを残してクローンを作ると、ある環境で(あるいはたったひとつのウィルスによって)その種が絶滅する危険性がある、ということです。

また、色々なタイプのウィルスがいて、宿主と共存するもの、宿主を殺してしまうもの、宿主を厳格に選ぶもの、選ばないもの、抗体に会ったら眠ってしまうもの、など様々だということです。

エイズ・ウィルスが怖いのは、逆転写酵素で自分の遺伝情報を宿主細胞のDNAに組み込んでしまうということで、一生治らないどころか子孫にも遺伝するわけです。ということは、当初考えられていたようなエイズワクチンの開発はできそうもない、ということになります。

こうした点はもっと広く世の中に知らしめないと、日本ではエイズ対策がいい加減で、知らないうちにどんどん患者が増えているという話ですから、このまま放置したら、大変なことになると思いますね(この項は唐澤注です)。

最近、急激に広がったりする新興(エマージング)、再興(リエマージング)感染症は、ほとんど動物由来のウィルスによるもので、こうした野生動物由来のウィルスを撲滅するのは、不可能に近い、ということです。

そんなことはないだろう、天然痘はWHOから撲滅宣言が出されたではないか、と思う人もいるでしょうが、それは人だけで感染するウィルスだからで、動物由来の場合には、その宿主である動物を絶滅させない限り、ウィルスは撲滅できない、ということです。

従って、ウィルスに勝つには、節制して免疫力を高めるしかない、ということです。即ち、生活習慣病にならないような食生活をし、適度な運動をして、できるだけストレスを減らす、という常識的なことだと結論付けています。

皆さんも是非読んでみて下さい。

唐澤豊@唐澤塾
【2006/11/12 22:17】 推薦図書 | TRACKBACK(1) | COMMENT(1) |
ブログは自己確認の場---劇作家・永井愛さん
11月8日の日経新聞夕刊の文化欄に劇作家・演出家の永井愛さんのブログについてのインタビュー記事が掲載されておりました。
二兎社うぇぶ:http://www.nitosha.net/index.htm

この方の作品は知りませんが、毎朝10サイト以上のブログを読むとのことで、ブログについての考察が書かれていました。その概要をまとめてみると、以下のようなことです。

ブログは自己確認の場 --- 劇作家・演出家 永井愛さん
 ~文字で対象化すると、新しい何かが見える~

ブログを始める人が増えている背景には、自分を他人に見せることで、自らを確認したい、大げさに言えば、生きている証しをつかみたい、ということではないか。やはり他人の目、他者を求めているのだと思う。

樋口一葉は小説と日記を書くことによって、内面に広い世界を持つようになった。小説というフィクションを書き、日記というノンフィクションを書く。一葉はこの両輪で思考力、観察力を深めていったと思う。いいブログを作ろうとするならば、一葉と同じように本人の思考力、観察力を高めることにつながるだろう。

ブログは今、模索期に入っていると思う。個性を発揮しているつもりでも、平均化されつつあるような気がする。また匿名で個人を批判するなど、無責任な部分が出てくると、言論そのものの批評性も失われ、インターネットの文化の衰退につながる恐れがあると思う。

書くことは自分を記録すること。記録しないと漠然とした記憶やイメージだけで過ごしてしまう。文字で自分を対象化すると、新しい何かが見えてくる。

現代人は情報を取り入れるだけで考えることをしなくなったといわれるが、ブログという手間をかけて書く行為が深く考える習慣につながれば素敵だなと思う。

日経新聞2006年11月8日 夕刊文化より、聞き手は文化部 関原のり子さん


ここで指摘されているように、ブログを書くことで、私自身も変わったのは、物事を漠然として見ないで、あらゆるものを注意深く観察するようになったと思います。また一時の感情で書こうと思っても、よく考えてから、書くかどうか決める、ということも増えました。なるべくネガティブなことは書かないように自制ています。

私は、書き始める時、ブログはリアルタイムの自分史である、という考えで、子どもの頃の表現も含め、ありのままの自分の表現を何でも掲載しています。そうするには、実名で書かないといけませんが、現在のインターネットの世界が匿名性が当然であるかのようになってしまっていることには、危機感を感じています。それは永井さんが指摘されていることでもあり、全体的に永井さんの考察には賛同できますね。

唐澤豊@唐澤塾
第6回全国学校飼育動物研究大会が開催されます
ワンちゃん

小動物獣医師の中川さんから、第6回全国学校飼育動物研究大会開催のお知らせを頂きました。

今、学校でのいじめが問題になっていますが、動物を飼うことによって、子どもたちが、命の大切さを体験することは重要なことだと思います。中川さんがこうした活動を長く継続されていることは素晴らしいことだと思います。

開催はまだ少し先のことですが、年末年始はバタバタしますから、関心のある方は、早めにお申し込みの上、来年度のカレンダーにマークしておきましょう。

参加申し込みは以下にあります。
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/Taro-6kai.pdf

発表概要は以下にあります。
http://www.vets.ne.jp/~school/pets/6kaigaiyo.htm

以下、案内を転載します。

第6回全国学校飼育動物研究大会
日 時:1月14日(日)10:45~17:00
場 所:お茶の水女子大学 共通講義棟2号館
参加費:500円

幼稚園や学校で、意義を確認しながら動物飼育活動を子どもたちに与えている事例を
紹介してもらい、教育課程に飼育に位置づける意義や方法について検討する。

テーマ「うちの園・学校の動物~教育課程と飼育~」
基調講演:教育課程についての話
講師/無藤隆先生
白梅学園大学学長

主催:全国学校飼育動物研究会 
共催:お茶の水女子大学 子ども発達教育研究センター
後援:東京都教育委員会 社)日本獣医師会 社)東京都獣医師会 
社)東京都小学校PTA協議会
後援申請中:文部科学省 心の東京革命推進協議会(青少年育成協会)
横浜市教育委員会 東京都私立幼稚園PTA連合会 
東京都私立幼稚園連合会

口頭発表
1「幼稚園における飼育活動」裕学園谷戸幼稚園園長 伊藤裕子
2「ノンノンと一緒」東京学芸大学附属小金井小学校 長澤仁志(益田獣医師)
3「生命を実感させる生物飼育の実践~ウニとメダカの固有飼育」
千葉県木更津第一中学校小川博久
4「教えて!僕らのどうぶつの先生・高校生の小学校支援 第2弾」
大阪府立農芸高等学校ふれ愛動物部
5「都市部での動物とかかわる体験を位置づける意味・昆虫飼育から酪農体験まで」
千代田区立九段小学校石井雅幸 
6「豊かな心を育む学校飼育活動の取り組み」
久喜市立青毛小学校 大木一彦・折原浩之(戸谷獣医師)
7「飼育動物の学年飼育に取り組んで」
西東京市立柳沢小学校四海小夜子・菅井沙矢香(野村獣医師)
8「命の教育としての飼育推進」久喜市教育委員会 山本千恵子

総合討論  
コーディネーター/小林道正 東京学芸大学附属小金井小学校副校長 
丸山久美子 石井雅幸 山本千恵子 伊藤裕子

中川美穂子(全国学校飼育動物研究会事務局長)

パネル展示発表「東京学芸大学附属幼稚園小金井園舎の飼育活動」
       「町田市立大戸小学校の動物飼育」
       「板橋区獣医師会の支援活動」
       「動物飼育の衛生不安への対応」
HP http://www.vets.ne.jp/~school/pets/siikukenkyu2.html


唐澤豊@唐澤塾
「不正が予測される米中間選挙」---田中宇の国際ニュース解説より
前回の米国大統領選挙も、その前の大統領選挙でも、集票に不正があったのではないかという噂があるようで、電子投票の割合が進むに連れて、不正がやりやすくなっているとも言えると思います。

こんどの中間選挙を明日に控えて、国際ニュース解説の田中宇氏が、問題を指摘しています。

━━━━━━━━━━━━━━
★不正が予測される米中間選挙
━━━━━━━━━━━━━━

11月7日にアメリカで行われる中間選挙は、全米50州のうち最大10州で、投票後の集計時に混乱や不正疑惑が起こりそうだという予測が、欧米のマスコミで指摘されている。
http://www.guardian.co.uk/midterms2006/story/0,,1932655,00.html

選挙前の予想では、下院は民主党がかなり有利で、上院も拮抗している、ということのようですが、結果がそれに反していたら、不正があったと疑ってもいいのかも知れません。

詳しくは下記でお読み下さい。
http://tanakanews.com/g1103USelection.htm

唐澤豊@唐澤塾
いじめを無くすことはできない
学校でのいじめが問題になっています。

「いじめは絶対にいけないことだともう一度よく話します」と、いじめが原因で生徒が自殺した学校では全校生徒に徹底するとのコメントがありました。

文部科学省、教育委員会、校長や教頭、教師、PTA、そしてマスコミでコメントする人たちが色々な意見を言っていますが、これら全ての人たちに欠けているのは、自分が子どもの頃はどうであったか?という視点です。

私の小中学校の頃を振り返ってみると、いじめはしょっちゅうあちこちでありました。動物の集団では、弱いものはいじめられるようです。私の経験からは、人間が集団になると、必ずいじめる人といじめられる人が出ると思います。いじめを無くすことはできないのです。そのことを棚に上げて、ああすれば良いとかこうすべきだとか議論してみても、解決にはならないでしょう。人間は、というか特に日本人は、集団の中で、異質なものは排除しようとする気持ちが強いように思われます。「出る杭は打たれる」「村八分」「集団を乱すな」といった言葉があるように、他人と同じではない人は、集団からは追い出そうとする習性が、日本人には強いのではないでしょうか?「他人と同じようにしなさい」「誰々を見習いなさい」と言って育てられるので、異質・特異はいけない、という価値観が出来上がってしまうように思われます。

小学校の頃は、臭い、汚い、鈍い、遅い、などといったことで、いじめるケースが多々見受けられました。臭い・汚いと言われた男の子が、毎日風呂に入ってきれいにしよう石鹸で洗っていたのでしょう、その石鹸を洗い流すのが不十分で、今度は石鹸臭いと言っていじめられていました。長い髪の毛がボサボサで、オバケと言われていた女の子もいました。そうしたことをクラスで話し合い、どうやって解決するかと何度も議論したものです。ボサボサの髪の女の子は、きれいに洗い、きちんとポニーテールにすることで、いじめられなくなりましたが、それは皆で意見を出し合って、本人に助言した結果でした。

中学校では、同じクラスに勉強もしないので、成績も悪く、中学生なのに漢字もろくに書けない男の子がいて、やはりいじめられていました。隣のクラスには同じような女の子がいました。これらの場合も皆で話し合い、男の子には休み時間や放課後、ボランティアが漢字を教えるなどして、だんだんにいじめはなくなりました。それを隣のクラスにも伝えたんだったと思います。

私の知っているある自治体の教育委員会の事務局の人の話では、その自治体の長が、いじめ発生ゼロを目標にしろ、という話があるということです。
これは間違った考え方だと思います。いじめ発生ゼロを目標にするから、いじめが発覚しても、隠そうとする、責任をうやむやにしようとする、といったことが起きるのだと思います。いじめ発生ゼロが重要ではなく、いじめを放置することが問題なのです。いじめは必ず起きるのです。起きたいじめを先生がアドバイス役になり、生徒を中心に解決する、そのプロセスこそが学習そのもののはずです。まあ、先生が率先していじめているようでは、お話になりませんが・・・。

文部科学省や教育委員会の目標とすべきは「いじめ放置ゼロ」「いじめ継続ゼロ」であって、「いじめ発生ゼロ」は在り得ないことだと思います。
下記の東京都教育委員会のサイトにも“「いじめ」を許さない!”とあります。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr061026/pr061026_sanko.htm
ここでは、

1 各学校においては、いじめは、どの学校にも、どの学級にも、どの児童・生徒にも起こりうるものであるという基本的認識に立って、

いじめる児童・生徒に対して、「いじめは人間として絶対に許されない」という認識を徹底させる適切な指導を行う。


最初に、いじめは起こりうるとの認識に立って、と言っているにも関わらず、「いじめは人間として絶対に許されない」という強い口調になっています。いじめは学校に限らず、企業内でもどこでもあるわけで、「絶対に」などという言葉を使うと嘘になり、絵空事になってしまうので、先生も、心から信じていないことを生徒に話したところで、こうした矛盾は直ぐに生徒たちは見破ることになるでしょう。

先生たちの間でもいじめはあるのです。私の姪や娘はそうした経験をしています。文部科学省の役人の間だってあるでしょうし、政治家の間でも、あるでしょう。

最も顕著だったのは、郵政民営化に反対した自民党員に対して刺客を送った小泉政権の策略は、あれをいじめと言わずに何と言うのでしょうか?あれを子どもたちは見ていたのです。人気者の小泉君がやっているのだから、僕だってやっていいよね?と思っても不思議はありません。子どもは親の背中を見て育つのですから。そういう教育をしておいて、いじめはいけませんなどと安倍君が言ってみても誰も信用しないでしょう。

もっと根本的にいじめを減らしたいのであれば、西欧社会のように「他人と違うことをやれ!」「他人と同じことはやるな!」「他人を尊重しよう」といった教育を家庭でも学校でもやって、他人と違うことをやったら褒めてあげ、異質であること、特異であることをむしろ誇りに思うような社会にしなければ、実現できないと思いますが、それは日本人には、なかなか簡単ではなく、時間の掛かることではないかと思われます。

時は正に、教育基本法改定の議論がされていますが、いじめ問題にしろ、高校の必修科目未履修問題にしても、富国強兵策のための同質化を未だに引きずっているようでは、小手先の改定だけで、本質的な国家ビジョンを変えるところまでには、程遠い感じがします。学力低下を問題にする意見がまた多くなっていますが、IT化で人間が知識を持っていることが重要ではなく、考える力が重要であり、国際競争の中で、学力が問題ではなく、社会力や創造力が重要であり、更に、日本人にとっては外交力が重要なのに、詰め込みによる均質な学力という名の知識を持たせることを、またぞろ目指そうと言うのであれば、戦後60年で、何を学んだのか?この国の大人たちには愛想が尽きる思いです。

唐澤豊@唐澤塾


PROFILE
唐澤 豊
  • Author:唐澤 豊
  • 還暦を期に長髪から一気に坊主頭にしました。これから20年間、第2の成人を迎えるまではこれでいこうと思います。でもやっぱり冬は寒いし、夏は暑いので、帽子を愛用しています。
    ●情報通信業界の米国系企業を中心に40年間、営業以外の仕事はほとんど経験。技術以外には、マーケティング・ブランディング、組織論、人事評価制度、企業文化なども経験。今まで3つ会社を始めましたが、被買収・売却などの後、4つ目の会社を後任に任せたところで、一昨年、仲間2人ともうひとつ会社を設立し、非言語コミュニケーションのサービスを開発中です。
    ●経営労働管理士。日本躾の会理事。
    ●音楽(ビートルズ、S&G、フォーク、ニューミュージック等)、グラフィックデザイン、水彩画を趣味とするので、マルチメディア技術の活用に大いに期待しています。読書、宇宙の真理探求が最近の趣味。ストレッチ、真向法、西勝造先生の西式健康法を実践中。
    ●故津留晃一さんの著作や講演録(CD)に触れて「人生の目的は体験することである」ということに納得しています。
    ●詳しいプロフィールは「自己紹介」のカテゴリーにあります。
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