唐澤塾
唐澤豊が情報通信技術+経営術+人生術+創造性を中心に一期一会を追求する私塾
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福島原発関連情報ログ@2011/3/27
福島原発の事故がどうなるのか、多くの人が固唾を飲んで見守っている。
そして多くの人が、節電をしても生活できるから、もう原発は要らないと思っている。

福島原発の事故に関連した報道、データ、様々な考え方について、今日までに私が知った情報の中から
重要と思われるものを以下にまとめてみた。
(時間経過と共に、リンク切れになるサイトもあるかと思われるので、その場合は容赦頂きたい)

「原発がどんなものか知ってほしい」:故平井憲夫氏:
(原発推進派や関係者からはこの内容は嘘だという指摘も多いが、こうした内部告発が出ては困る人たちの
指摘ではないかと思われる)
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

隠された被曝労働~日本の原発労働者~:
http://video.google.com/videoplay?docid=4411946789896689299#
(原発の内部で働く人たちが如何に悲惨な状態かが解る貴重なドキュメンタリー。是非一度視聴を!)

福島原発の「廃炉」を求める有志の会:
http://fukushimahairo.web.fc2.com/

原子力安全・保安院:
http://www.nisa.meti.go.jp/

都道府県別環境放射能水準調査結果:文部科学省:
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303723.htm

上水(蛇口水)、定時降下物のモニタリング:文部科学省:
http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303956.htm

茨城県放射線テレメータ・インターネット表示局:
http://www.houshasen-pref-ibaraki.jp/present/result01.html

神奈川県環境放射線モニタリングシステムの測定値:
http://plixi.com/p/84052123

都内の環境放射線測定結果:測定場所:東京都新宿区百人町
http://113.35.73.180/monitoring/index.html

デジタル日野気象台:石川宏 ナチュラル研究所:
http://www.ishikawa-lab.com

Graphing Earthquake and Radiation Data in Japan:
(東北・関東各地の放射線量などが判り易いグラフにまとめられている)
http://fleep.com/earthquake/

The Situation in Japan:ENERGY.GOV (USA):
(米国エネルギ-省(DOE)が公表した米軍の空中測定による放射線量測定データ)
http://blog.energy.gov/content/situation-japan/

放射性物質による汚染を除去する「除染」の具体的な方法まとめ - GIGAZINE:
http://gigazine.net/news/20110317_decontamination/

「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」:石橋克彦@【衆議院予算委員会公聴会(2005年度総予算)】
2005年2月23日
(今度の福島原発事故のような原発震災や長周期振動を既に予言されていたのだ)
http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html

東京電力株式会社福島第一原子力発電所1号炉の高経年化技術評価書の審査結果及び長期保守管理方針
に係る保安規定の変更認可について:原子力安全・保安院@平 成 23年 2 月 7 日
(寿命が過ぎた福島原発1号機の延命を認めたプレスリリース)
http://www.meti.go.jp/press/20110207001/20110207001.pdf

武田邦彦(中部大学):特設スタジオ:
http://takedanet.com/cat5621932/

Fukushima Nuclear Accident – a simple and accurate explanation:Barry Brook@2011/3/13
http://bravenewclimate.com/2011/03/13/fukushima-simple-explanation/

福島原発事故-簡潔で正確な解説(日本語訳): Barry Brook@2011/3/13
http://bravenewclimate.files.wordpress.com/2011/03/fukushim_explained_japanese_translation.pdf

ノルウェー気象研究所の風向きによる放射性物質の飛散シュミレーション:
(現在、アクセスできないが、もしかしたら、削除されたかも知れない)
transport.nilu.no/products/fukushima/

原子力安全保安院会見資料:@2011年3月15日
http://plixi.com/p/84073251

日本の原発は、東電が採用している沸騰水型と、関電などが採用している加圧水型があって、
加圧水の方が複雑だけれど安全性が高く、沸騰水は経済効率が高いけれど安全性に疑問がゆく
・・・と関電の担当者から聴きました。原発と言ってもいろいろです。

:Tweet by 元日経新聞記者@2011年3月15日

原子力資料室会見:後藤政志氏(元原子炉格納容器設計技師)によるコメント@2011年3月15日
http://www.ustream.tv/channel/cnic-news#utm_campaign=unknown&utm_source=7512365&utm_medium=social

仏大使館…自国民に外出自粛の呼びかけ:YOMIURI ONLINE@2011年3月15日
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110315-OYT1T00495.htm?from=navr

破局は避けられるか――福島原発事故の真相 ジャーナリスト 広瀬隆@ 2011年3月16日
http://diamond.jp/articles/-/11514?page=4

キュゥべえ@QB0さんの語る「震災事故と、日本のこれから」:Tweetのまとめ@2011 3/16
http://togetter.com/li/112245

原発 緊急情報(7) 東京を逃げ出すべきか?:武田邦彦@平成23年3月15日
http://takedanet.com/2011/03/post_04ac.html

原発 緊急情報(8) 放射線はどこまで行くか?:武田邦彦@平成23年3月16日
http://takedanet.com/2011/03/post_cd3c.html

福島原発の放射能を理解する:カリフォルニア大学サンタバーバラ校モンリオール(B. Monreal)教授@2011/3/16

翻訳:野尻美保子(高エネルギー加速器研究機構/東京大学IPMU)、
久世正弘(東京工業大学理工学研究科)、前野昌弘(琉球大学理学部)、
衛藤稔・石井貴昭・橋本幸士(理化学研究所仁科加速器研究センター)
http://ribf.riken.jp/~koji/monreal.pdf

米国NRC勧告(続き)50マイル・80kmの避難勧告は、下記シミュレーションに基づいて1rem(=10mSv)を
越えないことが目安。しかしシミュレーションを見ると、50マイルで10レムに達しています。:
Tweet by 飯田哲也氏@2011年3月17日
http://www.nrc.gov/reading-rm/doc-collections/news/2011/11-050_Attchmt.pdf

原発を全部止めて、私たちは暮らしていけるのか(名大教授 高野先生):バンビの独り言@2011年03月17日
http://blog.goo.ne.jp/banbiblog/e/be461d252b8b75f6d0d328cb693d44ce

“原発後”の世界へ向けて その1:Greener World@2011年3月17日
浜岡原発は止められる:Greener World@2011年3月20日
“原発後”の世界へ向けて その2:Greener World@2011年3月21日
“原発後”の世界へ向けて その3:Greener World@2011年3月22日
“原発後”の世界へ向けて その4:Greener World@2011年3月23日
“原発後”の世界へ向けて その5:Greener World@2011年3月26日
福島県飯舘村に行ってきます:Greener World@2011年3月27日
http://greenerw.exblog.jp/

使用済み核燃料の危険性を解説した図。NYタイムズが作成:@March 18, 2011
http://www.nytimes.com/interactive/2011/03/12/world/asia/the-explosion-at-the-japanese-reactor.html?ref=asia

もうよやめよう、原子力、ほんとうに・・・:京都大学 原子炉実験所 小出 裕章@ 2011年3月18日
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/20110318koide.pdf

福島原発で起きていること:高松聡のブログ@2011-03-19
http://ameblo.jp/satoshitaka/entry-10834940369.html

大前健一の講演(動画)「今、原発で起こっている問題」:@2011/3/19
概要は以下で、分かり易いとの評価が高い;
(1)被災地の”新しい東北地方”の在り方について大胆な提案
(2)福島第一原発事故の被害、なぜ、事故が大きくなったか
(3)今、原発で起こっている問題、特に重大な難題
(4)日本の特殊事情が更に事故を大きくした
(5)一連のトラブルが落ち着いた後の、今後のステップは
(6)緊急避難地域の問題、緊急避難指令は適切か
(7)国際・外交問題、クリーンエネルギーの柱としての原発ゆらぐ
(8)計画停電の愚、節電より集中排除の対策
(9)復興資金、被災地救済消費税と節電のノルマ化
http://kumasakahitomi.com/archives/143.html

「最悪シナリオ」はどこまで最悪か:環境エネルギー政策研究所 所長 飯田哲也@ 2011年3月20
http://www.isep.or.jp/images/press/script110320.pdf

「原発事故で首都圏は大丈夫 不安な理由、安全な見識」:Dr.本荘の新事業blog@2011/3/20
(首都圏に住む人のために、わかりやすいまとめとその情報源が示されている)
http://www.honjo.biz/blog/index.php?UID=1300627856

「最悪のシナリオ」という脅しにだまされないために。:田口ランディ「いま、伝えたいこと」@3月21日
http://runday.exblog.jp/16073824/

「我が家の放射能対策」:元マイクロソフト社長・成毛眞@2011-03-21
http://d.hatena.ne.jp/founder/20110321/1300713859

原子炉の寿命と無視された警告: "Fukushima Plant Warnings Went Unheeded - NYTimes.com 
@March 21, 2011
http://www.nytimes.com/2011/03/22/world/asia/22nuclear.html?_r=3&ref=asia

原子力保安院の大ウソ暴露!:中部大学 武田邦彦教授 インタビュー@2011/03/21
http://www.youtube.com/watch?v=gW8pfbLzbas

「未曾有の津波」は東京電力を免責するのか:環境エネルギー政策研究所 客員研究員、
博士(政治学)田中信一郎 @2011 年 3 月 22 日
http://www.isep.or.jp/images/press/report_0322.pdf

批難覚悟で・・・・:藤波心@2011年03月23日
(官房長官やら東大出の御用学者なんかより、13才のアイドルのほうが的確な意見をのべていると、孫正義氏、
夏野剛氏、野原佐和子氏など多くの人が評価したブログ)
http://ameblo.jp/cocoro2008/entry-10839026826.html

東日本沖で起きた巨大地震について:小山真人氏(静岡大学)@2011年3月21日-24日
(日本の地殻は、言わばパンドラの箱が開いてしまった状態との指摘)
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/EastJM9.html

世界の水道水放射線基準値:菜食文化研究会@2011年03月23日
http://carrotjuice.sblo.jp/article/43968256.html

「無計画停電」から「戦略的エネルギーシフト」:環境エネルギー政策研究所 (ISEP) 飯田・松原
@ 2011 年 3 月 23 日
(無計画な計画停電をしなくても電力需要は賄え、原発から自然エネルギーにシフトできるという素晴らしい提言)
http://www.isep.or.jp/images/press/ISEP_Strategy110323.pdf

福島第一原発正門で中性子線検出、3号機からか:読売新聞@2011年03月25日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110315-OYT1T00087.htm?from=tw

東日本巨大地震:命懸けで作業を行う人たちの給料は?:朝鮮日報@2011年03月25日
http://news.livedoor.com/article/detail/5439723/

IRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所) :よくある質問@2011年3月
http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-QA-jp.pdf

日本人から基準超の放射線 中国無錫、成田から到着:47NEWS@2011/03/25
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032501000706.html

降下セシウムは核実験時代の3倍 「早く沈静化を」と専門家:47NEWS@2011/03/25
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032501000755.html

作業員、100以上被ばく17人 原子力安全・保安院:47NEWS@2011/03/25
その結果;
厚労省は15日に、経産省などの要請を受け、作業員の被ばく線量限度を100ミリシーベルトから250ミリ
シーベルトに引き上げる規則の特例を定めた。っておかしいだろう!
http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011032501000809.html

『特別番組:あえて最悪のシナリオとその対処法を考える』:ビデオニュース・ドットコム@2011年03月25日
出演:飯田哲也氏(NPO環境エネルギー政策研究所所長)、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)、
矢ヶ崎克馬氏(琉球大学名誉教授)、松井英介氏(元岐阜大学医学部助教授)、青木理(ジャーナリスト)、
宮台真司(社会学者、首都大学東京教授)、神保哲生(ビデオニュース・ドットコム代表)
(21時から25時までの長時間生番組だったが、社会学者の宮台真司氏のコメントが興味深かった)
http://www.videonews.com/on-demand/511520/001784.php

過剰な発電所と無力な原子力:京都大学 原子炉実験所 小出 裕章:
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-05.pdf

放射能漏れに対する個人対策(改版):山内正敏、スウェーデン国立スペース物理研究所(IRF)@2011-3-26
http://www.irf.se/~yamau/jpn/1103-radiation.html

こうした状況の中で、中部電力は定期点検中だった浜岡原発3号機を3月26日から再起動すると発表し、
多くの原発反対派から非難されている。

浜岡原発3号機 起動へ:
http://mytown.asahi.com/shizuoka/news.php?k_id=23000001103250003

唐澤豊@唐澤塾

一部追加@2011/3/29
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花粉症には線香の煙が効果あり?!
先日、親戚の通夜に行った折のことだが、最近私も花粉症気味で、寺の式場に着いた頃は鼻水がたらたらと
出始めていた。ところが焼香が始まり、式場内に立ちこもると、鼻水が出なくなった。
私のすぐ前にいた人はマスクを掛けていたが、焼香前に外していたが、その後マスクはしていなかった。

帰り道、甥もかなりひどい花粉症だが、帰りは問題ないと言っていた。

もしかすると、線香の煙が花粉症には効果があるかも知れない。
日光東照宮に行くと、境内の杉の葉で作った線香を売っているが、
あれが一番効果的かも。

これから毎朝ちゃんと父母の遺影に焼香しよう。

唐澤豊@唐澤塾
異端を認め誰とでもコミュニケーションして相互理解を!
今度の東日本大震災とそれに起因する福島原発事故について様々な議論がされている。

そうした中で、どうも日本では異端の意見が無視されたり攻撃され、排除される傾向があるように思う。

多くの人が今回の地震・津波は想定外だった、と言っているが、以前から警告していた人もいたけれど、
それらは日の目を見ていない場合が多いように思う。

例えば、地震予知については、東海、東南海、南海地域で地震が起きるだろう、ということで行政も学会も
人材と資金を投入して色々なことをやって来たが、その他の地域は余り注意されていなかった。

しかし、琉球大学名誉教授の木村政昭氏は「大地震の前兆をとらえた!」(2008年第三文明発行)という著書で、
福島県東部沖、鹿島灘、千葉県北東部が危ないと予測していた。
逆に東海、東南海、南海ではしばらく起きないとの予測であった。

また、同氏が昨年10月に刊行した「地震の目で予知する次の大地震」(マガジンランド発行)の
「エリア別予測 東北・北海道の地震」の章では「今後は三陸沖を警戒すべき」とあり、
「福島県東方沖にも地震の目がはっきりと観測されていて周辺陸域の火山活動も加味して
算定すると2010年 +/- 4年に、M7.6前後の地震が発生する可能性がある」と書かれていた。

これらは今回の地震にかなり近い予測である。

こうした意見は地震予知連からは無視されたものと考えられるが、様々な意見があることは広く国民に
知らせるべきであろう。

またSBIの北尾吉孝社長の20011年の年頭所感が今回の地震を予側していたと話題になっている。
http://www.sbi-com.jp/kitao_diary/archives/201101042379.html

彼を異端と呼ぶかどうかは人によるだろうが、ここで彼が次のように書いている。

過去の辛卯の年をみると、自然災害など天変地異の異常や予期せぬ出来事が起き易い。特に地震である。
地下に蓄えられたエネルギーが地上に向かって動き出す。


ということで、彼は暦をベースにしているわけで、今時暦を信じるなんて、という人は多いだろう。
そういう意味では異端であろう。しかし、暦や占いは統計・確率の応用である。

木村教授も北尾社長も根拠にしているのは統計とそれによる確率である。
科学的に仕組みが解明されていない地震予知のような分野では統計・確率も十分考慮する必要があるだろう。

福島原発の開発前に、昔の地震や津波のことを上げて、現在の場所では危ないと警告した人がいたのに、
過去の2回や3回のデータだけで危険だと説得するのは難しい、と聞き入れられなかったそうだ。
過去20年間のデータにだけに基づき判断されたそうだが、それではまずいだろう。
1000年単位で起こる地震・津波・噴火などはあるわけだから。

また今回のような原発事故の可能性についても言及し、国会で証言していた人がいた。
http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html

神戸大学の石橋克彦教授は2005年の衆議院予算委員会公聴会で巨大地震の長周期振動は被害を大きくすることを
指摘されていたが、今回の東日本大震災も正に長周期振動であった。

そして浜岡原発での原発震災の可能性を指摘されていた。

普通、原発の事故というのは単一要因故障といって、どこか一つが壊れる。
で、その場合は多重防護システム、あるいはバックアップシステム、安全装置が働いて、
大丈夫なようになるというふうに作られているわけですけども、地震の場合は複数の要因の故障といって、
いろんなところが振動でやられるわけですから、それらが複合して、多重防護システムが働かなくなるとか、
安全装置が働かなくなるとかで、それが最悪の場合にはいわゆるシビアアクシデント、
過酷事故という炉心溶融とか核暴走とかいうことにつながりかねない訳であります。


と今回の事故を予測していたかのように証言されていたのだ。
今回はこうした地震だけでなく、大津波も襲った。
石橋教授は最後に次のように述べておられる。

で、そういうことからして、全国の原子力発電所の原発震災のリスクというものをきちんと評価してですね、
その危険度の高い物から順に段階的に縮小する、必然的に古い物から縮小されるということになると思います
ので、そういうことを考えない限り、大変なことが起こって、まあ世界が一斉に救援に来て、同情してくれる
でしょうけども、逆に世界中から厳しい非難を浴びるということにも成りかねないわけで、こういうことを
急いでやることは日本の責務だろうと思います。


国会で証言されたということで、石橋教授の意見は異端ではなかったとも言えるかも知れないが、
浜岡原発は稼働中であり、他の原発も停止・廃炉にはなっていないことから、この意見が何らかの形で
反映されたとは思えない。

この時点で、福島第一原発のような古いものは停止・廃炉にすべきであったのだろう。

さて、話は少し変わるが、福島原発からの放射性物質の漏洩・飛散により、東京に滞在していた諸外国の大使館員
や家族、外資系企業の従業員などが関西以西に避難したり、本国に帰国したりして、それに同調して東京から
関西以西や外国に疎開する人も現れたわけだが、それについて「逃げるのか!」「私は逃げない」といった批判が
出ている。
特に小さな子どもを持つ家族は少しでも安全なところに一時的に避難しよう、と考えることは親としては
十分あり得ることで、非難される筋合いではないが、福島原発から約250キロ離れた東京ではそこまでしなくても、
という意見が大勢であり、今のところ少数派であろう。

こうした状況を見ていると、異なる意見を許さない全体主義的な考え方が日本ではまだまだあると思われ、
残念である。もしかしたら(最悪の事態は想定したくないが)、東京からも脱出しないと安全ではないような
事態になった時に、1千万人以上が移動しようとしたら、パニックになることは、この震災と計画停電による
電車の運行削減で証明されているから、早く脱出した人たちの判断が正しかったということになるかも知れない。

またまた話は変わるが、日本ではベンチャー企業が育たないとか、世界に通用する技術やソフトウェアが
なかなか出てこない、という話がある。

例えば、マイクロプロセッサーはインテルが世界で最初に開発したわけであるが、実は日本の某社では
同じようなことを考え、提案した技術者がいたが、採用されなかったということである。
またこれは実際に私の部下が考案した個別暗号化案も会社が特許申請をしないことになり、
技術者が個人で申請したが、その後、インテルでは似たような技術で今の製品には組み込まれている。

こうしたことがなぜ起きるのかと言えば、異端の考えを認めない風潮が強いからだろうと思われる。

また、日本の大学では理系の学生にとって哲学は必須科目ではないが、欧米では必須であると聞く。
日本の技術者が技術バカになり勝ちなのは、人間としての根本的なところを広くきちんと学んでいない
ためではないかと私は考えている。

まあ、本当に異端はそんなことすら構わずに、ひたすら自分の考えで突き進む面があるのだろうが、
最終的には多くの人の理解を得なければ世界で使って貰える技術・製品にはならないから、
コミュニケーション能力も重要である。

Rubyとういうコンピューター言語が世界で使われているが、元々それを開発したのは「まつもとひろゆき」
という日本人青年(まあ既に45歳だが)である。それを世界中の技術者と共同で開発している。
彼はどうしてそうしたことができたのか?と考えると、彼はキリスト教徒であり、西欧人の文化・思想の
背景を理解し、コミュニケーションができるからだろうと思われる。

宗教の面から考えるとキリスト教、イスラム教、ユダヤ教などは一神教で、神道・仏教のような多神教が
母体となっている日本人の文化の方が異端を認めそうで、彼らこそ異端を認めず宗教戦争をして来たわけだし、
今も中東問題はそれが続いていると見ることもできるが、皮肉なことに、こと国際的コミュニケーションとなると、
我々日本人は不得手な人が多いように思われる。

異端を認めつつ誰とでもコミュニケーションをして相互理解を深めることができる

ということがこれからの国際社会では求められている。

唐澤豊@唐澤塾

四十肩・五十肩の予防体操
以前「五十肩、いや六十肩になってしまいました!」
http://karasawajuku.blog10.fc2.com/blog-entry-522.html

で書いたが、予防体操について、具体的な方法を示していなかった。

ギックリ腰になった人から、私が書いたストレッチの方法が役に立ったということなので、
こちらの予防体操にすいても解説しておこうと思う。

まず、下図にあるように手と腕を垂直に立てた状態で上腕と肩を前回りに10回、後ろ回りに10回回す。
図1

次に、下図のように両手を真っ直ぐ斜めに上げたまま、前回りに10回、後ろ回りに10回回す。
図2

そして下図のように両手を伸ばしたまま斜め下に下げて、前回りに10回、後ろ回りに10回回す。
図3

これだけだから簡単にできる。
朝起きて、直ぐにやることが継続するためには良いと思う。

これは効果が出るか出ないかわからないが、60歳くらいまでに腕が上がらない、といった症状が出なければ
効果があったと思って頂きたい。

唐澤豊@唐澤塾

原発は廃止して自然エネルギーの活用を!
福島原発の事故に世界中から注目が集まっている。
今現在、これからどうなるか、まだわからないが、エネルギーについて、以下に私見を述べる。

まず、福島第一原子力発電所は、かなり古いものであることを再認識する必要がある。
Wikipediaによれば1号機から4号機の運転開始日は以下の通りである。

1号機:1971年3月
2号機:1974年7月
3号機:1976年3月
4号機:1978年10月
5号機:1978年4月

従って、1号機はこの3月で40年目である。
私は半導体などの電子部品の品質・信頼性については半導体メーカーで品質保証部門を担当していたので
一応専門家であると思っているが、原子炉の制御にも多くの半導体が使われているだろう。
原子炉や格納容器などの機械部品の寿命については詳しくないので、何とも言えないが、
今回の巨大地震と大津波に被災した結果、制御機能に問題が出ていることからすると、
制御系の信頼性について私の経験から述べてみたい。

半導体などの電子部品の寿命と保証温度はメーカーにもよるが、大体以下のような目安である。

民生品用(家電等):10年~15年、0'C~70'C
産業用:15年~25年、-20'C~100'C
軍事・宇宙・航空用:25年~35年、-40'C~125'C

この期間を過ぎると磨耗ということで寿命を終えるし、温度を超えると故障する可能性が高い。

日本のメーカーは民生用を中心に製造して来たから、設計そのものが長期信頼性に耐える構造には
なっていないものが多かったが、最近改善されたかどうかは直接関わっていないので判らない。

産業用と軍事・宇宙・航空用とでは何が違うかというと、設計・製造は同じなのだが、
高温・高湿などの加速試験をした後、合格した製品を軍事・宇宙・航空用として選別しているのである。

福島原発の場合、40年前のものがそのまま使える保証はないので、途中の定期点検や運転時の故障発見で
新しい部品に取り替えられて来ていると思われるが、そもそも40年前の部品はもう製造中止になって
いるであろうし、メーカーが部品を供給できるだけ在庫しているかどうかは疑問だ。

従って、福島原発の1号機・2号機は既に廃炉にすべきであったと考える。
実際のところはわからないが、東京電力内部では廃炉にすべきかどうかという議論があったが
延命したのだ、という話もちらほらある。

また、神戸大学の石橋克彦教授が2005年に衆議院予算委員会公聴会で、
東海大地震が起きた場合に浜岡原発は危険で、原発震災が起きる可能性を指摘されていたのだが、
http://www.stop-hamaoka.com/koe/ishibashi050223.html
政府・電力会社は聞く耳を持たなかったようだ。

いずれにしても、まずは福島原発をクールダウンすることが先決であるが、
その先のことも考えなくてはならない。

現在は計画停電で人々の生活に支障を来たしながらも、何とかしのいでいるが、
この状態で夏の需要は乗り切れないだろう。

だからやっぱり原発は必要だという意見もあるが、それは多くの国民が納得しないだろう。

日本は原発依存を高める方向であったが、これからは太陽光、風力、小規模水力などの自然エネルギーを
活用する方向に急転換する必要がある。
ドイツなどは短期間に自然エネルギーへの転換を進めている。
それら各種の小規模発電設備をスマート・グリッドで制御してエネルギーも地産地消に近づける必要がある。

今回の震災で固定電話・携帯電話が使えなかったことが明らかになったが、
メール、Twitter、Facebookなどインターネット上のサービスは使えた。
それはクモの巣のように張り巡らされたインターネット網で通信しているからだ。
電力も同じように多数の小規模発電設備が分散していれば、災害にも強いだろう。

また電話もインターネット上のサービスであるSkypeやViberは使えたということで、
固定電話も携帯電話も早くインターネット上のサービスに移行する必要がある。

自然エネルギーへの転換はそんなに簡単ではないという意見もあるが、
それぞれの戸建て住宅や集合住宅、事務所、工場にソーターパネルを取り付けることは
それほど難しいこととは思わない。それによって、新規市場と新規雇用が生まれるので、
経済の活性化にも貢献できる。

また、今、既に取り組んでいると思うが、休止中の火力発電所を再稼動させることと、
節電により、電力不足は補えるのではないかと考える。

乾正雄氏の「夜は暗くてはいけないか」(朝日選書)に書かれているが、
日本の照明は欧米に比べて明るすぎる傾向があるようだ。
計画停電中の現在は駅などの照明も落としているが、それで不便はない。
パリの街は薬局を除いてネオンサインがない。

米国に初めて行った時、高級レストランは顔や料理が見えないくらい暗かったし、
ローソクの灯りだけというところがオシャレという感じであった。

日本もこれを機会に照明を落とせば、電力需要は減らせると思われる。

原発は廃止して自然エネルギーを活用すべきである。

唐澤豊@唐澤塾
【2011/03/19 16:00】 計象(百年の計) | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |


PROFILE
唐澤 豊
  • Author:唐澤 豊
  • 還暦を期に長髪から一気に坊主頭にしました。これから20年間、第2の成人を迎えるまではこれでいこうと思います。でもやっぱり冬は寒いし、夏は暑いので、帽子を愛用しています。
    ●情報通信業界の米国系企業を中心に40年間、営業以外の仕事はほとんど経験。技術以外には、マーケティング・ブランディング、組織論、人事評価制度、企業文化なども経験。今まで3つ会社を始めましたが、被買収・売却などの後、4つ目の会社を後任に任せたところで、一昨年、仲間2人ともうひとつ会社を設立し、非言語コミュニケーションのサービスを開発中です。
    ●経営労働管理士。日本躾の会理事。
    ●音楽(ビートルズ、S&G、フォーク、ニューミュージック等)、グラフィックデザイン、水彩画を趣味とするので、マルチメディア技術の活用に大いに期待しています。読書、宇宙の真理探求が最近の趣味。ストレッチ、真向法、西勝造先生の西式健康法を実践中。
    ●故津留晃一さんの著作や講演録(CD)に触れて「人生の目的は体験することである」ということに納得しています。
    ●詳しいプロフィールは「自己紹介」のカテゴリーにあります。
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