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学校給食では「いただきます」を言わせるなと言う母親が!!!
毎日新聞 2006年1月21日 東京朝刊 によると;
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20060121ddm013100126000c.html

TBSラジオ「永六輔その新世界」(土曜朝8時半~、放送エリア・関東1都6県)で昨秋、「いただきます」を巡る話題が沸騰した。きっかけは「給食費を払っているから、子どもにいただきますと言わせないで、と学校に申し入れた母親がいた」という手紙だ。

この記事によると、

 手紙は東京都内の男性から寄せられ、永六輔さん(72)が「びっくりする手紙です」と、次のように紹介した。

 《ある小学校で母親が申し入れをしました。「給食の時間に、うちの子には『いただきます』と言わせないでほしい。給食費をちゃんと払っているんだから、言わなくていいではないか」と》


ということで、その学校では、校長もそれを受け入れ「いただきます」と言うのを止めたのだそうです(これは毎日新聞には書いてありませんが、ネットを色々検索した人から聞いた話です)。またこの番組に寄せられた意見でも、この母親の考えを支持する意見も結構あったようで、これが現代日本の世相かとびっくりするやら、呆れるやら、ここまで来てしまったか!というのが実感です。

永六輔さんもインタビューに下記のように答えていますが、

学校給食で「いただきます」を言うことへの抵抗は、以前からありました。それは、両手を合わせる姿が特定の宗教行為、つまり仏教に結びつかないか、という懸念です。宗教的なことを押し付けるのは僕も良くないと思います。でも「いただきます」という言葉は、宗教に関係していません。自然の世界と人間のお付き合いの問題です。

「いただきます」は自然の摂理に従って、生きていた動植物を殺生し、我々人間が食べて、血となり肉となることへの感謝の気持ちを表現する言葉だと私は理解しています。

「あなたの命を私の命にさせていただきます」の、いただきます。

と永さんは答えていますが、それが日本の常識でしょう。それを無知な母親の意見に従う校長も校長ですね。また、永さんは次のように答えているように、この世代がはっきり言わないところもあって、それがその子ども世代を、多様化していい、色々な考えがあっていい、という自然の摂理までも無視した無節操を放任するようなことになっているようにも思います。

 「お金を払っているから、いただきますと言わせないで」というのは、最近の話です。命でなく、お金に手を合わせちゃう。会社を売り買いするIT企業や投資ファンドにも共通点があると思います。話の発端になった母親は「いただきます」を言うかどうかを、物事を売る、買うという観点で決めているのでしょうね。売り買いはビジネスですから、そこに「ありがとう」という言葉は入ってきません。「ありがとう」に準ずる「いただきます」も入ってこない。ただ、そういう母親がいることも、認めないといけないと思います。

こんな意見の母親がいることを認める必要はなく、ちゃんと教えないといけないと私は思います。

私の実家のある伊那谷では、家で食事をする前には「いただきます」と言い、食べ終わったら「いただきました」と言います。これが理にかなっていると思いますが、食べ終わったら「ごちそうさま」が一般的になっていますね。

誰かにご馳走して貰う時は「ご馳走になります」と食べ始め「ご馳走さまでした」と終わるのが本来の言い方だったのだろうと思います。それが「いただきます」で始まり「ごちそうさま」で終わるから、金を払っているのだから「いただきます」「ごちそうさま」はおかしい、という考えが出て来てしまうのかも知れません。

しかし、やっぱり金権主義が蔓延ったせいだろうと私は思います。

以前にも紹介したと思いますが、最近の小学生同士の話題は、お金のことか物のことだけだ、という図工の先生の話があります。これは子どもたちのせいではなく、明らかに親たちの話題がそういうことばかりだから、子どももそうなってしまう、ということだろうと思います。

ついでに、伊那谷では、家を出る時は「行って参ります」で、帰った時は「行って参りました」です。これも理にかなっていると思いますが、標準語は「行ってきます」で、帰った時は「ただいま」ですね。これもアンバランスですが、江戸は地方からのお上りさんの集まりで、元々の住人は少なかったはずですから、色々な地方の言葉や言い回しがごっちゃになって江戸弁から東京弁となり、それが標準語となったのかも知れませんね。

唐澤豊@唐澤塾
http://sohmokutoh.blog9.fc2.com/
http://www.irisa.com/jp/
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【2006/01/30 11:07】 | # [ 編集]

「ただいま」は武家の言葉?
AYさん、

コメント、ありがとう。

時代劇を見ていると、武士は「では行って参る」「只今戻った」と奥方に言い、「行ってらっしゃいませ」「お帰りなさいませ」と奥方は言っていることが多いと思います。それに対して職人は「じゃあ行ってくるぜ」「おう、今けえったぜ」と旦那が言い、お上さんは「あいよ」「お帰り」程度という印象があります。皆町人となった明治以降に、武家の言い方の方がカッコイイと思って真似をするようになったのかも知れないと思いますが、どうでしょうかねえ?しかし、これはあくまでも私の推測で、根拠を調べたわけではありませんので、誤解なきよう。
【2006/01/31 00:10】 URL | 豊 #- [ 編集]


はじめまして。学校給食でいただきます、を言わないという論争があるのを聞いて驚いて検索してこちらのページにきました。
私は現在伊那市に住んでいるのですが、たしかにこちらでは「いただきます」「いただきました」という方が多いですね。私自身は茨城出身なので最初は驚きましたが、たしかに自然なことばだな、と思います。

そうか、お金が中心にあるからいただきます、といわなくて良い。
という考え方になるのですね。なんでそ~なるのッ!と欽ちゃんばりの
ツッコミを入れたくなりますが、お金だけを大事にする考え方が主流に
なってしまうのが残念です。
お金も大事だけど、もうすこしバランスがある価値観を持ちたいと思いました。
【2006/02/19 14:35】 URL | junko #BUJqir4Y [ 編集]

「いただきました」がいいですね
Junkoさん、

コメント、ありがとうございます。

茨城県から伊那市ですか。私は逆で、伊那谷から東京の町田に移り、それから柏に引越し、茨城県つくば市に10年以以上、通勤しておりました。何か、不思議な感じがしますね。

伊那谷では「いただきます」「いただきました」ですし、「いってまいります」「いってまいりました」ですよね。どちらもいい言葉だと思いますが、もう上京して40年以上になりますから、どうしても関東の言葉になってしまっています。

それにしても、お金を払うんだから、いただきますを言う必要はない、などという考え方が出てくることにびっくりしました。
永さんも、若い世代に遠慮せず、もとバシッと意見を言って欲しいなと思いました。
【2006/02/19 16:23】 URL | 豊 #- [ 編集]

はじめまして。
唐津さん,はじめまして。
アーサーと申します。

最近,ある番組で,食事後の挨拶が取り上げられていました。

そこで,食事前の挨拶で話題になった,この永六輔さんの話を思い出し,ブログを調べていたところ,唐津さんのブログにたどり着きました。

大変勝手ながら,私のブログで,取り上げさせて頂きましたので,報告させて頂きます。
http://ameblo.jp/jetstream2100/entry-10297403424.html

今後とも,どうぞよろしくお願いいたします。
【2009/07/10 23:44】 URL | アーサー #S3s/lets [ 編集]


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PROFILE
唐澤 豊
  • Author:唐澤 豊
  • 還暦を期に長髪から一気に坊主頭にしました。これから20年間、第2の成人を迎えるまではこれでいこうと思います。でもやっぱり冬は寒いし、夏は暑いので、帽子を愛用しています。
    ●情報通信業界の米国系企業を中心に40年間、営業以外の仕事はほとんど経験。技術以外には、マーケティング・ブランディング、組織論、人事評価制度、企業文化なども経験。今まで3つ会社を始めましたが、被買収・売却などの後、4つ目の会社を後任に任せたところで、一昨年、仲間2人ともうひとつ会社を設立し、非言語コミュニケーションのサービスを開発中です。
    ●経営労働管理士。日本躾の会理事。
    ●音楽(ビートルズ、S&G、フォーク、ニューミュージック等)、グラフィックデザイン、水彩画を趣味とするので、マルチメディア技術の活用に大いに期待しています。読書、宇宙の真理探求が最近の趣味。ストレッチ、真向法、西勝造先生の西式健康法を実践中。
    ●故津留晃一さんの著作や講演録(CD)に触れて「人生の目的は体験することである」ということに納得しています。
    ●詳しいプロフィールは「自己紹介」のカテゴリーにあります。
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