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神とコンピューター ~その類似性~ (22) コンピューターに魂は宿るか?
住友銀行が我が社のメインバンクなので、社長兼経理兼営業の私は、時々神田橋支店に行くわけだが、今日行った時、待合席の横に置いてある雑誌の中に「すみとも 秋号」という住友グループの情報誌があったのでパラパラと見てみると、今回の特集は「一粒のご飯から」ということで、米に関するいろいろな記事が載っていて、その中で「米には神の魂が宿る」文:矢野憲一、という記事が目に飛び込んで来た。このシリーズを書き始めてから「神」と「コンピューター」という文字がやたらと気になるようになっているせいだろう。

この文を書いた矢野さんの略歴を見ると、伊勢神宮の禰宜とあり、伊勢神宮での祭事は、基本的には「聖寿の万歳とお米の豊作を祈る」もので、年間に千数百ものお祭りが行われているという。365日に千数百もどうやって?と思うと、内宮、外宮、それぞれの別宮、摂社末社と全部で125もあるということだ。そんなにあるとは、今まで全く知らなかった。その文章の中で以下のくだりが最も重要なメッセージだと思うので、無断で転載する。

「お米は日本人にとって単なる農作物ではない。『日本書紀』などに伝えられる神話でもわかるように、米のなかに神の魂(スピリット)が宿っていて、稲魂を通じて民族の祖神と一体となり、新米で民族のエネルギーを更新できると信仰してきたのである。」

なるほど、こうした考えがあったのか、と実家が農家で米を作っていたにも関わらず、こうした話には始めて接した。だから米の自由化には絶対反対という意見が日本にはあるが、西欧人にこれをストレートには説明できないから、貿易摩擦として残っているのだなと納得した。

そもそも、天照大御神が「これこそ顕見蒼生の食いて活くべきものなり」と稲の種を「ににぎの命」に「寄さしまつられた」のが日本で米を作り始めた最初であるとのことである。顕見蒼生とは「うつしきあおひとぐさ」と読み、現世の人間つまり日本人を指し「ににぎの命」は天照大御神の孫だという。「寄さしまつる」とは「寄託される」ということで、米は神から頂いたものではなく、未だに寄託されたものだというのが、伊勢神宮ひいては神道の考えということである。そこには神の魂が宿っていて、神の分身としての米を我々日本人は毎日食べているということになる。

ちなみに、このアンケート調査統計では、30%の日本人が毎日3食とも米を食べるという。昼食は83%の日本人が米を食べる。最も食べないのは、以外なことに、50代女性で朝食に食べるのは29%という結果である。ところが彼女達は昼食では88%、夕食では94%と他のどの世代に比べても最も多い。

さて、米には神の魂が宿るとして、コンピューターにはどうであろうか?そうしたら、Kさんの書いた中に以下の2節があったので、私の考えを述べてみたい。

K wrote:
●アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
 そのロボットの世紀。最大の関心は、果たして人間の意識をロボットは持つことが出来るのか? 先日、唐澤さんとのお話でもこれが一番盛り上がった。「2001年宇宙の旅」に登場する「HAL9000」は果たして意識コンピューターであったのか? さらに「HAL9000」は実現するのか?
http://www.ethics.bun.kyoto-u.ac.jp/~kodama/literature/sheep.html

夢を見るということは、人間と同じ霊魂・心・意識を持つということであると定義したい。アンドロイドに魂はあるか?と聞かれれば「ある」ということになろう。アイン・シュタインの発見したE=mc2はそれを表しており、物質とエネルギーは可逆変換性があるということである。更に最近の物理学では、意識とエネルギーも可逆性がある、ということが証明されつつある、ということだ。「百匹目の猿」の話は日本では有名である。ハーバード大ではラットを使った実験をして、親の学習が20代も後の子孫にも伝わったから、後世になるに従い、学習時間が短くなったという。更にそれが、全く別のラットを使ってオーストラリアで別の学者が実験しても学習結果が伝わっていたという。

これらの現象は、意識がエネルギーとなり空間を超えて伝わったということであろう。意識とエネルギーと物質とはある関数の基に可逆変換性があるということになる。日本では、筑波にある電総研にいた研究者がこの関数を発見し発表しているということである。発表当初は馬鹿にされて、誰も相手にしなかったが、最近は世界の物理学者の中にはそれを実証してみようという学者も現れているという。

以前にも述べたことであるが、コンピューター・システムも最初ははずかしいのか、人見知りをして、身内の人間の前では調子良く動いていたのに、いざお客様に見て貰おうとすると、途端に動かなくなることが結構ある。しかし、現在、普通の技術者はどちらかと言うと神や霊魂を信じている人間は少ないので、コンピューターに魂を込めたとしても「お願いだから明日のデモの時は調子良く動いてよ」という程度のことで、人間の魂を込める程の超人的エネルギーは操れないであろう。

しかしこれが、日本人の大多数が同じ意識レベルになると、その総エネルギーたるや「山をも動かす」ということになるだろうと思われる。だから皆が「不景気だ」とか「世の中悪くなる一方だ」と思えばそうなってしまうということであろう。

波動の研究者である江本勝さんの本の中に「誰でも空に浮かんでいる雲を消すことができる」ということが書いてある。私はまだ半信半疑の頃にこの本を読み、そんなことはないだろうが、1回だけやってみようか、と思い、書かれている通りの方法でやってみたら、本当に消えたのである。このことも、現在の一般常識では信じられていないことも、まずは勉強してみよう、と思わせるきっかけとなった。技術者の私としては、第三者の前でやって確認をしているので、私だけの錯覚ではない。これは、意識を集中すれば、そのエネルギーが雲を水蒸気にするくらいになれば、消えるということか、あるいは、意識エネルギーの総和が雲を可視の世界から非可視の世界に移動するくらいにすることは容易である、ということではないかと考えている。

コンピューターであるHALには意識はあったのかということであるが、魂はあったが人間と同じレベルの意識はなかった、ということではないかと考える。もしもあったら、あの時、眠りにはつかないで、宇宙飛行士を金縛りにするぐらいのことはできたはずであるから。あるいは、宇宙船もろとも爆破していたかも知れない。物質は消えても魂は残るはずである。それがわかっていて初めて神の分身である人間と同等意識と言えよう。

K wrote:
●コンピューターが神に近づく日
 「神とコンピューター」唐澤さんのテーマであるが、実際に「意識コンピューター」という概念も研究されている。バイオテクノロジーとコンピューター工学を合致させて「生体コンピューター」という発想もある。なかでも突飛なのは脳の一部をコンピューターに置き換える、つまり、脳のCPUを上げようという考えだ。脳波で機械を動かす仕組みも研究されている。コンピューターが意識を持つのでなくて、人間自体がコンピューター化する。そこで、人間そのものが「超人=神」となる。このことが実現する日のほうが早い気がする。
http://www.nikkei.co.jp/pub/science/page/honsi/9701/mokuji.html

これにつての私の見解は、少し違う。現在の研究レベルは、コンピューターを操作するのに、キーボードやマウスや最近の音声認識などによるのではなく、意識したら、その意識が伝わり操作できるようにしよう、ということで、主体は人間であり、思考するのは人間である。コンピューターが神に近づくということはなくて、コンピューターがどこまで人間の思う通り、自由に操作できるか、ということである。

コンピューターやアンドロイドや動物が人間の意識や意志の力を超えるということはあり得ないことである。それは神がそうプログラムしなかったからだ、と私は思う。もしそうなるとしたら、まず人間と同じかそれ以上のDNAが組み込まれなければならない。人間はクローンを作ったり組換えたり出来るようになったが、無から新しいDNAを創り出す術はまだ知らないからである。

それは今のところ「神のみぞ知る」である。

唐澤豊@唐澤塾
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この記事に対するコメント
電気猫よりは生きた猫が好き
いまさらエイダ・ラブレス女史に登場願うまでもなく、コンピュータが意識を持つことは、電卓が故障以外の原因で、正しく入力されたにもかかわらず間違った答えを表示するのと同じ程度の確率で、ありえないでしょう。
でも、量子コンピュータでは重ね合わせの状態があるので、人間の脳の記憶の「あいまいさ」を利用した本質の抽出が、コンピュータ上でも可能になるかもしれません。
そのとき、コンピュータは意識を持ちうるのではないか、と思います。
ところでうちの猫たちは意識があります。私に霊魂があるなら、猫たちにも霊魂があるでしょう。私は最後に飼った犬が背後霊としてついていて、私の守護霊になってると感じます。単に思い込みですが、;-P
【2006/05/26 13:32】 URL | 井筒@三匹の猫と暮す #Lr6tztD6 [ 編集]


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唐澤 豊
  • Author:唐澤 豊
  • 還暦を期に長髪から一気に坊主頭にしました。これから20年間、第2の成人を迎えるまではこれでいこうと思います。でもやっぱり冬は寒いし、夏は暑いので、帽子を愛用しています。
    ●情報通信業界の米国系企業を中心に40年間、営業以外の仕事はほとんど経験。技術以外には、マーケティング・ブランディング、組織論、人事評価制度、企業文化なども経験。今まで3つ会社を始めましたが、被買収・売却などの後、4つ目の会社を後任に任せたところで、一昨年、仲間2人ともうひとつ会社を設立し、非言語コミュニケーションのサービスを開発中です。
    ●経営労働管理士。日本躾の会理事。
    ●音楽(ビートルズ、S&G、フォーク、ニューミュージック等)、グラフィックデザイン、水彩画を趣味とするので、マルチメディア技術の活用に大いに期待しています。読書、宇宙の真理探求が最近の趣味。ストレッチ、真向法、西勝造先生の西式健康法を実践中。
    ●故津留晃一さんの著作や講演録(CD)に触れて「人生の目的は体験することである」ということに納得しています。
    ●詳しいプロフィールは「自己紹介」のカテゴリーにあります。
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