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唐澤塾
唐澤豊が情報通信技術+経営術+人生術+創造性を中心に一期一会を追求する私塾
最早ケータイがあればパソコンは要らないか?
ケータイ産業に携わっている人や若者、そして余りパソコンに馴染まなかった高齢者は、もうケータイがあればパソコンなんていらない!と豪語している。そして日本はパソコンでは世界の先端を行っていると思っているようだ。しかし日本のケータイ産業はガラパゴス化しているという批判もある。
一体どっちなんだ?と思う人も多いのではないか?
そこで2つの記事を紹介したい。
ひとつは日経BP社のITProサイトに毎日交代で記者が書いている「記者の眼」というコラムに書かれていた「ケータイ先進国は“かりそめ”で終わるか」である。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20090302/325723/
(ここにアクセスするには無料がだ登録が必要)
この中で注目したいのが、下記の部分である。
携帯電話は「着メロ」や「ケータイ小説」などで独自の文化を築き,特に若年層は携帯電話でこと足りているとの分析をよく耳にする。その一方で,「若年層にパソコンを与えると『どうしてこんなに便利なものを使わなかったのだろう』との声をよく聞く」(コンテンツ産業に詳しいシンク森祐治社長)との指摘もある。
そう、パソコンは便利な道具であり、そのパワーは一昔前の大型計算機を凌ぐものである。それにケータイが置き換わるわけがない。
そしてもうひとつは「ケータイが若者のITリテラシーを押し下げる」という「はてな匿名ダイアリー」にあった文章である。
http://anond.hatelabo.jp/20070708220041
携帯性の高さと通話機能を除けば、携帯電話にできてPCに出来ないこと、PCが劣っている点など無いのであるが、その逆は枚挙に暇が無い。
・・・・・
この情報社会においては、ITリテラシーの欠如は単位時間当たりの仕事量を著しく低下させる。同じ仕事をPCではなく携帯で行えば、はるかに多くの時間とコストがかかるであろう。それは日々積み重なり、大きな格差を生む。それは娯楽においても、ビジネスにおいても同じである。ITリテラシーを高める工夫ができるかどうかは結局は個人の資質なのであると言ってしまえばそれまでだが、こうしたケータイ文化はその機会自体を奪ってしまっているような気がしてならない。携帯電話とPCは時と場合に応じて使い分けるべきものなのであって、PCに近づけようと高機能を無理に搭載した所で、殆ど付加価値を生んでいないのが事実であろう。
全くもって同感である。
また、企業はセキュリティー管理に汲々として、シンクライアント化を進めているが、それも折角コンピューター室に鎮座していた大型計算機を情報システム部門が独占していた時代から、パソコンをエンドユーザーに開放して、エンドユーザー・コンピューティングを実現したのに、逆行するものであり、ITリテラシーを押し下げるものである。こんなことでは世界で活躍する人間を育成できるわけがない。
唐澤豊@唐澤塾
【2009/03/06 23:08】
信象(思想・信条・所信・哲学)
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コメント
元々課金の容易な携帯と、何でもフリーが基本のPCでは、供給側の意気込みが違うのでは?
携帯で何でもできると豪語している人たちは、この儲かる仕組みを維持したいわけですから、ユーザーがPCに逃げない工夫を続けているというのが私の(うがった?)見方です。
【2009/03/07 01:01】 URL |
Soundbox
#mQop/nM. [
編集
]
確かに
既得権を持っている企業はそれを守りたいでしょうね。
業界のためとか、日本のためとかより、自分たちの利益優先だから仕方ないですけどね。
【2009/03/08 12:39】 URL | 豊 #- [
編集
]
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PROFILE
Author:唐澤 豊
還暦を期に長髪から一気に坊主頭にしました。これから20年間、第2の成人を迎えるまではこれでいこうと思います。でもやっぱり冬は寒いし、夏は暑いので、帽子を愛用しています。
●情報通信業界の米国系企業を中心に40年間、営業以外の仕事はほとんど経験。技術以外には、マーケティング・ブランディング、組織論、人事評価制度、企業文化なども経験。今まで3つ会社を始めましたが、被買収・売却などの後、現在は4度目の会社で、南仏に本社があるマルチメディア通信用ミドルウェアのデータメディア社の日本法人でボイス・クラウドへの普及を目指しています。
●経営労働管理士。日本躾の会評議員。
●音楽(ビートルズ、S&G、フォーク、ニューミュージック等)、グラフィックデザイン、水彩画を趣味とするので、マルチメディア技術の活用に大いに期待しています。読書、宇宙の真理探求が最近の趣味。ストレッチ、真向法、西勝造先生の西式健康法を実践中。
●故
津留晃一さん
の著作や講演録(CD)に触れて「人生の目的は体験することである」ということに納得しています。
●詳しいプロフィールは「自己紹介」のカテゴリーにあります。
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