“A day in the life”というブログに表題のようにプリウスは「走るエアコン」である（笑）という
大変興味深い記事があった。

今、日本で最も売れている車であるプリウスの試乗記である。

マツダレンタカーで車を借りたら、マツダの車に試乗できるかと思って予約したら、
マツダの車ではなく、新車のプリウスが配車されたというのも笑えるが、
乗ってみた感想は「予想通りに楽しさのかけらもないクルマなのでありました（笑）」ということだ。

私もどういうわけか、トヨタの車には興味がなく、今まで一度も買ったことがないので
（因みに、私が今まで買ったのは、いすゞ＞いすゞ＞いすゞ＞日産＞アウディーである）、
プリウスにも余り興味が無かったが、この試乗感想を見て、なるほどと思った次第である。

そして問題点を13点挙げているが、それらの中で、娘が買った三菱iにも共通する問題があり、
フロントのデザインが似ているから、同じような問題があるのだろうと妙に納得した。

それらは、以下の２点である。

・Aピラーが寝すぎ、太すぎで視界が悪い
・Bピラーが太すぎで右斜め後ろの視界がかなり悪い

最近、娘の三菱iに時々乗っているが、ボンネットが無いに等しいデザインなので、
ルーフを支えるために、フロントのピラーを太くする必要があるのだろうが、
そのために、ピラーの間に三角窓のような小さな窓まであって、
右斜め前方の視界がかなり遮られるのだ。

プリウスもこれと同じような感じなんだろうなあ、と思った。

三菱iの場合、もうひとつのデザイン上の問題は、サイドのラインが水平ではなく、
リアに向かって斜めに上がっていることだ。
見た目は良さそうだが、何が問題かというと、車庫入れである。
我々はバックで車庫入れする場合、両側の窓を見ながら左右の車との位置を確認しているから、
その線が斜めだと、車が曲がってしまうのだ。
だから相当神経を使わないと、真っ直ぐに駐車できないのだ。

こうしたことも車を設計する人はちゃんと考えて貰いたいものだ。
彼らは自分でちゃんと運転してみたのだろうか？

唐澤豊＠唐澤塾